妙香、銀行って意地が悪いよな。
あの支店長は海の上司だったのに・・・
生き方そのものがドライなんだろうね。
あとアトムの財務顧問の鵜飼にも、
何か事情があるような気がする。
出典:アトムの童3話
那由他(山崎賢人)と隼人(松下洸平)が、
「アトム玩具」でゲーム作りを始めて10ヵ月。
繁雄(風間杜夫)たちがデザインしたキャラクターは、
PC画面の中でイキイキと動き出し、
経営再建に向け順調な滑り出しをうかがわせた。
ところがその矢先、やよい銀行の小山田(皆川猿時)から突然、
融資金の即時返金を迫られる。
期限は1ヵ月。 従業員総出の資金集めが始まる。
そんな折、パブリッシャーの晶(玄理)が、
投資家とゲームクリエーターをつなぐ、
大規模プレゼンの大会の参加を提案。
那由他たちはラストチャンスに賭けるが…。
(公式サイトより引用)
おもな登場人物(敬称略)
出典:アトムの童3話
老舗メーカーアトム玩具
安積那由他(山崎賢人)
天才ゲームクリエーター。アトム玩具で新作ゲームを制作する。
菅生隼人(松下洸平)
もうひとりのジョン・ドゥ。那由他の誘いでアトム玩具に来た。
富永海(岸井ゆきの)
アトム玩具の社長。銀行の融資課で働いていたが家業を継ぐ。
富永繁雄(風間杜夫)
アトム玩具の先代社長。おもちゃにかける情熱は人一倍強い。
八重樫謙吾(でんでん)
アトム玩具の専務。最古参の社員で海を「姫」と呼ぶ。
各務英次(塚地武雄)
天才造形師。近鉄バファローズの野球帽をかぶっている。
鵜飼吉久(林泰文)
アトム玩具の財務顧問。家族思いで温和な人物。
やよい銀行
小山田賢雄(皆川猿時)
神田支店長。アトム玩具を支援するが裏で興津と通じている。
井出大(馬場徹)
海の元同僚。ゲーム業界に伝手を持っている。
IT企業SAGAS
興津晃彦(オダギリジョー)
敏腕社長。ゲーム「スラッシュスライド」をヒットさせる。
相良晶(玄理)
パブリッシャー。ゲームクリエーターたちをサポートする。
那由他に関わる人物
森田聡(岡部大)
ネットカフェの店長。那由他の良き友人。
アトムの童3話の感想
出典:アトムの童3話
興津の過去が知りたくなった
このドラマは神森万里江さんの完全オリジナル脚本ですが、
まるで池井戸作品を思わせる展開です。
日曜劇場の代表作は「半沢直樹」なので、
そのテイストに合わせているんでしょうね。
やよい銀行の支店長は海の元上司です。
アトムの社長を継いだ海を支援していたのは、
彼女をバックアップしたいからではなく、
自身の保身のためだったんですよ。
定年後はSAGASで安泰な地位がほしいなんて、
その強欲ぶりにはあきれました。
でも、公式サイトのトップページには、
那由他たちと一緒に小山田も映っていたので、
本当に敵になるのかはまだ分かりません。
余談ですが、小山田という名前は、
武田家を裏切って滅亡に導いた戦国武将の小山田信茂と同じです。
財務顧問(といいつつ実はスパイ)の鵜飼も、
気の毒な役回りですね。
彼はもともと、やよい銀行の本店営業部にいたんですが、
成果を出すことができなくて支店に飛ばされました。
家族を大事にするやさしい人なので、
アトムの雰囲気は嫌いじゃないんですよ。
鵜飼の人柄や才能を考えると、
興津との相性は最悪だと思うので、
下町ロケットの殿村のように、
正式にアトムの社員になったほうがいいと思います。
「じいさんず」とも意気投合しそうな感じですし。
今回は情報量が多くてビックリしたんですが、
パブリッシャーの晶は敵側なんですね。
隼人に近づいたのも全部、
計算ずくということなんでしょうか。
せっかく作った「アトムワールド」のゲームデータが消失しましたが、
犯人は晶のような気がします。
ゲーム業界に携わる彼女ですし、隼人と親しくしているので、
パソコンのパスワードも知ってるはずです。
とはいえ、興津はどうしてそこまで、
アトムをいじめるのでしょうか。
ゲームに恨みがあるのか、
それともアトムそのものにトラウマでもあるのか、
その原因が知りたいです。
公哉くんが「ジョン・ドゥ」のゲームを売り込んだ時に、
ものすごく暗い顔をしていたので、
何かとんでもない闇を抱えているんでしょうね。
興津の過去が知りたくなりました。
アトムの童3話のセリフ集
出典:アトムの童3話
安積那由他
菅生隼人
富永海
各務英次
鵜飼吉久
アトムの童3話の基本情報
出典:アトムの童3話
本放送日:2022(令和4)年10月30日
脚本:神森万里江
音楽:大間々昂
演出:山室大輔
制作著作:TBS
視聴率:9.1%
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。