あんのん君妙香、お金持ちって誰もが憧れるよな。
プール付きの豪邸や豪華なホームパーティ、
何不自由ない生活はみんなの理想だぜ。
岩松妙香うーん、どうだろう？
見た目がきらびやかでも、
心が満たされないってことはよくあるみたいだよ。
本当の幸せはお金で決まらないと思うな。
出典：合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜第７話
久美が作った上水流エージェンシーのＳＮＳに、
誘拐事件解決依頼のメッセージが届いた。
差出人は有名インテリアコーディネーターの、
石原歩美という女性だった。
歩美は夫の啓士との間に一人娘の星名がいたが、
星名は何者かによってさらわれてしまったのだ。
だが何故か、身代金の要求はなかった。
石原宅には複数の監視カメラが設置され、
夫妻の会話と行動は犯人に筒抜けだった。
涼子と貴山は動物病院の医師とスタッフに変装し、
飼い犬の診察という名目で石原宅に潜りこむ。
やがて犯人は意外な要求を突き付けてくるのだった－
おもな登場人物（敬称略）
出典：合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜第７話
上水流エージェンシー
上水流涼子（天海祐希）
元弁護士の探偵。ありえない方法で事件を解決する。
貴山伸彦（松下洸平）
涼子の助手。ＩＱ１４０の天才で猫が大好き。
涼子の協力者
諫間久美（白石聖）
涼子の宿敵・諫間の娘。世間勉強のために上水流エージェンシーに来る。
丹波勝利（丸山智己）
警視庁相談センター勤務。ダーティーハリーのファン。
有田浩次（中川大輔）
貴山の古い友人。裏社会に顔が効く青年。
ゲスト出演
石原歩美（酒井若菜）
インテリアコーディネーター。夫とは不仲で口喧嘩が絶えない。
石原啓士（山崎樹範）
歩美の夫で経営コンサルタント。歯科医の白鳥と不倫している。
石原星名（山本紗々萊）
石原夫妻の娘。何者かに誘拐される。
赤西里穂（滝裕可里）
啓士の秘書。
青田（小柳友）
建築家。歩美の仕事仲間で新居をデザインした。
白鳥薫（水沢エレナ）
啓士が通う歯科の担当医。
桃井聡子（彩輝なお）
啓士が行きつけのスナック「桃」のママ。
黒川広大（野村祐希）
歩美が通うジムのパーソナルトレーナー。
岡田美沙（浅川梨奈）
星名の元家庭教師。以前に啓士と不倫していた。
合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～第７話の感想
出典：合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜第７話
寂しいからって不倫はいけない
石原夫妻、仕事はめちゃくちゃできるみたいですが、
親としては完全に失格ですね。
７歳の女の子が狂言誘拐を企てるなんて、
本当に可哀想じゃないですか。
そもそも、啓士が不倫などしなければ、
今回の事件は起こりませんでした。
歩美の仕事が忙しくなってしまい、
夫婦の会話が減ってしまったんでしょうが、
寂しいから不倫に走るのは、人として間違っています。
共働きでも真面目にがんばっている人は、
世の中にたくさんいますからね。
しかも啓士は最初の愛人を振ったことで、
彼女の恨みを買うことになってしまいました。
石原夫妻は涼子にキツイお灸を据えられましたが、
当然ではないでしょうか。
星名ちゃんは何不自由ない贅沢な暮らしより、
小さなアパートでも、家族仲良く暮らすことを望んでいたんです。
不幸中の幸いは、
歩美が青田に誘われても断っていたことですね。
啓士は寂しいだけではなく、
真面目で仕事もできる歩美に嫉妬していたんでしょう。
でも、涼子たちの活躍で、
石原家の騒動はどうにか収まりました。
上水流エージェンシーは、
事件解決の報酬金で１５００万円をゲットしましたが、
経営状態が火の車なので、
ほとんど返済に消えてしまいました。
涼子は書籍代の「３７７６円」という数字を見て、
何かを思い出したようでしたが、
あの数字はいったい何なんでしょうか？
一般的には富士山の標高を表しますが、
涼子にとっては過去の殴打事件と関係あるのかも知れませんね。
パーティの参加者に小柳友さんを発見！
今回は地獄のホームパーティの参加者の中に、
意外な人を発見しました。
出典：合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜第７話
歩美の仕事仲間・青田を演じていたのは、
ウルトラマンデッカーで、
バズド星人アガムスを演じた小柳友さんです。
出典：ウルトラマンデッカー第２３話
小柳さんの演技力は、
デッカーを観ている時から「すごいなぁ」と思っていましたが、
またお目にかかることができて嬉しかったですね。
次回は涼子の高校時代のエピソードが語られ、
貴山の胸の内も明らかになりますよ。
合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～第７話の公式ツイート
合理的にありえない～探偵・上水流涼子の解明～第７話の基本情報
出典：合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜第７話
本放送日：２０２３（令和５）年５月２９日
原作：柚月裕子「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」（講談社）
脚本：根本ノンジ
音楽：真鍋昭大
エンディングテーマ：彼は誰どき（ざきのすけ。）
演出：倉木義典
制作著作：関西テレビ放送
視聴率：７．５％
あんのん君最後まで読んでくれて、ありがとな。
岩松妙香またのご訪問をお待ちしています。