ミケさん昭和のウルトラって、
メインキャストが交代する回が、
よくあったよね。
あんのん君そうだな。
今回はMATの隊長が交代するんだ。
加藤隊長はいい人だったから、
もう少しがんばってほしかったぞ。
【帰マン】#22「この怪獣は俺が殺る」のあらすじ
都会の繁華街でサンドイッチマンが歩いていた。
彼の行くところには何故かゴミが散らかっていた。
サンドイッチマンはゴミを夢の島に捨てに行く。
だが「夢の島」には怪獣が潜んでいたのだ。
サンドイッチマンは溢れた大量のゴミに埋もれてしまう。
その頃、MATでは加藤隊長に辞令が出て、
宇宙ステーションへ異動になることになった。
南・上野・岸田・丘はMATジープに乗る加藤隊長に、
手を振って別れの挨拶をしていた。
加藤隊長は運転する郷に、後任の伊吹隊長について語る。
伊吹隊長は加藤隊長のかつての上官で、
「歴戦の勇士」として有名な人だった。
加藤隊長はMATのこれからに期待していたが、
伊吹隊長の到着は大幅に遅れていた。
その理由はニューヨークのゴミ処理施設で、
MS爆弾を使った戦闘を行っていたからだという。
郷は加藤隊長を送り届けたあと、アキと次郎に会った。
次郎は汚れたポリバケツで遊んでいたので、アキに叱られていたのだ。
郷はプラスチック製のポリバケツに穴が開くのはおかしいと思い、
次郎に夢の島まで案内してもらう。
おもな登場人物(敬称略)
郷秀樹(団時朗)※放送当時の芸名は団次郎
主人公。МATの隊員だがウルトラマンと一体化している。
伊吹竜(根上淳)
MATの二代目隊長。加藤のニューヨーク本部時代の上官。
加藤勝一郎(塚本信夫)
MATの初代隊長。MATステーションに転任する。
南猛(池田駿介)
MAT隊員。チームワークを重視する優しい性格。
岸田文夫(西田健)
MAT隊員。クールなインテリで射撃が得意。
上野一平(三井恒)
MAT隊員。占い好きな三枚目でムードメーカー。
丘ユリ子(桂木美加)
MAT隊員。オペレーター担当だが剣道四段の腕前。
坂田自動車修理工場
坂田アキ(榊原るみ)
健の妹。郷とは相思相愛の仲。
坂田次郎 (川口英樹)
健の弟。活発で明るい小学生。
登場怪獣(ゴキネズラ)
【帰マン】#22「この怪獣は俺が殺る」の感想
第二期ウルトラシリーズは、
1年間(4クール)放送が当たり前でした。
そのせいか、メインキャスト交代がよくあったんですよ。
加藤隊長を演じる塚本信夫さんが、
スケジュールの都合で出演が難しくなり、
劇的な隊長交代となったわけです。
宇宙大怪獣ベムスターが大暴れした18話で、
加藤隊長は親友の梶キャプテンを亡くしてるので、
彼のためにも宇宙ステーションで働こうと思ったんですよ。

加藤隊長はベムスター相手に、
孤軍奮闘するシーンがあったんですが、
この隊長交代劇の伏線だったんです。
夢の島なのにゴミだらけ
怪獣の食性はいろいろありますが、
プラスチックが好物というのは珍しいですね。
いまでは夢の島も、
人々がゆっくりくつろげる公園になっていますが、
かつては大変なところでした。
海が遠浅だったので、人工的な埋め立て地となり、
戦時中からゴミが捨てられるようになりました。
さらに1960年代は日本の高度成長期で、
東京の人口も爆発的に増えたので、
毎日5000台以上の収集車に積まれたゴミが、
夢の島まで運ばれたんですよ。
しかし、そのせいで大量のハエやネズミが発生してしまい、
東京都はその対策に追われてしまいます。
怪獣が「ゴキネズラ」という強烈なネーミングなのは、
このことに由来してるんでしょう。
当時はゴミの分別もしてなかったので、
プラスチックもそのまま混じっていました。
「ゴキネズラ」はプラスチックが大好物なので、
ゴミが大量にある夢の島に住みついてしまったんです。
伊吹隊長は素晴らしい上司
不思議なのは「ゴキネズラ」は1匹だけでなく、
アメリカにも出現していたことです。
短時間で日本まで移動するのは考えにくいので、
昆虫などを媒介にして、
卵をゴミ捨て場に産み付けるのかも知れません。
伊吹隊長は郷たちと合流したかったんですが、
ニューヨークに出てきた「ゴキネズラ」に邪魔されて、
出発が大幅に遅れてしまいました。
きっちり仕事を済ませてから、
日本に向かうという姿勢は強い責任感があっていいですね。
これがいい加減な指揮官だったら、
部下に全部丸投げしてしまいますから。
彼がようやく日本に到着したのは、
ウルトラマンが「ゴキネズラ」相手に苦戦してる時でした。
伊吹隊長はMATアローを巧みに操縦して、
「ゴキネズラ」を攪乱します。
頭の良くない「ゴキネズラ」は、
自分が吐いた糸にがんじがらめになって、
身動きが取れなくなりました。
MATの新隊長がウルトラマンのサポートをするのは、
観ていて胸アツでしたよ。
実は郷、今回の作戦でミスをしたので、
伊吹隊長に3日間の出撃禁止命令を出されていました。
でも、南や岸田たちが危なかったので、
MATを辞める覚悟で戦いに参加したんです。
伊吹隊長とは初対面でしたし、
てっきり雷が落ちるかと思いきや、
郷が戦いで負傷した右手のことを、
「MAT本部の階段で転んだんだろう?」と言ったんですよ。
イケオジで度量が広くて素晴らしいですね!
加藤前隊長が予想した通り、
MATはこれからもっと強くなるんじゃないでしょうか。
【帰マン】#22「この怪獣は俺が殺る」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。


