【帰マン】#2「タッコングの逆襲」感想。傲慢な心ではウルトラマンに変身できない

ミケさん

郷はウルトラマンと一体化したけど、
慣れるまでがたいへんそうだね。

あんのん君

ウルトラマンに変身している時は、
彼の意識が優先してるしな。
うまくバランスが取れればいいんだが。

目次

【帰マン】#2「タッコングの逆襲」のあらすじ

MATに招かれた郷は入隊テストを受けた。
剣道では初心者にもかかわらず、上野に勝ち、
さらに四段の丘をも退ける。
柔道では南を背負い投げして落ちる寸前をキャッチした。
射撃ではノーミスで岸田を上回る成績だった。
申し分のない結果だったので、加藤隊長は入隊を許可する。
だが、郷はウルトラマンの力のすごさに慢心してしまい、
タッコング攻撃の作戦中に身勝手な判断をした。
規律に厳しい加藤隊長は郷をリストラする。

おもな登場人物(敬称略)

郷秀樹(団時朗)※放送当時の芸名は団次郎
主人公。MATの新人隊員。

加藤勝一郎(塚本信夫)
MATの隊長。温和だが規律には厳しい。

南猛(池田駿介)
MAT隊員。チームワークを重視する優しい性格。

岸田文夫(西田健)
MAT隊員。クールなインテリで射撃が得意。

上野一平(三井恒)
MAT隊員。占い好きな三枚目でムードメーカー。

丘ユリ子(桂木美加)
MAT隊員。オペレーター担当だが剣道四段の腕前。

坂田自動車修理工場

坂田健(岸田森)
長兄。郷の最大の理解者で後見人。

坂田アキ(榊原るみ)
健の妹。郷とは相思相愛の仲。

坂田次郎 (川口英樹)
健の弟。活発で明るい小学生。

登場怪獣(タッコング)

別名:オイル怪獣
身長:45メートル
体重:2万3千トン
出身地:東京湾

【帰マン】#2「タッコングの逆襲」の感想

東京湾の海中に逃げたタッコングを撃滅するため、
MATは挟み撃ちにする作戦を立てました。

マットサブ1号には郷と南が、2号には岸田と上野が乗って、
万全の態勢で戦いに臨んだんです。

タッコングは図体がでかいですし、
あまり知力もなさそうですから、
何事もなければ、作戦は上手く行くはずでした。

ところが、自分の能力を過信した郷が、
勝手な判断でミサイルを撃ってしまい、
作戦は失敗してしまったんですよ。

焦った郷はウルトラマンに変身しようとしますが、
何度ポーズをとっても変身できません。

ウルトラの力は真摯に努力する人に与えられる

郷は「自分が特別な人間になった」と勘違いしたんですね。

ウルトラマンと一体化して、格段に身体能力は上がりましたが、
それと人間的な成長は違います。

確かに「なんでもできる」ことは心地いいものです。
でも、それに慢心するのは良くないですよ。

ウルトラマンは自分のことを顧みずに、
少年と子犬の命を救った郷の勇気に感動して、
命を与えてくれました。

そのことをすっぱり忘れて、
勝手に突っ走ってしまったら、
どんなに願ってもウルトラの力は出てこないんです。

坂田兄の厳しい教え

MATをリストラされてしまった郷は、
坂田自動車修理工場に戻って、
再びレーサーを目指そうとします。

しかし、坂田兄の反応は意外なものでした。
郷ではなく、もっと若いヤツと組みたいというんですよ。

郷は十分に若いと思いますが、
昭和は20代半ばで「おじさん」と言われる時代でした。

それはさておき、郷を突っぱねた坂田兄には、
ちゃんと考えがありました。

いまの郷にはひとりで考える時間が必要だ。

引用元:帰ってきたウルトラマン2話(坂田健のセリフ)

そうなんですよね。

郷は自分の力を過信して冷静になれてないので、
頭を冷やすことが重要だったんです。

復活した郷は人助けに奔走する

自分の間違いに気づいた郷は、
タッコングに襲われたコンビナートに行き、
被災した作業員たちを助けました。

先に来て負傷していた南も救出します。

郷の働きぶりを見た加藤隊長は満足そうな表情で、
「かならず来てくれると思ったぞ」といいました。

やっぱりリストラは本心からじゃなかったんですね。

慢心を振り払った郷は、
ウルトラマンに変身してタッコングを倒しました。

これにて一件落着です。

タッコングはイヤな怪獣でしたが、
意外と顔は可愛かったですね。

「帰マン」の魅力は、
郷がレベル1から成長して行く人間ドラマと、
怪獣たちが魅力的なところなんですよ。

【帰マン】#2「タッコングの逆襲」の情報

本放送日:1971(昭和47)年4月9日
脚本担当:上原正三
音楽:冬木透、すぎやまこういち
特殊技術:高野宏一
監督:本多猪四郎
視聴率:25.1%

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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