ミケさん宇宙人って、あの手この手で地球侵略するけど、
人間を消しちゃうヤツがいるらしいね。
あんのん君ケムール人のことか。
あいつらは実に自分勝手な種族で、
延命のために人間を狙ったんだ。
一度は退治されたんだが、
また暗躍をしてるらしいな。
【Z】#18「2020年の再挑戦」のあらすじ
市街地に突然、地底怪獣パゴスが現れた。
ヨウコはキングジョーSC、ハルキはウインダムで出撃するが、
どういうわけか、忽然と姿を消してしまう。
ハルキはパゴスの痕跡を探すため、とある公園に行く。
すると、赤い雨傘をさした不思議な女性と出会った。
カオリと名乗る彼女は、深刻な悩みを抱えているようだった。
ハルキは自分がストレイジの隊員だと自己紹介するが、
「私を殺して」と物騒なことを言いだす。
驚くハルキがヨウコからの通信に応えていると、
カオリはどこかに行ってしまった。
おもな登場人物(敬称略)
ナツカワハルキ(平野宏周)
ストレイジの作戦班に所属する新人の特空機操縦士。階級は3等特尉。
ナカシマヨウコ (松田リマ)
ストレイジ作戦班班長のエースパイロット。階級は2等特尉。
オオタユカ (黒木ひかり)
ストレイジ装備研究開発班班長。階級は2等特尉。
ヘビクラショウタ(青柳尊哉)
ストレイジの隊長。階級は3等特佐。
声の出演
ウルトラマンゼット(CV:畠中祐)
M78星雲「光の国」の宇宙警備隊に所属する新人ウルトラマン。
ゲスト出演
カオリ(宇田川かをり)
赤い雨傘をさしている女性。遊園地の観覧車が好き。
登場怪獣と宇宙人(パゴス、ケムール人)
【Z】#18「2020年の再挑戦」の感想
この話は1966年5月8日に放送された、
ウルトラQ19話のリブートです。

ケムール人は非常に発達した医療技術を持っていて、
その結果、500歳という長寿を手に入れたんですが、
老化を止めることはできなかったんですよ。
そこで若い地球人に目をつけ、
母星に連れて帰ろうと企んだんです。
ハルキは偶然、カオリと知り合いましたが、
実は彼女の行く先々で、人間消失事件が起きていました。
カオリが何かを知っているかも知れないと思い、
ハルキとヨウコは二手に分かれて彼女を探します。
ようやく隠れ家らしきところでカオリを見つけましたが、
そこにいたのはカオリではなく、ケムール人でした。
ヨウコは妙な液体をかけられて消えてしまいました。
人間と宇宙人の融合体
カオリは「2020年の挑戦」という本を持っていました。
これは1966年に神田混博士が書いていた小説です。
ウルトラQ放送時は神田博士の下の名前が不明でしたが、
2020年に放送されたZで判明するとは、
よく練られたシナリオですね。
カオリは現代ではなく、1966年の人でした。
ケムール人は延命のために、
自身の肉体と人間を融合する手術をします。
通常はケムール人の力によって、
人間の精神はなくなってしまうんですが、
カオリの場合は強く残っていたんですよ。
それはウルトラマンゼットと融合した、
ハルキと同じ状態でもありました。
原作「ウルトラQ」への全力リスペクト
ヨウコをはじめ、消失した人々を助けるには、
ケムール人を倒さなければなりません。
でも、ケムール人はカオリと融合しているので、
下手したら、彼女を傷つけることになってしまうんですよ。
だからハルキは「できない」と言います。
まさかのバッドエンドかと思いきや、
ベリアロクが助け舟を出してくれました。
ハルキのことは本当に気に入ってるんですね!
ベリアロクのおかげで、ヨウコもカオリも無事に助かり、
1966年の時と同じく、
ケムール人の野望は砕かれたんですよ。
事件解決後にユカが、
ケムール人が最初に現れた時は、
民間人と警官が活躍したというと、
ヘビクラは「勇敢な先人たちだ」と褒めました。
ウルトラQ19話では、
主人公の万城目淳が消されてたいへんでしたが、
彼の助手の戸川一平と、親友の天野のおかげで、
ケムール人を撃退することができたんです。
また、江戸川由利子をガードした警官は、
「宇田川」という名前だったんですが、
カオリ役の人が同じ苗字だったのでビックリしました。
ちなみに冒頭に登場したパゴスは、
ウルトラQ18話で初登場した怪獣です。
何も悪さをせず、
地底に逃げてゆくところは可愛かったですね。
そんな感じで、ウルトラQへの全力リスペクトがありましたし、
辻本監督ならではの細かい演出もあったので、
とても楽しめた回でした。
【Z】#18「2020年の再挑戦」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

