【帰マン】#6「決戦!怪獣対マット」感想。MAT解散の危機!麻酔弾作戦は上手く行くのか?

ミケさん

帰マンはまだ始まったばかりなのに、
いきなりMATが大ピンチになっちゃったね。

あんのん君

いかに歴戦の防衛チームでも、
怪獣2匹はさすがにキツイだろうな。
初代マンの岩本博士のような、
切れ者のブレーンが味方にほしいぞ。

目次

【帰マン】#6「決戦!怪獣対マット」のあらすじ

郷はウルトラマンに変身して、怪獣2匹と戦うが、
あえなく敗北してしまった。
加藤隊長率いるMATは総がかりで戦いに挑む。
上野と南は斜面で倒れている郷を救出した。
地下から救出されたアキは病院に入院していた。
一緒に買い物に出かけた友人をかばって重傷なのだ。
郷は健気なアキのそばにいてやりたいと思うが、
怪獣討伐で頭がいっぱいの上野には理解できない。
MAT本部では岸田長官が怒り心頭だった。
東京を怪獣のなすがままに蹂躙されていたからだ。
事態を重く見た佐川参謀は、最後の切り札として、
高性能爆弾スパイナーの使用を進言する。

おもな登場人物(敬称略)

郷秀樹(団時朗)※放送当時の芸名は団次郎
主人公。МATの隊員だがウルトラマンと一体化している。

加藤勝一郎(塚本信夫)
MATの隊長。規律には厳しいが公平で優しい人物。

南猛(池田駿介)
MAT隊員。チームワークを重視する優しい性格。

岸田文夫(西田健)
MAT隊員。クールなインテリで射撃が得意。

上野一平(三井恒)
MAT隊員。占い好きな三枚目でムードメーカー。

丘ユリ子(桂木美加)
MAT隊員。オペレーター担当だが剣道四段の腕前。

坂田自動車修理工場

坂田健(岸田森)
長兄。郷の最大の理解者で後見人。

坂田アキ(榊原るみ)
健の妹。郷とは相思相愛の仲。

坂田次郎 (川口英樹)
健の弟。活発で明るい小学生。

ゲスト出演

岸田長官(藤田進)
岸田隊員の叔父。MATの上部組織である地球防衛庁トップ。

佐川参謀(佐原健二)
岸田長官の側近。高性能爆弾スパイナーの使用を進言する。

登場怪獣(グドン、ツインテール)

別名:地底怪獣
身長:50メートル
体重:2万5千トン
出身地:東京

別名:古代怪獣
身長:45メートル
体重:1万5千トン
出身地:東京

【帰マン】#6「決戦!怪獣対マット」の感想

怪獣に都市を蹂躙され、
多大な被害が出るのは本当に困ります。

だからといって、
スパイナーのような危険な代物を使うのは、
リスクがあまりにも大きすぎますね。

都市に住んでいるのは、
丈夫な人たちばかりではありません。

重病で苦しんでいる方や、
足腰の弱いお年寄り、まだ歩けない赤ちゃんだっています。

岸田長官や佐川参謀は、
「東京以外の地方に逃げればいい」と簡単に良いますが、
移動困難な人を連れて行くのは至難の業です。

アキもショッピングセンターで重傷を負い、
絶対安静の状態でした。

東京に避難命令が

スパイナーは小型水爆と同等の威力があるので、
怪獣と一緒に東京が廃墟になる可能性がありました。

岸田長官は東京が怪獣にいいようにされるのは、
世界の恥だと主張しましたが、
廃墟になってしまっては本末転倒じゃないですか。

この考え方って、
セブン26話の地球防衛軍と同じなんですよ。

強い武器を作れば作るほど、
敵もそれに合わせてパワーアップしてしまうんです。

だから、スパイナーを使って、
グドンとツインテールを倒したとしても、
次はもっと強い怪獣が出てきてしまうでしょう。

それに何より、
東京を死の街にしてしまうのは、
日本にとって大きな損失です。

そんななか、アキが入院している病院に、
避難を促す役人がやってきました。

役人は「5時間以内に東京を離れてください」といいますが、
坂田兄はキッパリと断りました。

東京を離れることは、
アキが望んでいないことだったからです。

坂田兄は郷と協力して、
アキを自宅に連れて帰りました。

そこへMATの隊員たちがやってきます。

坂田兄が語る戦争体験

東京に残った坂田兄に対して、
岸田は「こんな所にいると死んでしまいますよ」と言いました。

いやいや、この最悪な状況を作ったのは、
岸田さん、あなたじゃないですか。

次郎が見つけた岩石をしっかり調査して、
ツインテールの卵だと見抜いていれば、
アキのケガも東京が破壊されることもありませんでした。

坂田兄は岸田の言葉に一切文句を言わず、
かつて東京で起きた大きな悲劇のことを語ります。

昭和20年3月、
空襲の時、私はまだ3歳でした。
私のおふくろは、どうしても疎開するのが嫌で、
空襲のたびに、岩の防空壕に飛び込んで、
「この子だけは殺さないでくれ」と、
空を飛ぶB-29に祈ったそうです。
私も、おふくろに似てるんですね。

引用元:帰ってきたウルトラマン6話(坂田健のセリフ)

1971年は終戦からまだ26年しか経っておらず、
戦争当時の記憶がありありと残っていました。

坂田兄のセリフのあとに、
広島の被爆写真が出てきたのが印象的ですね。

ウルトラシリーズは戦いの物語ですが、
軍事行動を奨励しているのではなく、
平和を希求する物語なんですよ。

どんな御大層な理由があろうと、
侵略戦争だけは絶対にやってはいけません。

MATの命がけの戦い

怪獣をやっつけるのは当然ですが、
日本の首都である東京を守り抜くことが、
いちばん大切なことです。

この戦いはグドンとツインテールを倒すだけじゃなく、
MATの存在意義も問われていたからです。

郷秀樹

MATの使命は、人々の自由を守り、
それを脅かすものと命を懸けて戦う。 
隊長、その為にMATはあるんじゃなかったのですか?

加藤隊長

私と一緒に来てくれ。
共にMATの誇りを守り、任務を遂行しよう。

そこで加藤隊長は、
グドンとツインテールに至近距離まで近づいて、
麻酔弾を撃ち込む作戦を考え出しました。

佐川参謀は「上手く行く保証がない」と反対しましたが、
MAT全員が必死でお願いしたので、
岸田長官は「失敗したら解散」という条件をつけて、
作戦実行を許可します。

でも、怪獣が出現した場所は土地がぬかるんでいたので、
郷が乗ったジープが轍にはまってしまいます。

MAT解散の危機!と思いきや、
ウルトラマンが現れて怪獣と格闘をはじめました。

前回の戦いでは劣勢に立たされましたが、
今回は有利に戦うことができました。

MATの作戦で目を潰されたツインテールは、
誤ってグドンの足に嚙みついてしまったので、
ブチ切れたグドンに投げ飛ばされたんですよ。

グドンはツインテールがエサなので、
普通なら食べるところなんでしょうが、
怒り狂っていたので放置しました。

グドン1匹になれば、あとは楽勝です。

ウルトラマンの十八番であるスペシウム光線がさく裂して、
めでたく一件落着となりました。

アキも自宅で意識を取り戻したので良かったです。

東京も無事に平和になりましたし、
不協和音だったMATも一枚岩になったのではないでしょうか。

【帰マン】#6「決戦!怪獣対マット」の情報

本放送日:1971(昭和47)年5月7日
脚本担当:上原正三
音楽:冬木透、すぎやまこういち
特殊技術:高野宏一
監督:富田義治
視聴率:19.4%

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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