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【アトムの童】8話あらすじと感想。SAGAS崩壊の危機!那由他に本心を打ち明けた興津だったが・・・

あんのん君

妙香、SAGASの敗色が濃厚だぞ。
宮沢ファミリーオフィスの女社長は相当な策士だな。

岩松妙香

興津が警察に捕まったのも意外だった。
SAGASの中に内通者がいたんじゃないかな?
元支店長の小山田がアヤシイね・・・

出典:アトムの童8話

「宮沢ファミリーオフィス」による、
「SAGAS」の買収問題が浮上する中、
「アトムの童」の技術を取り返すためにも、
宿敵・興津(オダギリジョー)のもとで、
ゲーム開発をすることを決めた那由他(山崎賢人)。
隼人(松下洸平)は一人シアトルへ向かうことを決め、
二人の溝は深まり、決別することとなった。
「SAGAS」の経営存続を賭けた株主総会までに、
新作ゲームの開発に取り組む那由他だが、
期日が迫る中、アイデアが浮かばず行きづまってしまう。
不利な状況を察した興津は、最後の頼みの綱である、
ある男(山崎努)の元へ向かうが…。
そんな中、運命の株主総会が開幕する。

(公式サイトより引用)

目次

おもな登場人物(敬称略)

出典:アトムの童8話

ゲームクリエイター「ジョン・ドゥ」

安積那由他(山崎賢人)
天才ゲームクリエーター。ある事情から宿敵のSAGASに協力。

菅生隼人(松下洸平)
那由他の相棒。シアトル行きを取りやめSAGASを潰すために動く。

アトムの童の社員たち

富永海(岸井ゆきの)
アトムの童の社長。那由他と共にSAGASの株主総会に出席。

富永繁雄(風間杜夫)
海の父親。アトムロイドの使い方をSAGASの社員に教える。

八重樫謙吾(でんでん)
アトムの童の専務。社員たちに食事やコーヒーを振舞う。

各務英次(塚地武雄)
天才造形師。いつも明るい社内のムードメーカー。

モッチョカフェ

森田聡(岡部大)
店長。アトムとギクシャクした那由他を励ます。

IT企業SAGAS

興津晃彦(オダギリジョー)
敏腕社長。那由他とゲームをして本心を語る。

吉崎誠(六角慎司)
興津の秘書。社長に対する忠誠心が篤い。

小山田賢雄(皆川猿時)
役員。興津に協力していたが裏切った模様。

宮沢ファミリーオフィス

宮沢沙織(麻生祐未)
社長。SAGASの株を大量取得し買収を画策する。

キーパーソン

伊原総一郎(山崎努)
保険会社つむぎ生命の元会長。SAGASの株を8%所有している。

アトムの童8話の感想

出典:アトムの童8話

心で思ってても言わなきゃ伝わらない

興津、本当は悪い人じゃなかったんですね。

日本の技術を守りたいという情熱は、
下町ロケットの佃社長に通じるところがあります。

でも、そういう志を持つなら、
言葉で相手に伝えないとダメですよ。

那由他たちが開発した「スライドブーン」が、
訳の分からない外資系企業に奪われるのが嫌で、
SAGASが買い取ったわけですが、
きちんと腹を割って契約について話すべきでした。

そうしていれば、那由他と隼人は、
SAGASの正式なクリエーターとして、
ヒットゲームをバンバン開発したでしょう。

しかし、ずいぶんとストーリーが変わりましたね。

当初は亡くなった公哉くんのリベンジのため、
那由他と隼人が興津を懲らしめると思ってました。

小さなゲーム会社が、
巨大IT企業に勝つという話は、
ロープレの魔王退治みたいで、
めっちゃワクワクするんですが・・・

まあ、ドラクエでも、
敵だった人物が途中で仲間になることがあるので、
そういうことだと思っておきます。

とはいえ、興津と協力するという流れになるなら、
公哉くんは存命のほうが良かったですよ。

SAGASが買収されかかっていますし、
警察に連行されたのは気の毒ですが、
興津はやっぱり罪な男です。

不器用なのは仕方ありません。

しかしそれが、那由他たちの悲劇のもとになったのは、
なんともやり切れない気分です。

株主たちはゲームを理解してくれるだろうか

宮沢ファミリーオフィスの裏工作は、
本当に狡猾なやり方で、
シアトルに行こうとしていた隼人も取り込んでしまいました。

アメリカのゲームクリエーターの人は、
宮沢サイドについていたわけではなく、
本当にジョン・ドゥのファンだったんですね。

疑ってしまってごめんなさい!

隼人は興津を許すことができないので、
SAGASを潰すといいますが、
この考え方はやめたほうがいいですね。

会社という大きな組織は、
一個人の感情でどうこうできるものではないからです。

それにSAGASを潰したって、
公哉くんはもう二度と戻ってきません。

今は気持ちを切り替えて、
ゲームを作ることに専念するべきです。

那由他はアトムのためにも、
公哉くんのためにもSAGASを助けるのがベストと考えて、
あえて興津に協力しました。

その心意気はアトムロイドを開発した繁雄にも伝わり、
暗礁に乗り上げていたデモ制作を進めることができました。

さて、株主総会でのプレゼンですが、
宮沢ファミリーオフィスに勝つためには、
株主全員をSAGAS側につける必要があります。

ゲームが持つ可能性や素晴らしさを、
那由他がどれだけ語ることができるか。
勝負の鍵はそこにかかっていますね。

隼人は宮沢サイドで動いていましたが、
頭の切れる彼のことなので、

「敵を欺くにはまず味方から」だと信じたいです。

アトムの童8話のセリフ集

出典:アトムの童8話

安積那由他

ゲームは体験して初めてわかるもんなんだよ。
今のは複雑になりすぎてる。
原点に帰るべきかもな。

菅生隼人

SAGASがある限り、
俺たちは過去に縛られ続ける。
だけど、俺たちはもう、
自由にゲームを作るべきなんですよ。
これで全部終わりにするつもりです。

富永繁雄

いいか。キャラクターの動きってのはな、
リアリティーよりデフォルメしたほうが迫力が増すんだ。
リアルを追求しすぎてワクワクを失くしてる。
夢を与えるのがゲームだろう?

八重樫謙吾

姫、いけませんよ。
鍋は「美味しくなりますように」と、
かき回すもんです。
気持ちが晴れないのはよくわかります。
正直、私も曇り空です。
おそらく会長もガミさんも、
心の中では同じことを思っていると思いますよ。
成り行きとはいえ、那由多くん一人に、
すべてを背負いこませたままでいいのかって。

興津晃彦①

日本には優れた技術がたくさんある。
その技術を持ったほとんどが町の中小企業だ。
その技術を守って世界に発信したい。
その思いでSAGASを立ち上げた。
君たちのゲームも同じだよ。
結局、完成できなかったら勿体ない。
その時はSAGASが代わって、
ゲームを完成させるということで契約した。

興津晃彦②

実はゆうべの相手がしつこくて、
夜通しゲームをするはめに・・・
ゲームをしながら、
会社を立ち上げた頃のことを思い出しました。
理想に燃えていた青臭い頃を。
技術とは人です。
データや製法だけを借りてきて、
真似できるものではない。
ですが私は、SAGASが大きく・・・
そう、ガリバーになるにつれ、
利益ばかりを求めて来た。
人を大事にしてこなかった。
自分だけしか信じられなくなって。
初心を忘れていたのかも知れません。
私は初心に、会社は原点に立ち返り、
これからは経営して行きたいと思います。

アトムの童8話の基本情報

出典:アトムの童8話

本放送日:2022(令和4)年12月4日
脚本:神森万里江
音楽:大間々昂
演出:大内舞子
制作著作:TBS
視聴率:9.6%

あんのん君

最後まで読んでくれて、ありがとな。

岩松妙香

またのご訪問をお待ちしています。

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