ミケさん「霧降山の伝説」って、なんか怖い感じがするけど、
今回はホラー展開なの?



いや、ホラーというよりは・・・
まあ、本編を見てみればどういう話かわかるぞ。
オメガの意外な過去も明らかになったんだ。
【オメガ】#8「霧降山の伝説」のあらすじ
霧降山にハイキングに来ていたカップルが、
突然、道に迷ってしまった。
当てもなく歩くと、地図にない集落にたどり着く。
しかし、そこには巨大な怪獣が!
慌てて逃げ出すと、川で人々がキャンプをしていた。
そんななか、アユムは安政大学のサークルから、
霧降山で起きる超常現象について依頼される。
アユムはソラトとコウセイに一緒に来てほしいというが、
仕事が忙しいコウセイは乗り気ではなかった。
ソラトは褒美が「ロコモコ丼」と聞いて飛びついた。
現地に到着した3人は今回の依頼主である、
『ゴーストライダーズ』のメンバーに会う。
だが、彼らは一筋縄では行かない連中であった。
おもな登場人物(敬称略)
オオキダソラト(近藤頌利)
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。
ホシミコウセイ(吉田晴登)
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。
イチドウアユム(工藤綾乃)
国立自然研究センターに勤務する生物学者。
ゲスト出演
南方大吉(渡辺裕太)
『ゴーストライダーズ』のリーダー。
山根正太郎(藤田真澄)
『ゴーストライダーズ』のメンバー。
志茂山周平(細谷雅幸)
『ゴーストライダーズ』のメンバー。
登場怪獣(モンスアーガー)
【オメガ】#8「霧降山の伝説」の感想
めちゃくちゃ面白かったです!
ウルトラシリーズの魅力は、
シリアスな話とコメディに全振りした話を、
うまくブレンドしてる所なんですよ。
タイトルだけ見ると、
山で人が遭難する怖い話に思えますが、
いざ蓋を開けてみたら、
爆笑シーンが盛りだくさんだったんです。
とくにゲストの3人が強烈でした。
ウルトラマンオーブの「怪奇現象追跡サイト(SSP)」が、
モデルだということは一発でわかりましたね。
「空中波動固定装置」という、
どこかで聞いたようなアヤシイ機械を持ってましたし、
AIを使って、異次元空間の扉をつくるなど、
どう見ても普通の大学生には思えません。
「ユピアイエー!」「ユピアイオー!」という、
3人の奇妙な掛け声にも驚きましたが、
ソラトがそれを気に入ったのは2度ビックリです。
太平風土記に記された記録
元ネタがSSPなので、
オーブのキーアイテムだった太平風土記が出てきました。
その記述によると、霧降山にいる巨大生物は、
1000年以上前に空から降って来たといわれ、
「悪牙」という名前をつけられています。
この巨大生物はモンスアーガーだったわけですが、
2022年放送のウルトラマンデッカーでは、
1300年前に地球に来たという設定でした。


モンスアーガーは「阿賀大明神」と呼ばれ、
ユノハナ町にある神社の御神体になってました。
でも、その正体はメラニー遊星が送り付けた、
通信販売のアイテムだったんです。
オメガの地球とデッカーの地球は、
当然まったく違う世界ですが、
約1000年前にモンスアーガーが来たというのは同じなんですね。
実は太平風土記には、
すごく重要なことが書かれていました。
オメガの地球に現れた「悪牙」は、
ダイダラボッチという巨人に封印されていたんです。
どうやらオメガは1000年以上前にも、
地球にやってきたみたいですが、
ソラトの記憶があいまいなので、詳しいことはわかりませんでした。
謎の少年の正体は・・・
今回の話でいちばん気になったのは、
森の中にいた坊主頭の少年です。
アユムを助けてくれたので、いい子だと思うんですが、
どうしてオメガを知っていたんでしょうか。
少年は冒頭に出てきたカップルと、
ソラトとアユムには姿を目撃されていました。
でも、コウセイだけは見てなかったんですよ。
これは私の想像になりますが、
少年は「もうひとりのコウセイ」ではないかと思います。
つまりこういうことです。
並行同位体については、
ゾフィーがこのように語っています。
『歴史のどこかで分岐して時間軸を超えてきた存在』
コウセイはメテオカイジュウを使役できるので、
普通の人間ではないことは明らかなんですが、
オメガの盟友あるいは守護者でしょう。
地球人ではあるものの、
何かがキッカケで特殊能力を持ったんですね。
コウセイはそのせいか、
自分の人生について思い悩む時があります。
でも、ある意味。
引用元:ウルトラマンオメガ8話(ホシミ・コウセイのセリフ)
あいつら幸せだと思うけどな。
ひとつのことに熱くなれるのは。
ちょっとうらやましいよ。
いやいや、コウセイだって、
ひとつのことに夢中になってるじゃないですか。
トライガロンやレキネスを可愛がるのは、
ソラトと一緒に戦ってるからですよ。
これからも自分の思うままに、
やりたいようにやっていけばいいと思います。
それにしても、
トライガロンは強くてカッコよくて最高ですね!
コウセイとコンタクトするために前足を動かした仕草は、
本当にトラ猫みたいでした。
ソラトはロコモコ丼を美味しそうに食べました。
でも、ロコモコはなんでロコモコっていうのか、
気になったので調べてみました。
ロコモコ丼の名前の由来は、
引用元:Google検索AI
発祥とされる1949年のハワイ島ヒロで、
アメリカンフットボール部で大胆なプレイをしていた少年が、
「Loco(スペイン語でクレイジーの意味)」とニックネームで呼ばれており、
そのニックネームに語呂の良いハワイ語の「Moco(混ぜる)」を組み合わせて、
「ロコモコ」となった、という説が有力です。
爆笑の中にも重要な伏線が隠されてるのは秀逸ですね。
SNS企画「コウセイの秘密の日報」その8
【オメガ】#8「霧降山の伝説」の情報



最後まで読んでくれて、ありがとう。



またの来訪を待っているぞ。

