
妙香、町のお巡りさんってありがたいよな。
平穏無事に生活できるのは、彼らがいるおかげだぜ。



そうだね。
私が住んでる町でもよくパトロールしてるけど、
お巡りさんがいると安心するよね。
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話
交番巡査の田口はパトロール中に、
首輪をつけた柴犬とすれ違った。
それは管轄内の住人である水原の飼い犬だった。
気になった田口が水原宅に行くと、
水原は何者かに手足を縛られ、家の中が荒らされていた。
田口は犯人を確保するため2階に上がったが、
花瓶で殴られて意識を失ってしまう。
犯人は宅配業者を装った男で現金20万円と、
仏壇にあった仏具を盗んでいた。
しかし物証からは犯人を特定することは困難で、
近隣住民の目撃情報もなかった。
豪太と岸本が懸命に捜査した結果、
水原家の仏具が質屋に出されていることがわかる。
その防犯カメラに映っていた男は前科持ちの釧路だった-
おもな登場人物(敬称略)
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話
仲井戸家
仲井戸豪太(桐谷健太)
横浜みなとみらい署強行班の刑事。元は高校の体育教師だった。
仲井戸みなみ(比嘉愛未)
豪太の妹。横浜地検みなと支部の立ち合い事務官。
横浜みなとみらい署(強行班)
目黒元気(磯村勇斗)
階級は警部補。退職した江戸に代わって係長となる。
原口奈々美(岡崎紗絵)
ファッションに力を入れる刑事。見た目とは裏腹に強い正義感を持つ。
岸本凛(長井短)
もとは交通課に所属。独特な雰囲気を持つが根は優しい。
横浜地検みなと支部
二階堂俊介(北村有起哉)
新たに着任した検事。事務官のみなみに一目ぼれする。
矢部律子(中村アン)
上昇志向の強い検事。東京地検に行くのが目標。
亀ヶ谷徹(西村元貴)
立ち合い事務官から検事に昇格。少しおっちょこちょいな性格。
持丸栄(峯村リエ)
支部長。堂々たる貫禄を持つ。
その他の重要人物
田口健介(湯江タケユキ)
交番巡査。水原の家で強盗に襲われる。
宮沢かほり(奥貫薫)
飲食店「OKAZU-YA」の店主。元は裁判官だった。
牛島正義(伊藤淳史)
横浜みなとみらい署長。30代の若さで出世したキャリア組。
諸星美沙子(吉瀬美智子)
横浜地裁みなと支部の判事。証拠が薄い案件には逮捕状を出さない。
ゲスト出演
水原多恵(丘みつ子)
強盗に侵入された被害者。小太郎という柴犬を飼っている。
釧路諸介(オラキオ)
水原を襲った強盗。一貫して容疑を否認する。
松平修二(神保悟志)
町田加奈江被告の弁護士。刑事事件専門の切れ者。
町田加奈江(楠本千奈)
会社の同僚・大貫陽子をナイフで刺す。目黒に好意を持っていたらしい。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話の感想
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話
町のお巡りさんの大手柄
犯人は善良なおばあちゃんを襲って、
金目のものを盗んだ卑劣なヤツでしたが、
柴犬の小太郎くんと田口巡査の活躍で、
無事に起訴することができました。
でも、豪太の取り調べや矢部検事の尋問に対して、
ずっと知らぬ存ぜぬを貫いていたんですよ。
連戦先勝の矢部検事が、
まさかの苦戦という事態になりましたが、
犯人の足には動物に噛まれたキズがあったんです。
これが動かぬ証拠となって、犯人は万事休すとなりました。
水原さんのおうちが被害に遭った時、
小太郎くんが犯人の足に噛みついていたんですね。
だけど、犯人に蹴られてケガをしてしまい、
おうちに帰ることができませんでした。
田口巡査はゴミ捨て場でうずくまっていた、
小太郎君をみつけて動物病院に連れて行ったんです。
幸い、命に別状はなく、
無事に水原さんのもとに帰ることができました。
田口巡査は犯人を取り逃がしたことを、
自分の失態だと思っていましたが、みごと汚名返上したんです。
地道にパトロールしていて、
管轄内の事情をよく知っていたことが、
大手柄につながったんだと思います。
お巡りさんとワンちゃんのエピソードには、
ほっこり心が温まりました。
二兎を追う二階堂検事?
さて、強盗事件は一件落着しましたが、
二階堂検事の恋バナは複雑ですね。
彼はみなみに一目ぼれしたにもかかわらず、
元カノの諸星判事に未練があるようで、
彼女のことになると感情的になります。
諸星判事は二階堂と付き合っていたことを、
「私の黒歴史」と言ってますし、
自分の窮地を救ってくれた目黒刑事が気に入っているので、
二階堂のことはなんとも思っていません。
二兎を追う者は一兎をも得ずというコトワザがありますが、
みなみが好きなら、彼女一筋にしたほうが無難ですよ。
みなみには二階堂よりも、
年の近い亀ヶ谷検事のほうがお似合いだと思います。
二階堂はかなり恋愛体質みたいで、キザなセリフを言ってました。
男女の間に状況証拠も物的証拠も必要ない。
引用元:ケイジとケンジ、時々ハンジ。7話(二階堂俊介のセリフ)
ニーチェだか、太宰だか、
誰かが言っていた。
男と女、別れる時には明確な理由があるが、
好きになる時は理由などないと。
まあ、確かに一理あるんですが、
何はともあれ、仕事にがんばってほしいですね。
恋バナはそのあとでも大丈夫です。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話の公式ツイート



二階堂検事は冴えないおっさんだが、
恋愛体質なのが面白いよな。
諸星判事とよりを戻すのは難しいと思うが、
みなみと付き合うのはアリかも知れないぞ。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話の基本情報
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第7話
本放送日:2023(令和5)年5月25日
脚本:福田靖
オープニングテーマ:届く、未来へ(あたらよ)
エンディングテーマ:ダンデライオン(Da-iCE)
演出:本橋圭太
制作著作:テレビ朝日
視聴率:7.3%



最後まで読んでくれて、ありがとな。



またのご訪問をお待ちしています。