ミケさん前からずっと気になってるんだけど、
オメガって何年前から地球を守ってるの？
あんのん君あの「太平風土記」には、
「ダイダラボッチ」として記録されてるから、
少なくとも１０００年以上前からだな。
もしかすると、それよりも古いかも知れない。
【オメガ】#17「風花」のあらすじ
ＮＤＦが単独で怪獣の撃破に成功した。
「対怪獣試作徹甲弾」という新兵器が通用したのだ。
タイラカズヤスは人類が怪獣に一矢報いたと言う。
ソラトはコウセイと焼きそばを食べながら、
そのニュースを聞いていた。
コウセイは人間だけで撃破したのはスゴイというが、
ソラトにとっては出番がないことが残念だった。
さらに彼は嫌な予感を感じ取っていた。
ＮＤＦの新兵器がサユキの開発したものではないからだ。
そんななか、死んだはずの怪獣の身体から、
黄色い液のようなものが湧き出てくる。
おもな登場人物（敬称略）
オオキダソラト（近藤頌利）
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。
ホシミコウセイ（吉田晴登）
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。
イチドウアユム（工藤綾乃）
国立自然研究センターに勤務する生物学者。
ウタサユキ（山本未來）
アユムの恩師。冷静で快活な女性。
ゲスト出演
タイラカズヤス（長田成哉）
現場指揮を執るNDF士官。合理的だが実直な人物。
登場怪獣（パゴス、エドマフィラ）
【オメガ】#17「風花」の感想
脚本が吉上亮さん、監督が越知靖さんのコンビは、
アークの８話以来ですね。
インターネット・カネゴンでは、
爆笑の中にお金との付き合い方がしっかり描かれてました。
今回はアユムとサユキという研究者の目を通して、
古代生物の生態とその脅威が語られています。
ＮＤＦが強豪怪獣のパゴスを倒したので、
「なかなかやるな」と感心したんですが、
思わぬどんでん返しがありました。
なんと武器（対怪獣試作徹甲弾）の中に、
「エドマフィラ」が潜んでいたんですよ。
「エドマフィラ」は粘菌の一種で、人類よりもずっと古い存在でした。
細胞に核を持ったばかりの原生生物なので、
植物でも動物でもないんですよ。
そんな「エドマフィラ」は驚異的な生命力を持っています。
パゴスの遺骸をベースにして、
生き残るための増殖をはじめました。
「エドマフィラ」は１０００万年前の地球で、
生態系を壊滅寸前までに追い込んだので、
倒さないとたいへんなことになります。
アユムとサユキ、
そしてＮＤＦは「エドマフィラ」根絶作戦を考えますが、
想像以上の強敵で上手く行きません。
オメガの打撃で受けた傷も修復してしまいますし、
レティクリュート光線まで弾き返してしまいました。
何億年も前から地球にいた生物なので、
一筋縄では行かないんですね・・・
とはいえ、怪獣には必ず弱点があります。
「エドマフィラ」は凍結と乾燥がダメだったんですよ。
そこでオメガはヴァルジェネスを使って風を起こし、
「エドマフィラ」を宇宙空間に運びました。
劇中には登場しませんでしたが、
海王星なら風速６００キロの猛烈な嵐が吹きますし、
気温も－２００度なので完璧ですね。
ソラトには双子のきょうだいがいる？
みんなの一致協力で、
やっかいな「エドマフィラ」を倒すことができました。
ＮＤＦのタイラカズヤスのセリフが、
コウセイに響いたのも良かったですね。
お互い、やるべきことをやる。
それが仕事です。
「怪特隊」は世界的な防衛チームのテストだと、
前にサユキが言ってましたが、
タイラカズヤスは隊長になるんじゃないでしょうか。
彼にはリーダーシップがありますから。
ソラトは「エドマフィラ」の調査のために、
サユキと北海道の永久凍土に向かいました。
１０００万年前のことを、
見てきたように話したのも気になりましたが、
それ以上に不思議だったのは『もうひとりのソラト』です。
彼はたぶん、
ソラトの双子のきょうだいなんでしょうね。
私の予想では「アルファ」という名前だと思います。
実は新約聖書の「ヨハネの黙示録」には、
興味深い言葉が記されているんですよ。
私は、アルファでありオメガである－
「始まりから終わりまですべて」という意味なんですが、
物語の謎を解くヒントのような気がしますね。
もし本当に新約聖書がモチーフになっているなら、
オメガは想像以上にスケールが大きい話だと思います。
ＳＮＳ企画「コウセイの秘密の日報」その17
【オメガ】#17「風花」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。