あんのん君妙香、ウルトラの敵にはいろんなヤツがいるが、
人工頭脳は厄介だよな。
岩松妙香うん、隙がない上に戦闘力も高い。
それに自己中心的な思考を持つのも嫌だよね。
ジェネスタ２期５話のあらすじ
マウンテンガリバーⅡ－Ⅴはユカに、
ウルトラヒーローのデータ閲覧をすすめた。
ユカは本業の仕事が忙しいと断った。
しかし、電子防御の面も考え直したほうがいいと思い、
悪の宇宙ＡＩギルバリスの記録を再生するのだった。
おもな登場人物（敬称略）
出典：ジェネスタ２期５話
オオタユカ（黒木ひかり）
ストレイジ所属の科学者。上層部からセブンガーの強化を命じられる。
朝倉リク（濱田龍臣）
ウルトラマンジードの人間体。沖縄でクレナイガイたちと知り合う。
クレナイガイ（石黒英雄）
ウルトラマンオーブの人間体。銀河を旅する風来坊。
伊賀栗レイト（小澤雄太）
妻子持ちのサラリーマン。ウルトラマンゼロに変身する。
ジャグラスジャグラー（青柳尊哉）
クレナイガイと因縁を持つ宇宙人。つかみどころのない性格。
伏井出ケイ（渡辺邦斗）
ジードと敵対するストルム星人。ベリアルを崇拝している。
マウンテンガリバーⅡ－Ⅴ（ＣＶ:西村千夜）
イグニスが追っていた青いロボット。
ウルトラヒーロー
ウルトラマンジード（ＣＶ：濱田龍臣）
悪の遺伝子を受け継ぐものの、自らの運命に立ち向かう正義の戦士。
ウルトラマンオーブ（ＣＶ：石黒英雄）
クレナイガイが２つのパワーを使って変身する。本来の姿はオリジンと呼ばれる。
ウルトラマンゼロ（ＣＶ：宮野真守）
ウルトラセブンの息子。光の国のスーパースターで多くの戦士に慕われている。
ウルトラマンＺ（ＣＶ：畠中祐）
Ｍ７８星雲「光の国」の新人ウルトラマン。ゼロの弟子でもある。
ジェネスタ２期５話「ジャッジメンター」の感想
出典：ジェネスタ２期５話
歪んだ正義のカタマリ
ギルバリスは私のいちばん嫌いな敵です。
かれに比べたらゼットンやヴァラロン、
最近話題のゴンギルガンなんて可愛らしいですよ。
個人的には中の人の声が苦手ですし、
言ってることがもっともらしいのがシャクに障るんです。
『宇宙の平和のために知的生命体を滅ぼす』
ギルバリスのポリシーはこれですが、
知的生命体を抹殺した後に、
どういう世界を創るのかは明言していません。
やはり悪は何もない暗黒の空間が好きなんでしょうか。
地球の知的生命体である人間は、
間違ったことをたくさんします。
小さなところでは家族や友だち同士のケンカですが、
国家間の戦争は２１世紀になっても続いているんです。
また社会のさらなる繁栄のために、
森林伐採や海洋汚染などの環境破壊も止めません。
ギルバリスはそういった負の一面を見て、
知的生命体は滅ぼすべき存在と判断しましたが、
それは『歪んだ正義』というものですよ。
冷酷で偏執的な思考のギルバリスは、
数万年前に栄えた惑星クシアの科学者が生み出したものでした。
とはいえ、他の星を制圧するためではなく、
宇宙の安穏を願って造られた人工頭脳だったんです。
もともとの名前は「テラハーキス」といい、
クシアの言葉で「平和を我らに」という意味を持っていました。
しかし、知的生命体の負の部分を理解するにつれて、
「宇宙には一切必要ない」と思うようになったんです。
ギルバリスは母星である惑星クシアをサイバー化し、
さらにギャラクトロンを無数に生み出して、
知的生命体のいる星々にばらまきました。
ウルトラマンオーブのいる地球に来たギャラクトロンは、
次のような持論を展開します。
宇宙にはあり余るエネルギーがあるので、
引用元：ウルトラマンオーブ１４話（ギャラクトロンのセリフ）
別の生物からエネルギーを奪わなくても済むのに、
自分の命を永らえさせるために他の命を奪う、
食物連鎖という間違った進化を選んだ。
さらに「この星は君たちの都合で存在しているのではない」と言いましたが、
これは親玉であるギルバリスの意思ですね。
人間の英知のほうが素晴らしい
地球は４６億年という長い時間をかけて、
現在の状態に進化してきました。
私は肉料理や魚料理を目の前にすると、
たまに「食物連鎖は正しかったのか」と疑問に思うことがあります。
子供の頃はイワシが網焼きにされるのを見て、
大声で泣いたことがありました。
しかし、食物連鎖がなくなったら、
地球上の生物はみんな死んでしまいます。
また環境破壊は大問題ですが、
これを止めてしまうと経済に大きな影響が出て、
仕事を失う人たちも出てくるでしょう。
この世界に完全な正解などありません。
でも、人間は過ちを改めることができます。
他の生物を命を奪わないような食物も、
そのうちきっと開発されるでしょうし、
SDGsへの取り組みによって、
環境破壊も少しずつ減って行くのではないでしょうか。
人間は想像を創造に変えることができる生物です。
ただの人工頭脳と根本的に違うのは、
柔軟な発想でみなを幸せにできることなんですよ。
ウルトラ戦士たちは、それを「光」と呼びます。
ユカはギルバリスの記録にショックを受けていましたが、
ウルトラヒーローの死闘ではなく、
上司のヘビクラ隊長のことだったのは、笑ってしまいました。
彼女、ヘビクラ隊長に憧れているんですが、
彼の正体はジャグラスジャグラーなんです！
シリアスで重い話を紹介したので、
最後にお笑い要素を入れてくれたんですね。
おかげでホッとしましたよ。
ジェネスタ２期５話の使用作品
出典：ジェネスタ２期５話
来週の『ウルトラマン ニュージェネレーション』は!?
— ウルトラマンブレーザーTHE MOVIE / ジェネスタ 公式 (@ultraman_series) February 24, 2024
予告 第6話「出撃！その名はアースガロン」
いくつもの可能性が生んだ多様な宇宙。その一つで繰り広げられてきたウルトラマンと防衛隊の戦いの記録は、時空を越え誰の元に届くのか。
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ウルトラマンジード２２話「奪還」
ウルトラマンＺ６話「帰ってきた男！」
劇場版ウルトラマンオーブ「絆の力、おかりします！」
劇場版ウルトラマンジード「つなぐぜ！願い！！」
あんのん君最後まで読んでくれて、ありがとな。
岩松妙香またのご訪問をお待ちしています。