ミケさんガイは苦しんでるね。
自分の力を自分で制御できないのは、
本当に可哀想だよ・・・
あんのん君過去のトラウマのせいだ。
それにガイは優しすぎるから、
理不尽な敵に対しての怒りがすさまじい。
これを克服できれば最強の戦士になれるだろう。
【オーブ】#17「復活の聖剣」のあらすじ
ナオミが入院している病室に、
ひとりの医師が診察にやってきた。
しかし彼は主治医ではなく、
時間も深夜だったので不自然だった。
病室に忍び込んだのはジャグラーで、
ナオミに「私はオーブに殺されかけた」と、
マスコミに対して証言しろという。
ナオミがきっぱりと断ったので、
怒ったジャグラーは彼女に斬りかかろうとするが、
すんでのところでガイが助けた。
ナオミが気づくと見たこともない工場にいた。
ガイは自分のせいで周囲が傷つくことに、
大きな負い目を感じて弱気になっていた。
そんなガイに対してナオミは、
「一緒にいる」と力強く励ます。
そんななか、ビートル隊はオーブを攻撃対象に決定した。
ジェッタとシンはもちろん、渋川もそれには戸惑うが、
守ることと傷つくことは表裏一体だった。
そしてガイはナターシャについて新たな真実を知る。
おもな登場人物(敬称略)
クレナイ ガイ(石黒英雄)
オーブニカを吹きながら旅する青年。ウルトラマンオーブに変身する。
怪奇現象追跡サイト(通称:SSP)
夢野ナオミ(松浦雅)
SSPのリーダー。ジェッタとシンからはキャップと呼ばれる。
早見ジェッタ(髙橋直人)
SSPのメンバー。サイト更新担当で有名人になることが目標。
松戸シン(ねりお弘晃)
SSPのメンバー。調査分析担当で様々なアイテムを開発。
ビートル隊
渋川一徹(柳沢慎吾)
情報特務隊隊長。ナオミの叔父で何かと彼女を気にかける。
本作のメインヴィラン
ジャグラス ジャグラー(青柳尊哉)
ガイの宿敵。普段は黒いスーツを着た人間の姿をしている。
登場怪獣(ゼッパンドン)
【オーブ】#17「復活の聖剣」の感想
ニュージェネヒーローの最強形態お披露目回は、
必ず神エピソードになります。
前回、前々回はしんどさが半端なかったので、
オーブの「真の姿」が復活した時は感動しましたよ。
ガイはこれまで宿敵ジャグラーの暗躍や、
惑星侵略連合などの宇宙人、
そして、別次元の脅威ギャラクトロンから地球を守るため、
様々な形態で戦ってきました。
- スペシウムゼペリオン(初代マン+ティガ)
- バーンマイト(タロウ+メビウス)
- ハリケーンスラッシュ(ジャック+ゼロ)
- サンダーブレスター(ゾフィー+ベリアル)
しかし、ガイは108年前の東欧ルサールカの戦いで、
自分を助けてくれた恩人のナターシャを失っており、
常に罪悪感に苛まれていたんですよ。
そのせいでベリアルの闇の力を制御できず、
サンダーブレスターが暴走する原因となりました。
玉響(タマユラ)姫がベリアルカードをガイに手渡した時、
「強すぎる力は災いともたらすことがあります。
しかし、これが最後の希望です」と言いましたが、
この話を見て、すごく腑に落ちましたね。
九死に一生を得て強くなったナオミ
今回はヒーローパワーアップ回なんですが、
もう一人の主人公はナオミだったと思います。
彼女は地球をリセットしようとする、
ギャラクトロンに捕らえられ、
言語伝達装置として利用されてしまいました。
これが普通の敵なら、
難なく救い出すことができたんですが、
ギャラクトロンは宇宙最強ともいえるスペックで、
一度はオーブを敗北に追い込んだ強者です。
そこでガイは「禁忌の力」である、
サンダーブレスターに変身して戦ったんですが、
ナオミに配慮する余裕はありませんでした。
そのため、ギャラクトロンを倒して、
地球の危機は回避できたものの、
ナオミは意識不明の重体になってしまいました。
でも、いちど命の危機を経験して、
死の淵から生還できた人間は、
想像以上に強くなることができるんです。
かつてのナオミは、
好奇心旺盛ゆえに後先を考えずに突っ走る、
いわゆるお騒がせキャラでしたが、
辛い出来事が彼女を大きく成長させました。
だからこそ、ジャグラーも彼女を狙って、
抹殺しようと企んだんですよ。
ナターシャだけでなく、
ナオミまで傷つけてしまったガイは、
「俺といるとみなが不幸になる」と、
ヒーローらしくない弱音を吐きます。
するとナオミはこう言いました。
勝手に決めないで。
引用元:ウルトラマンオーブ17話(夢野ナオミのセリフ)
あなたが何者で、
どんな秘密を抱えてるのかは分からない。
けど、一緒にいるって、
私が自分で決めたの。
あなたのこと、信じてるから。
「信じる」というのは、
人間の感情の中で最も難しいものです。
何故なら、一片の弱さが入っただけで、
すべて水の泡になるからです。
ガイの中にある光を、
素直に混じりけのない心で見つめ続ける・・・
本当にナオミは、
別人かと思うくらい強くなりましたね。
夢野家はナターシャの子孫
ナオミは不思議な女性です。
幼い頃から「光の巨人」の夢を見続けたり、
ガイが知ってる味のスープを上手に作ったり、
異国のメロディを鼻歌で歌ったりしました。
また、彼女の家には、
代々伝えられているマトリョーシカ人形があるんです。

マトリョーシカは異国の木工品なので、
ナオミとナターシャには、
何らかの関連性があるだろうと、うすうす感じていました。
ジャグラーが病室でナオミを斬ろうとした時、
マトリョーシカがお守りになってくれましたし・・・
夢野家の言い伝えによると、
人形の最後のひとつは「開けちゃいけない」といいます。
ガイが「どうせ空っぽだろう」と自嘲気味にいうと、
ナオミはこう答えました。
違うよ。
引用元:ウルトラマンオーブ17話(夢野ナオミのセリフ)
最後のひとつには希望が残されてるの。
ナオミは弱気になるガイを励ましたあと、
自分の祖先が「ルサールカ出身」だったと語ります。
驚くガイでしたが、
ナオミが異国のメロディを歌い出すと、
マトリョーシカの最後の一個が割れて、
中からガイとナターシャの写真が出てきました。
ナオミはナターシャの血を受け継いでいたんですね。
ガイはルサールカの大爆発で、
ナターシャを失ったと思い込んでいたので、
感激して号泣しました。
ナターシャ、君はあの惨劇を生き抜いて、
引用元:ウルトラマンオーブ17話(クレナイガイのセリフ)
命を繋いでいたのか。
こうして、ナターシャの生存を知ることができたガイは、
長いこと自分を苛んでいた罪悪感から解放されたんですよ。
真の姿の覚醒には属性をそろえる必要があった
オーブはいままで、
2人のウルトラマンの力を借りて変身していました。
でも、心にかかる靄(もや)が晴れて、
ようやく「真の姿」を取り戻したオーブは、
1枚のカードで変身します。
それはナオミが夢の中で、
ガイに手渡した真っ白なカードでした。
己を信じる勇気、それが力になる。
引用元:ウルトラマンオーブ17話(クレナイガイのセリフ)
これが本当の俺だ!
ガイがそう叫ぶと、
オーブリングが反応して、美しい虹色の光を溢れさせます。
覚醒せよ!オーブオリジン!!
オーブの最強形態は「本来の姿」という、
ニュージェネの中では非常に珍しいものです。
それはすべての属性を兼ね備えているからなんですよ。
『光・闇・炎・水・風・地』
このどれか一つが欠けると、
完全な「真の姿」にはなり得ないので、
サンダーブレスターが現れたのは必然だったんです。
災いの中に「希望」があるとは、
まさにそういうことでした。
光と闇は一心同体ですからね。
何かを守ることと、傷つける覚悟・・・
引用元:ウルトラマンオーブ17話(早見ジェッタのセリフ)
それって、オーブも一緒なんじゃないかな?
オーブだって何かを守るために、
何かを傷つけながら戦ってきた。
正義にだって、光と闇の面がある。
そういうことなんじゃないかな?
オーブは6つの力を宿した聖剣「オーブカリバー」で戦います。
その最強の技は、
オーブスプリームカリバーというんですが、
オーブカリバーの4つの属性と、
オーブ自身の「光と闇」の属性をスパークさせるんです。
この時の掛け声、
【解き放て!オーブの力!】が私は大好きです。
本来の自分の持つ力を、
ありのままに最大限に発揮して戦うウルトラマンの姿は、
本当にたくさんの人に勇気を与えてくれます。
オーブのおかげで、
私も、日常で悩んでいたことから解放されました。
自分が自分を信じ続けること。
心の中に宿る思いを否定しないこと。
これがウルトラハッピーに生きるための、
基本形態ではないでしょうか。
【オーブ】#17「復活の聖剣」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

