出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話
妙香、星太郎の名前ってキレイだよな。
名は体を表すというが、
なんで彼はいつも憂鬱なんだろう。
過去のトラウマのせいじゃないかな。
人間、悩みがあるとなかなか前を向けないよね。
でも、星太郎の人生はまだまだこれからだよ。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話のあらすじ
星太郎はひかりに花火づくりを本格的に教える。
「星」と呼ばれる火薬を見たひかりは、
星太郎の名前の由来ではないかと気づいたが、
何故か多くを語ろうとはしない。
航は「隠すようなことでもない」と言いながら、
かつて出て行った星太郎の母について、
どう呼べばいいか話し合う。
そんななか、田中が小学校のクラス会のために、
星太郎に花火の打ち上げを依頼する。
しかし、理由をあれこれつけて断ってしまうのだった。
登場人物(敬称略)
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話
望月星太郎(高橋一生)
花火師。望月煙火店の五代目。
望月航(橋爪功)
星太郎の亡き父。何かにつけて星太郎を振り回す幽霊。
水森ひかり(本田翼)
望月煙火店の従業員。成り行きから星太郎の弟子になる。
田中勇人(小久保寿人)
星太郎の幼馴染。田中工務店の若社長。
男の子(塚尾桜雅)
謎の少年。星太郎と一緒に全力疾走する。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話の感想
出典:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話
謎の少年は幼い日の星太郎?
このドラマ、たわいない話のように見えて、
意外と謎が多いですね。
星太郎は田中の訪問がキッカケで、
昔のトラウマを思い出してしまい、
勢いで外に飛び出してしまいました。
その時、9歳くらいの男の子が一緒に走ったんですが、
その子は星太郎が倒れ込むと、
何故かいなくなってしまったんですよ。
星太郎がお母さんと別れたのは、
ちょうど9歳の時だったので、
男の子はもしかすると、過去の星太郎かも知れません。
ちなみに、星太郎が田中の依頼を断ったのは、
過去のトラウマと向き合いたくないからでした。
当時の星太郎の担任の先生や、
田中のお母さんはいろいろと気を遣ったんですが、
星太郎にとっては余計なお世話だったんですよ。
良かれと思ったことが裏目に出るって、
本当によくあることですよね。
担任の先生や田中のお母さんは、
悪気があってやったわけじゃありませんが、
多感な年ごろの少年にとっては、
「そっとしておいてほしい」というのが本音でした。
星太郎はいい年をした大人です。
でも、彼の時間は、
9歳の時で止まっているんでしょう。
だから難癖をつけて、
田中の依頼を断ろうとしたんです。
そんな星太郎に対する、
ひかりの洞察力は見事でした。
すり替えは私の得意技でした。
得意中の得意だからわかっちゃうんです。
ごっちゃにして本当に重要なことをわからなくして、
思い出さないようにするんです。
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話(水森ひかりのセリフ)
彼女、明るくて飄々としてますが、
かなり壮絶な人生を歩んできたんでしょうね。
いままでの人生をリセットするために、
望月煙火店にやってきたんですから。
航は生きているのだろうか?
望月星太郎って、
なかなか素敵な名前ですよね。
月に星、そして花火。
いい意味でキラキラネームじゃないですか。
実はこの名前、
彼の両親が2人で考えてつけたものだったんです。
星は母親の理代子が、
太郎は航が命名したんですよ。
いい名前ですね。
複雑な想いが入ってて。
単純な想いでも、どっちでもいいです。
想いは想いですから。
引用元:6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話(水森ひかりのセリフ)
星太郎が生まれた頃は、
両親は仲良く生活していたんですが、
理代子は他に好きな人ができたため、
望月家を出て行ってしまいました。
星太郎は母親について行きたかったんですが、
周囲の人から甘えっ子だと思われたくなくて、
父親のもとに残ることにしたんですね。
それに母親について行くということは、
父親ではない男性と暮らすことになります。
いったい何が原因で、
彼の両親が不仲になったのか・・・
そのカギは航が握っているように思えます。
そんな航について、
ひかりはめっちゃ気になることを言いました。
『お父さん、本当に幽霊なんでしょうか?』
ひかりは航の姿が見えないといっていましたが、
本当は見えているんでしょうね。
だけどもし、航が幽霊ではなく、
生きていたとしたら、
なぜ亡くなったことにしているんでしょうか。
望月家の謎はますます深まりましたよ。
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱~5話の基本情報
- 放送日:2023年2月11日
- 脚本:橋部敦子
- 監督:竹園元
- 音楽:森英治
- 音楽プロデュース:S.E.N.S.Company
- 主題歌:夜空を翔ける(歌・ケツメイシ)
- 制作:テレビ朝日、KADOKAWA
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。