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【ケイジとケンジ、時々ハンジ。】第1話あらすじと感想。刑事・検察・地裁・・・三者三様の正義の形

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。

 

妙香、2023年4月の連ドラの感想は、
「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」からスタートなのか。
お前は本当に法律に関わるドラマが好きだな。

このドラマは刑事と検事のやり取りが面白いんだ。
それに鉄壁の判事も物語に加わるし・・・
ひとつの事件を三者から見ると、どういう解釈になるのか、
めっちゃ興味深いんだよね。

 

 

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話

 

横浜みなとみらい署の刑事である豪太は、
元高校教師という異色の経歴の持ち主だ。
彼が勤務していた高校は治安が悪く、
卒業生が悪の道に走ることが多かった。
豪太は生徒を惑わす悪人たちを懲らしめたくて、
一念発起して警察官に転職した。
そんなある日、若い男が車道から逃げ去った現場で、
意識不明で倒れている別の男が発見される。
現場に落ちていた財布の中の免許証から、
倒れている男は勝山康平と判明した。
その財布には現金10万円が入っており、
強盗目的の事件ではないと思われた-

 

おもな登場人物(敬称略)

 

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話

 

仲井戸家

 

仲井戸豪太(桐谷健太)

横浜みなとみらい署強行班の刑事。元は高校の体育教師だった。

 

仲井戸みなみ(比嘉愛未)

豪太の妹。横浜地検みなと支部の立ち合い事務官。

 

横浜みなとみらい署(強行班)

 

目黒元気(磯村勇斗)

階級は警部補。アメリカ帰りのため英語を話す癖がある。

 

原口奈々美(岡崎紗絵)

ファッションに力を入れる刑事。見た目とは裏腹に強い正義感を持つ。

 

岸本凛(長井短)

もとは交通課に所属。独特な雰囲気を持つが根は優しい。

 

江戸一(古田新太)

係長。ノンキャリア組で出世は望んでいないベテラン。

 

横浜地検みなと支部

 

二階堂俊介(北村有起哉)

新たに着任した検事。事務官のみなみに一目ぼれする。

 

矢部律子(中村アン)

上昇志向の強い検事。東京地検に行くのが目標。

 

亀ヶ谷徹(西村元貴)

立ち合い事務官から検事に昇格。被疑者にツッコミを入れられる。

 

持丸栄(峯村リエ)

支部長。堂々たる貫禄を持つ女性検事。

 

その他の重要人物

 

宮沢かほり(奥貫薫)

飲食店「OKAZU-YA」の店主。元は裁判官だった。

 

牛島正義(伊藤淳史)

横浜みなとみらい署長。30代の若さで出世したキャリア組。

 

諸星美沙子(吉瀬美智子)

横浜地裁みなと支部の判事。証拠が薄い案件には逮捕状を出さない。

 

ゲスト出演

 

林田裕紀(大橋和也)

母親と2人暮らしの専門学校生。ある事件の容疑者となる。

 

勝山康平(川島潤哉)

歩道橋の下で倒れていた男性。重傷で意識不明になった。

 

www.oricon.co.jp

 

ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話の感想

 

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話

 

北村有起哉さん演じる二階堂が面白い

 

このドラマは2020年に放送された、

「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」の続編にあたります。

 

前作も途中まで見ていましたが、

主要キャストのひとりが、

大きな不祥事を起こしてしまったので、

視聴離脱してしまったんですよ。

 

今回は一部キャラクターを一新し、

判事が物語に登場するなど、

大幅にグレードアップしています。

 

柳葉敏郎さんと風間杜夫さんが出なくなったのが、

個人的にはちょっと寂しいんですが、

物語の基本は変わっていないので安心しました。

 

新キャラでいちばん面白かったのは、

北村有起哉さんが演じる二階堂ですね。

 

苫小牧から四日市、そして小倉に飛ばされて、

横浜地検みなと支部にやってきたんですが、

パッと見には普通のおじさんなんですよ。

 

でも、捜査方法をめぐって豪太と火花を散らした時は、

「検察の命令には従ってもらう」という、

高圧的な発言が飛び出しました。

 

みなみと初めて会った時の狼狽ぶりから、

かなりの小心者かと思いきや、

検事としてのプライドが高いのでビックリしましたね。

 

こういうクセのあるキャラは、

ドラマのいいスパイスになるので、

今後がとても楽しみです。

 

北村有起哉さんはよく見ると、

高橋一生さんに似ているので、

みなみとのラブコメも期待できるかも知れません。

 

あと江戸係長の名言もカッコ良かったです。

 

事件捜査に上も下もない。

相手が検察だろうが何だろうが、

俺たちは刑事としてのプライドを、

失くしちゃいけない。

引用元:ケイジとケンジ、時々ハンジ。1話(江戸一のセリフ)

 

検察にもプライドがあるように、

刑事にもホシを検挙するプライドがあります。

 

両者のしのぎの削り合いは、

いい意味で見ものですよ。

 

地検のロケ地は群馬県前橋市

 

私がこのドラマを気に入ったのは、

ロケ地が地元の前橋市だからです。

 

前橋は東京から近いせいか、

いろいろなドラマのロケ地になります。

 

とくに群馬県庁付近は市内で最も美しい場所なので、

2017年に放送された陸王(TBS系)でも使われました。

 

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話

 

みなみや二階堂が勤務する、

横浜地検みなと支部の外観とロビーは、

群馬県庁の昭和庁舎でロケされたんですよ。

 

 

 

www.maebashi-cvb.com

 

昭和3年に建築された由緒ある建物で、

前橋市民はもとより、群馬県民にも愛されています。

 

このドラマは主人公が熱血漢なのがいいですし、

地元ロケという大きなアドバンテージがあるので、

めちゃくちゃ応援したくなります。

 

前作は最後まで観れませんでしたが、

今作はがんばって完走したいですね。

 

ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話の公式ツイート

 

 

まさか単なる窃盗事件から、
特殊詐欺グループの悪事が暴かれるとは思わなかったぞ。
林田にはしっかり更生してほしいな。

 

ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話の基本情報

 

出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第1話

 

  • 本放送日:2021(令和5)年4月13日
  • 脚本:福田靖
  • オープニングテーマ:届く、未来へ(あたらよ)
  • エンディングテーマ:ダンデライオン(Da-iCE)
  • 演出:本橋圭太
  • 制作著作:テレビ朝日
  • 視聴率:8.4%

 

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。