
妙香、弁護士はめっちゃカッコいいが、
たまに悪いヤツもいるみたいだから、
気をつけたほうがいいぞ。



まったく・・・
難関の司法試験を突破できたのに、
法律を悪用するとは、どういう神経をしてるんだろう?
そういうヤツをのさばらせちゃダメだよね。
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話
離婚調停中の久保田涼子が夫の代理人の五十嵐弁護士に、
水の入ったグラスを投げつけ、ケガをさせる事件が起きた。
五十嵐弁護士は全治1ヵ月の重傷だという。
被疑者となった涼子は書類送検され、
亀ヶ谷が担当検事となったが、何故か黙秘を貫く。
しかし、諸星判事の拘留尋問では、
理由は明かさないものの、素直に罪を認めたため、
いったん釈放となったのであった。
在宅で取り調べとなったので、亀ヶ谷は涼子の家を訪問したが、
驚いた彼女は窓から逃げ出してしまう。
そして追いかけてきた事務官のみなみを連れて、
車で逃走してしまうのであった-
おもな登場人物(敬称略)
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話
仲井戸家
仲井戸豪太(桐谷健太)
横浜みなとみらい署強行班の刑事。元は高校の体育教師だった。
仲井戸みなみ(比嘉愛未)
豪太の妹。横浜地検みなと支部の立ち合い事務官。
横浜みなとみらい署(強行班)
目黒元気(磯村勇斗)
階級は警部補。退職した江戸に代わって係長となる。
原口奈々美(岡崎紗絵)
ファッションに力を入れる刑事。見た目とは裏腹に強い正義感を持つ。
岸本凛(長井短)
もとは交通課に所属。独特な雰囲気を持つが根は優しい。
横浜地検みなと支部
二階堂俊介(北村有起哉)
新たに着任した検事。事務官のみなみに一目ぼれする。
矢部律子(中村アン)
上昇志向の強い検事。東京地検に行くのが目標。
亀ヶ谷徹(西村元貴)
立ち合い事務官から検事に昇格。少しおっちょこちょいな性格。
持丸栄(峯村リエ)
支部長。堂々たる貫禄を持つ。
その他の重要人物
宮沢かほり(奥貫薫)
飲食店「OKAZU-YA」の店主。元は裁判官だった。
牛島正義(伊藤淳史)
横浜みなとみらい署長。30代の若さで出世したキャリア組。
諸星美沙子(吉瀬美智子)
横浜地裁みなと支部の判事。証拠が薄い案件には逮捕状を出さない。
ゲスト出演
久保田涼子(橋本マナミ)
離婚調停中。喫茶店で夫の代理人の五十嵐にグラスを投げつける。
五十嵐明(徳重聡)
弁護士。涼子の夫側の代理人。
久保田剛(植木祥平)
涼子の夫。創業112年の老舗和菓子屋「参寿堂」の次期社長候補。
堀井克也(須田邦裕)
堀井クリニック院長。五十嵐とは中学校時代の同級生。
宮原愛(小林万里子)
堀井クリニック看護師。五十嵐の怪我は軽傷だと証言する。
久保田翼(岩本樹起)
涼子の息子。母親によくなついている。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話の感想
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話
次週が最終回でビックリ!
徳重聡さんがゲストだったので、
私は最初から彼が黒幕だと思っていましたが、
予感はズバリ的中しました。
五十嵐は頭にコブができただけの軽傷なのに、
友人の医者にウソの診断書を書かせて、
涼子を追いつめていたんですよ。
そもそも事の発端は、
涼子の夫が別の女性と浮気したことにありました。
それが原因で涼子は精神的に追い詰められてしまい、
スーパーで万引き事件を起こしてしまったんです。
涼子の夫は浮気相手と再婚するつもりだったので、
妻を犯罪者と勝手に決めつけて、
五十嵐と結託して離婚に持って行こうとしたんですよ。
涼子が万引きしたり、
人にグラスを投げつけたのは悪いことですが、
家庭内の不和からメンタルをやられてしまったことを考えると、
同情の余地があると思いました。
それに彼女は子供思いで、
翼くんもお母さんになついているのに、
幼稚園への面会は固く禁じられていたんです。
でも、仲井戸兄妹と二階堂の活躍で、
五十嵐の悪事は明白となり、
涼子は翼くんと会えるようになりました。
ところが・・・
ケイジとケンジ、時々ハンジ。は、
なんと次週で最終回なんですよ!
てっきり10話まで放送すると思っていたので、
めっちゃビックリしましたが、
シーズン1も9話で終わっているんですね。
ドラマの雰囲気がテレ朝おなじみの、
定番刑事ドラマに近いので、
スペシャルドラマかシーズン3がありそうな気はしますが、
視聴率が伸び悩んでいるのが心配です。
地元・前橋でロケしているドラマなので、
息の長い作品になってくれることを期待します。
二階堂は本当の気持ちに気づく
立ち合い事務官拉致事件と、
なんとも物騒なサブタイでしたが、
涼子は狂暴な女性ではないので、
みなみには何の被害もありませんでした。
でも、これがケガの功名となって、
二階堂は自分の本当の気持ちに気づいたんですよ。
諸星判事に未練があるように見えたのは、
彼女が16歳も年下の目黒と距離を縮めていたので、
驚いたからなんでしょう。
また、みなみも二階堂とご飯を食べに行った時、
「デート」という言葉に反応していたので、
二階堂のことは嫌いじゃないと思います。
もし、みなみが二階堂とくっつくと、
「二階堂みなみ」という名前になりますが、
これって、なかなかしっくりきますよね。
二階堂は豪太が反対すると思って、
「OKAZU-YA」でひとり落ち込んでいましたが、
豪太は妹の幸せをいちばんに考えるので、
何も問題はないのではないでしょうか。
まあ、兄より義弟のほうが年上になりますが、
そんなの、世間ではよくある話です。
それに二階堂って、さえないおっさんかと思いきや。
高橋一生さんと大泉洋さんを、足して2で割ったような感じです。
上層部からの処分を気にしてる持丸支部長に、
「神のご加護を」というジョークを言ってますし、
味のあるいいキャラですよ。
因みに亀ヶ谷検事は、
矢部検事に「一緒に東京地検を目指さない?」と言われていたので、
みなみとくっつく可能性は低いと思いました。
次の事件の行方も気になりますが、
検事たちの恋バナの決着も楽しみですね。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話の公式ツイート



無事に事件が解決できて良かった。
一時はどうなるかと思ったが、
みなみの決断があったからこそ、真相を明らかにできた。
涼子と翼くんには幸せになってほしいぞ。
ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話の基本情報
出典:ケイジとケンジ、時々ハンジ。第8話
本放送日:2023(令和5)年6月1日
脚本:福田靖
オープニングテーマ:届く、未来へ(あたらよ)
エンディングテーマ:ダンデライオン(Da-iCE)
演出:樹下直美
制作著作:テレビ朝日
視聴率:7.6%



最後まで読んでくれて、ありがとな。



またのご訪問をお待ちしています。