出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話
妙香、花火って作るのがたいへんらしいぞ。
一瞬で空に消えてしまうがな。
火薬の微妙な調合とか難しいだろうね。
でも、職人のまごころがこもってるから、
大輪の花火は綺麗なんだと思うよ。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話のあらすじ
ひかりは星太郎が誰かと喋っていることに気づく。
星太郎は素直に父だと答えた。
ひかりは「今もいるんですか?お父さん」と聞くが、
星太郎はその話は忘れてもらっていいからと言った。
しかし、ひかりは幽霊のことが気になった。
興味津々でもっと聞きたいという。
そんななか、星太郎の幼馴染の田中が訪ねてくる。
田中は星太郎とひかりの様子を見て、
2人が恋愛関係だと勘違いしてしまう。
星太郎は田中にひかりは弟子だというのだった。
登場人物(敬称略)
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話
望月星太郎(高橋一生)
花火師。望月煙火店の五代目。
望月航(橋爪功)
星太郎の亡き父。何かにつけて星太郎を振り回す幽霊。
水森ひかり(本田翼)
望月煙火店の従業員。成り行きから星太郎の弟子になる。
田中勇人(小久保寿人)
星太郎の幼馴染。田中工務店の若社長。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話の感想
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話
星太郎とひかりの性格は正反対
このドラマのすごいところは、
30分という短い枠にもかかわらず、
毎回のように名言が出てくることです。
何かするのに、
理由がなくちゃいけないんですか?
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話(水森ひかりのセリフ)
これ、めちゃくちゃいいセリフですよね。
何かをはじめようと思った時、
納得できる理由を探していたのでは、
スタートが遅くなってしまいます。
それに結局、
やらないことになったりもするんですよ。
思いついたら即実行。
それでいいと思います。
自分に合わないことだったら、
いつでもやめればいいんですから。
でも、星太郎はひかりと真逆でした。
なんかさ、理由なく花火作りたいって言って、
ほんとに作っちゃってる水森さんがうらやましい。
俺はいつだって理由を考えてきたよな
今の状態から変わらないでいい理由。
いろいろ理由つけて。
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話(望月星太郎のセリフ)
星太郎はたぶん、
自分がやることに理由がないと、
安心できないタイプなんでしょうね。
そんな真逆の2人が、
ひょんなことから師匠と弟子になりました。
田中が2人の中を「恋愛関係」と思ったからなんですが、
知らない人にしてみれば、そう見えてしまいますよね。
航は幽霊で星太郎以外には見えないですし。
花火は完成まで2ヵ月かかる
ひかりは星太郎の弟子として、
花火づくりを一から勉強することになりました。
これがなかなか大変な仕事で、
ひとつの花火玉が完成するのに、
なんと2か月もかかるんですよ。
美しい打ち上げ花火は一瞬で消えてしまいますが、
花火師が丹念に作っていることを知ったら、
ますます好きになりましたね。
火薬の調合によって、
色が変わるのも面白いです。
花火というと、
夏の代名詞のように思われがちです。
でも、最近は冬に、
花火を打ち上げる町もあるみたいですよ。
見ている人を癒してくれるので、
季節に関係なく打ち上げてほしいですよね。
それはそうと。
冒頭で望月家の前にいた少年は、
いったい誰なんでしょうか。
星太郎がじっと見ていたので、
知っている子供なのかも知れません。
何気ない会話劇ですが、
この話にはまだまだたくさんの謎が隠されてますよ。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~3話の基本情報
- 放送日:2023年1月28日
- 脚本:橋部敦子
- 監督:藤田明二
- 音楽:森英治
- 音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
- 主題歌:夜空を翔ける(歌・ケツメイシ)
- 制作:テレビ朝日、KADOKAWA
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。