ミケさんベムスター、サータンと、
強い宇宙怪獣が続いたけど、
地球に強い怪獣はいないのかな?
あんのん君今回出てくるマグネドンは、
地球の磁力を吸い込むという厄介な敵だ。
元は単なるマグマだったんだが、
何らかの現象で怪獣化したんだろう。
【帰マン】#20「怪獣は宇宙の流れ星」のあらすじ
熊沢渓谷で飛行機事故が立て続けに起きた。
エンジンや尾翼など機体そのものに異状はなく、
強力なパワーで地面に叩きつけられたという。
郷は機体の破片を持って宇宙研究部に向かった。
研究員は「太陽の黒点に変化は見られず、
磁気嵐が起きたとは考えにくい」と説明する。
しかし突然、地磁気の大移動現象が発生し、
原因不明の強い磁力が熊沢ダムで観測された。
そしてダムには禍々しい怪獣が出現する。
北極の地下に眠っていたマグネドンが、
ダム建設で弱った地盤を狙って移動してきたのだ。
MATは「アンチマグネット」装置を使ってマグネドンに挑む。
ところが、マグネドンはそれを上回る実力を持っていた。
郷は硬い物質ほど壊れやすいという理由で、
通常爆弾での攻撃を加藤隊長に提案する。
作戦は大成功し、マグネドンはバラバラに吹っ飛んだ。
加藤隊長はじめMATのメンバーは勝利を喜び合った。
だがその夜、落雷を受けたマグネドンは再生してしまう。
責任を感じた郷はレーザー銃で戦おうとするが、
マグネドンに跳ね飛ばされて入院を余儀なくされる。
おもな登場人物(敬称略)
郷秀樹(団時朗)※放送当時の芸名は団次郎
主人公。МATの隊員だがウルトラマンと一体化している。
加藤勝一郎(塚本信夫)
MATの隊長。規律には厳しいが公平で優しい人物。
南猛(池田駿介)
MAT隊員。チームワークを重視する優しい性格。
岸田文夫(西田健)
MAT隊員。クールなインテリで射撃が得意。
上野一平(三井恒)
MAT隊員。占い好きな三枚目でムードメーカー。
丘ユリ子(桂木美加)
MAT隊員。オペレーター担当だが剣道四段の腕前。
坂田自動車修理工場
坂田アキ(榊原るみ)
健の妹。郷とは相思相愛の仲。
坂田次郎 (川口英樹)
健の弟。活発で明るい小学生。
ゲスト出演
佐竹参謀(佐原健二)
怪獣討伐に手こずるMATに厳しい態度を取る。
登場怪獣(マグネドン)
【帰マン】#20「怪獣は宇宙の流れ星」の感想
石堂淑朗さんの初担当回です。
彼のシナリオは奇想天外な設定と、
クスッと笑えるようなツッコミどころが特徴ですね。
エンタメ性を前面に出した上原正三さんや、
シリアスな話を得意とする市川森一さんとは、
ひと味違う魅力があります。
今回登場した怪獣はマグネドンです。
本当に造形が素晴らしいですね。

スタンダードな四足歩行に背中の赤いトゲトゲ、
つぶらで可愛い瞳を持っています。
ウルトラマンとMATを苦戦させる戦闘力もあるので、
当時の子どもたちには人気があったのではないでしょうか。
今ではすっかりマイナーですが、
筆者はガボラの次に好きな推し怪獣なんですよ。
地球最強の敵?
磁力怪獣といえば、
初代マン7話に登場したアントラーが有名です。

アントラーは砂漠の中にアリジゴクを作り、
その中で獲物を捕らえようとしていました。
バラージの町を探索に来た科特隊は、
アントラーの磁力でジェットビートルや、
スパイダーショットを使用不能にされてしまいます。
マグネドンはアントラーよりも、
強い磁力を持っていたので、
MATのアンチマグネット装置も効きませんでした。
また通常爆弾で粉砕しても、
電撃を受けると再生してしまうので、
倒すには磁力を解除するしかないんですよ。
それにはいくつかの方法があるんですが、
いちばん手っ取り早いのは熱処理です。
実は金属を「キュリー温度」と呼ばれる、
高熱(鉄・鋼の場合は約770℃以上)にすると、
磁力が完全に失われます。
そこでMATはマグネドンに電極板をつけて、
発電所から高圧電流を流し込みます。
上手く行くかと思いきや、
マグネドンの重量の方が勝っていたので、
電極板が焼き切れてしまいました。
どんな作戦でもダメなのは、
マグネドンが地球の磁気を吸い込んでいるからです。
前回、前々回の宇宙怪獣も厄介でしたが、
マグネドンは地球最強の怪獣かも知れませんね。
決戦場は月面ですか
そこでウルトラマンは、
マグネドンを宇宙空間に運び出しました。
あの巨体を持って行くのは、
けっこうたいへんだったでしょう。
スカイドン(20万トン)ほど重くはありませんが、
マグマ由来の硬い岩石で出来てますから。
さて、決戦場は地球から宇宙へと変わりました。
公式では月面ということになってますね。
でも、セブンに出てきた月面とは、
イメージがぜんぜん違いますし、
太陽系にある何処かの小惑星だと思います。
あれほど強かったマグネドンですが、
大好物の磁力がない宇宙では、
ウルトラマンの敵ではありませんでした。
チートアイテムのウルトラブレスレットで、
今度こそバラバラにされましたよ。
強敵だったマグネドンが、
ロマンチックな流れ星になるという演出は、
なかなかシュールで面白かったです。
佐原健二さん演じる佐竹参謀が、
MATの解散をチラつかせていましたが、
もう何も言えないでしょう。
MATは全力を尽くして敵と対峙したんですから、
優しくねぎらってほしいですね。
【帰マン】#20「怪獣は宇宙の流れ星」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

