妙香、ブレーザーの特別総集編を観たか?
驚いたことに、ゲストがヒーローの活躍を語るんだ。
それは珍しいね。
ブレーザーは妻子持ちの隊長が変身するし、
ヒーローの造形も斬新だけど、
特別総集編も今までとは違うんだね。
制作側の本気が感じられるよ。
地球を舞台に繰り広げられる、
引用元:ウルトラマンブレーザー第4話(予告ナレーション)
ウルトラマンブレーザーと怪獣たちの戦い。
それは市井の人々の目にどう映っているのか?
次回『ウルトラマンブレーザー』
特別総集編「巨大生物の正体を追え」
カメラが捉えたものが全てとは限らない。
ウルトラマンブレーザー特別総集編①のあらすじ
出典:ウルトラマンブレーザー特別総集編①
怪獣災害が頻発する東京。
テレビ局で働く3人の人々は、
市民ならではの目線で、
ヒーローと怪獣たちを見ていた。
今回の特別総集編はドラマ仕立てで、
ブレーザーとSKaRDの戦いを振り返る。
テレビ局の人々(敬称略)
キヨシマダイラ・レイコ(北村まあさ)
リポーター。怪獣災害の現場で活躍する。
テラシマヅ・サブロウタ(火野蜂三)
チーフディレクター。番組の視聴率を気にしている。
ニホンマツ・タクマ(優太)
若手のAD。ミリタリーおたくでアースガロンのファン。
ウルトラ戦士
ウルトラマンブレーザー(CV:岩田栄慶)
ヒルマ・ゲントが変身する。必殺技はスパイラルバレード。
ウルトラマンブレーザー特別総集編①の感想
出典:ウルトラマンブレーザー特別総集編①
あえて主要人物を出さなかった
近年のウルトラシリーズは、
5話の放送が終わると、特別総集編を挟んできます。
毎年の恒例行事のひとつなんですが、
主人公周りの関係者ではなく、
市井の人々を登場させたのは意外でした。
怪獣災害が起こると、
もっとも被害を受けるのは彼らなので、
いろいろと言い分があったんでしょうね。
でも、テレビ局員だったためか、
怪獣に対する怒りはほとんど感じられず、
番組制作のネタとして語られていたんです。
とはいえ、ブレーザーのことは、
「正義の味方」としてちゃんと認識していました。
4話で曽根崎が起こした事件についても、
彼の「自作自演」だと言い切ってますし、
報道関係者としての視点は確かです。
SKaRDのメンバーが出なかったのは、
ちょうどお盆に差し掛かっていたので、
数少ない休暇だったのかも知れません。
また、あえて主要人物を出さないことで、
客観的に物語を振り返ってもらおうという、
制作側の意図があったんでしょう。
1966年に放送されたウルトラQでも、
メイン3人が出てこない話がありましたが、
ブレーザーは本当に原点に立ち返った作品ですね。
テレビ局の人々は今後も出る?
怪獣やウルトラマンだけでなく、
引用元:ウルトラマンブレーザー特別総集編①(テラシマヅ・サブロウタのセリフ)
足元にも目を向けないとな。
チーフディレクターのテラシマヅは、
なかなかいいことを言ってましたが、
このセリフ、今後の伏線になりそうだと思いました。
ゲントはSKaRDに所属していますが、
彼の妻子は一般人ですから。
他の隊員の家族や友だちも同しです。
平和を守ることは大切ですが、
市民のことを考えると、
被害を最小限に抑えて戦いたいですよね。
テレビ局の人々はいい特番を作るために、
「防衛隊にも取材に行きたい」とやる気満々でした。
しかし、取材の許可は下りず、
その上、特番はスポンサーの意向で、
アニメに差し替えになってしまいました。
いわゆる「トップシークレット」ってやつです。
でも、この程度のことじゃ、
押しの強いテレビ業界の人々は諦めないと思います。
たぶん彼らの活躍のおかげで、
ゲントの妻子の居場所が、
明らかになるんじゃないでしょうか。
だからテレビ局の3人は、
今後も出てくる可能性がありますね。
来週は私が気に入っているカナン星人が出てくるので、
放送が待ち遠しいですよ!
ウルトラマンブレーザー特別総集編①の公式ツイート
出典:ウルトラマンブレーザー特別総集編①
市民目線で語られた特別総集編、
なかなか面白かったぞ。
怪獣特番は中止になってしまったが、
何のアニメに差し替えられたんだろうか?
テレビ局というのは、
スポンサーに逆らえないから大変だな。
ウルトラマンブレーザー特別総集編①の基本情報
出典:ウルトラマンブレーザー特別総集編①
本放送日:2023(令和5)年8月12日
構成担当:足木淳一郎
登場怪獣、宇宙人:1~5話の怪獣たち
オープニングテーマ「僕らのスペクトラ」きだたにひろし
エンディングテーマ「BLACK STAR」MindaRyn
予告ナレーション:吉本元喜
演出:村上裕介
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。