出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話
妙香、打ち上げ花火ってキレイだよな。
まるで夜空に咲いた花みたいだぜ。
うん、花火は最高だよね。
私はいろんな色に変化するのが大好き。
見てると時間を忘れちゃいそう。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話のあらすじ
望月星太郎は山梨県のある町で、花火師の父・航と暮らしていた。
2022年の夏、新型コロナウイルスの影響で、
各地の花火大会は中止になり、2人の仕事は暇になってしまった。
そこで航は大規模な花火ではなく、
個人向けに打ち上げる花火を売ろうと考える。
航が考えたキャッチコピーは、
「あなたのためだけの花火を打ち上げます」だった。
販促用のホームページやチラシを作った矢先、
航が作業場で倒れて、帰らぬ人となってしまった。
その半年後、星太郎は何故か航の姿を目撃するようになる。
登場人物(敬称略)
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話
望月星太郎(高橋一生)
花火師。望月煙火店の五代目。
望月航(橋爪功)
星太郎の父。半年前に亡くなるが幽霊として現れる。
水森ひかり(本田翼)
個人用花火を依頼した女性。望月煙火店で働きたいという。
田中勇人(小久保寿人)
星太郎の幼馴染。田中工務店の若社長。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話の感想
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話
本田翼さん演じるひかりが気になる
この「6秒間の軌跡」は、
土曜の深夜に放送されているんですが、
30分枠のドラマなんです。
短い時間なので、サクッと見ることができました。
おもな登場人物は、たったの4人しかいないですし、
日々の生活の中の「あるある」も丁寧に描いています。
パッと見にはごく普通のホームドラマです。
でも、亡くなったはずの航(お父さん)が、
幽霊になって出てくるんですよ。
生きてるとか、死んでるとか、
そんなこと、どっちだっていいじゃないか。
ここにいるんだから。
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話(望月航のセリフ)
航の姿は星太郎にしか見えません。
ゴーストものとしては、よくある設定ですが、
主人公の職業が花火師なのと、
親子のテンポの良い会話が面白かったです。
またコロナ禍の影響で仕事が暇になってしまい、
団体向けの花火ではなく、
個人向けの花火を打ち上げるというアイデアもいいですね。
規模は小さくなりますが、
記念日の思い出などにちょうど良いのではないでしょうか。
しかし、個人向け花火を依頼した女性は、
星太郎が打ち上げた花火を見て、
どういうわけか、鼻で笑ってしまいました。
私にとっての素敵と、
望月さんにとっての素敵って違いますよね?
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話(水森ひかりのセリフ)
依頼前にこう言っていたので、
「何か違うな」と感じたのかも知れません。
この女性、水森ひかりは不思議な人で、
星太郎の花火店で働きたいと言い出します。
花火にめちゃくちゃ詳しい人なのか、
それとも、彼女も幽霊なのか・・・
いろいろと想像が湧きますね。
音楽プロデュースはS.E.N.S.Company
ドラマの内容も気に入りましたが、
劇伴がS.E.N.S.Companyに似てるのが嬉しかったです。
それもそのはず。
S.E.N.S.Companyが、
このドラマの音楽プロデュースをしてるからです。
実は私、S.E.N.S.Companyの音楽が大好きで、
何枚かアルバムを持っているんですよ。
ファンになったキッカケは、
NHKスペシャル「故宮の至宝(1997年)」と、
フジテレビのドラマ「二千年の恋(2000年)」です。
6秒間の軌跡の音楽は本当に心地いいので、
サントラも購入すると思います。
全くノーマークのドラマでしたが、
安心して観れるホームファンタジーなので、
最終回まで感想を書いて行きますよ。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~1話の基本情報
- 放送日:2023年1月14日
- 脚本:橋部敦子
- 監督:藤田明二
- 音楽:森英治
- 音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
- 主題歌:夜空を翔ける(歌・ケツメイシ)
- 制作:テレビ朝日、KADOKAWA
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。