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【女神の教室~リーガル青春白書~】2話あらすじと感想。学生たちが抱えるそれぞれの事情

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

妙香、銭湯には行ったことがあるか?
俺は猫だから入れないが、なんだか楽しそうだぞ。

子供の頃、家族とよく行ったよ。
でも、湯冷めして風邪ひいたことがあったな。
今回のテーマは「タトゥーをしてる人が銭湯に入れるか」だけど、
みんなが気軽に銭湯を利用できるようになるといいね。

前回の感想はこちら

https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fannon-star.com%2Fentry%2Fthemis-classroom-story1annon-star.com

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

青南ローの廊下で倒れた卒業生の田村は、
救急車で緊急搬送された。
その様子を見た桐矢は田村を心配する。
だが、桐矢以外の学生たちは自分のことしか頭になかった。
そんな彼らを見た水沢は苛立ってしまう。
雫はタトゥーをした男・Xが銭湯で入浴拒否された案件を出す。
Xは店主による暴力で全治2か月の重傷を負ったため、
1000万円の損害賠償を請求していた。
この金額は妥当なのか学生たちの間で議論となる。

目次

おもな登場人物(敬称略)

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

青南大学法科大学院(教員)

柊木雫(北川景子)

東京地裁の裁判官。教員として派遣される。

藍井仁(山田裕貴)

エース教員。司法試験に勝つための講義を行う。

青南大学法科大学院(学生)

照井雪乃(南沙良)

厳しめの学生。雫の講義になじめない。

真中信太郎(高橋文哉)

人権派弁護士を目指す学生。表と裏のある性格。

桐矢純平(前田旺志郎)

お調子者の学生。ウルトラシリーズのファン。

水沢拓磨(前田拳太郎)

寡黙な学生。アルバイトのことをみんなに打ち明ける。

天野向日葵(河村花)

やる気のない学生。父親は弁護士だった。

青南大学法科大学院(指導者)

里崎健一郎(小堺一機)

教務主任。模擬裁判の裁判長。

守宮清正(及川光博)

学院長。雫の学生時代の恩師。

雫の同期

横溝太一(宮野真守)

検察官。東京地検公判部所属。

安藤麻理恵(佐藤仁美)

弁護士。シングルマザーである模様。

その他の人々

風見颯(尾上松也)

警視庁捜査一課の刑事。雫たちの飲み会に現れる。

田辺浩(田村健太郎)

青南法科大学院の卒業生。体調不良で倒れてしまう。

https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fwww.oricon.co.jp%2Fspecial%2F61920%2Fwww.oricon.co.jp

女神の教室~リーガル青春白書~2話の感想

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

真面目にがんばる学生たちを応援したい

薄々感づいてはいましたが、水沢は苦学生だったんですね。

彼は授業料と生活費をねん出するために、

2つのバイトをかけもちしていたんですが、

マンション警備の仕事は最悪でした。

隣りの部屋の爆音を止めてほしいとか、

玄関先のカラスのご遺体を片づけてほしいとか、

入居者からの無茶な要求が多かったんです。

夜中のワンオペ勤務とはいえ、

司法試験の勉強と同時進行では、

ストレスがたまっちゃいますよね。

でも、雫の授業のおかげで、

みんなにバイトのことを打ち明けることができて、

本当によかったです。

照井や真中はともかく、

桐矢と天野は水沢の味方なので、

事情を理解してくれるでしょう。

天野は弁護士の父親から、

青南ローを辞めて実家に戻るよう言われていました。

父親の手伝いの傍ら、

結婚相手を見つけてほしいだなんて、

すいぶん古い考えですよね。

きっと天野は家出同然で東京に来て、

青南ローに通っているんだと思います。

彼女の好きな「冷凍みかん」は、

その初めての挑戦の思い出の味なんです。

余談ですが、私の本名(苗字)は天野といいます。

推しである北川景子さんが「天野さん」と呼ぶたびに、

自分が呼ばれたと思って嬉しくなります。

でも、このドラマの天野は私と違って、

バルタン星人のことを知りませんでした。

法律の勉強も大事ですが、

学生同士の交流は同じくらい大切です。

みんないろんな事情を抱えていて大変ですが、

雫のサポートで司法試験を突破してほしいですね。

4回チャレンジして夢がかなわなかった田村が、

田舎に帰るのは可哀想でした。

彼に才能がないのではなく、

メンタルの弱さをカバーできなかった講師に、

問題があったのではないでしょうか。

タトゥーは個人の主張である

このドラマにはほとんど不満がありませんが、

法律用語が難しいので、

テロップをつけてくれるとありがたいです。

「私的自治」なんて初めて聞きましたが、

なんのことかよく分かりませんでした。

あわせて読みたい

私的自治の原則とは、個人の自由な意思を認め、

個人の私法関係をその意思によって、

自由に規律させる原則です。

憲法13条にはこんな条文があります。

すべて国民は個人として尊重される。

生命・自由および幸福追求に対する国民の権利については、

公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とする。

学生たちはこれをふまえて議論を戦わせた結果、

タトゥーをしている男・Xが、

銭湯に入れる方法を考え出しました。

タトゥーはその昔、

反社会的勢力に属する人の代名詞に思われていましたが、

今ではファッションとして定着しつつあります。

ネイルアートなどど同じ感覚ですね。

ニコチャンマークやウルトラマンのタトゥーなら怖くないと、

天野は桐矢に言ってました。

(私はウルトラマンのタトゥーなら大歓迎です!)

タトゥーというのは個人の主張そのものなので、

それを銭湯の店主に否定された男・Xは、

怒りのあまり法外な額を請求しました。

損害賠償の額としてはあり得ないですが、

男・Xが心身ともに傷ついたことを考えると、

同情してしまいます

それにしても雫は強い人です。

まったく逆の価値観を持つ藍井に対して一歩も退かず、

コミカルにやり取りしていたんですから。

そのポジティブさ、私も見習いたいですね。

女神の教室~リーガル青春白書~2話の名言

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

柊木雫①

桐矢くんも真中くんも個人。

そして今回の依頼人・男Xも個人。

そして社会はそんな個人が集まって出来ている。

そうなるとやっぱり、

それぞれの価値観や権利がぶつかることもある。

でも、憲法13条には、

個人は尊重されるよって書いてある。

どうすればいいのかな?

柊木雫②

どちらが正しいかを判断して、

一方を否定することが法律家にはできる。

その力がある。

でも、それってとても怖いことだと思わない?

だから私たちは何かを決めつける前に、

その人のことを「これでもか」ってくらい、

想像しなくちゃいけない。

柊木雫③

だからこそ私たちは、

自分たちの幸せのために、

時には想いや主張を声に出して、

伝える努力をしないといけない。

自分の意見を言うのって勇気がいるよね。

「嫌われたらどうしよう」とか、

「バカにされたらどうしよう」とか、

いろんなことを考えて。

でも、胸を張って主張していいんだよ。

何故なら憲法13条にそう書いてあるから。

柊木雫④

綺麗ごとと言われようと、

個人ひとりひとりが幸せになる権利のために、

どこまでも公平さを追求する。

それがわれわれ法律家の使命です。

柊木雫⑤

彼らはきちんと自分の意思を主張しました。

教員として、その気持ちに答えるのは当然かと。

彼らが諦めない限り、私は私の授業を続けます。

藍井仁

受かる見込みのない学生に、

むやみに夢を与えても、

人生を台無しにするだけですからね。

教員は学生たちの人生の責任までは取れない。

綺麗ごとを並べて、

無駄な指導をするあなたのほうこそ、

どうかと思いますが。

水沢拓磨

似合わないのも、場違いなのも分かってるけど、

弁護士になりたいんだ。

桐矢純平

きっとロースクールに通ってて、

悩みゼロのヤツなんて、いないんじゃないかな。

天野向日葵

大学に合格して東京に出てくるとき、

駅の売店で見つけて、

新幹線で初めて食べたんです。

私にとっては、すごい挑戦だったんです。

夏すぎるじゃないですか、冷凍みかんって。

でも、食べてみたらすごくおいしくて。

なんか私、感動しちゃって。

それくらいなんです。

自分で何か決めて挑戦したのって。

父の言うことだけを聞いて過ごしてきたから。

真中信太郎

そのために法律があるんじゃないんですか?

個人同士の争いを止めて、社会を円滑に回すために。

女神の教室~リーガル青春白書~2話の基本情報

出典:女神の教室~リーガル青春白書~2話

  • 本放送日:2021(令和5)年1月16日
  • 脚本:大北はるか、神田優
  • 音楽:武部聡志
  • 演出:澤田鎌作
  • 制作著作:フジテレビ
  • 視聴率:7.9%

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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