妙香、テルアキが実家に帰ったが、
彼の地元では怪獣騒ぎがあったようだぞ。
田舎に出てきた怪獣だから、
V99とは関係なさそうだね。
でも、油断してるとたいへんかも知れない。
のどかな農村を襲う地底甲獣ズグガン。
引用元:ウルトラマンブレーザー第20話(予告ナレーション)
脅威が迫る中、故郷を離れたナグラ・テルアキの背中は、
父の目にどう映るのか。
次回『ウルトラマンブレーザー』
「虫の音の夜」
山林にうごめく無数の怪蟲(かいちゅう)を追え。
ウルトラマンブレーザー20話のあらすじ
出典:ウルトラマンブレーザー20話
SKaRDの面々は怪獣対策講座説明会の芝居を練習していた。
アンリはいままでとは違う任務に違和感を覚える。
ハルノ参謀長が急に謹慎になった件の話になると、
ゲントとエミは複雑な表情を見せた。
そんななか、テルアキの兄から電話がかかってくる。
山梨の実家の父が倒れたというのだ。
テルアキは慌てて実家に戻るが、父は元気だった。
しかも突然、お見合いを勧められてしまう。
父の強引なやり方にテルアキは不機嫌になった。
やがて、どこからか妙な虫の声が聞こえてくる。
さらに近隣の農家がナグラ家に駆けこんできて、
畑がやられてしまったという。
何者かが土の性質を変えたために、
せっかく育てた作物がダメになってしまったのだー
SKaRDのメンバー(敬称略)
ヒルマ・ゲント(蕨野友也)
隊長。ここぞの時の決め台詞は「俺が行く。」
アオべ・エミ(搗宮姫奈)
本作のヒロイン。МITを17歳で卒業した天才。
ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
副隊長兼作戦参謀を務める。階級は1等特尉。
ミナミ・アンリ(内藤好美)
工学学校からの叩き上げ。階級は2等特尉。
バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
元木更津基地輸送機部隊のパイロット。階級は3等特尉。
アーくん(石田彰)
アースガロンのAI音声。穏やかで礼儀正しい。
ゲスト出演
ナグラ・ショウゴ(野添義弘)
テルアキの父。息子に見合い話をすすめる。
ナグラ・マサアキ(柾賢志)
テルアキの兄。弟に「父が倒れた」と電話をかけた。
ウルトラ戦士
ウルトラマンブレーザー(CV:岩田栄慶)
ヒルマ・ゲントが変身する。必殺技はレインボー光輪。
登場怪獣(地底甲獣ズグガン)
テルアキの地元に生息していた怪獣だ。
森の中に洞窟を作って巣を作り、
近隣の畑の窒素を吸って、
畑の作物を次々にダメにしていたんだ。
鈴虫のような音を出して仲間を呼ぶ。
ブレーザーを硬化粘液で足止めするが、
音を出す習性をSKaRDに利用されてしまい、
チルソファードランサーで倒されたぞ。
ウルトラマンブレーザー20話「虫の音の夜」の感想
出典:ウルトラマンブレーザー20話
怪獣との共存は難しい
テルアキ副隊長の掘り下げ回、
なかなか見ごたえがありましたね。
お父さんは息子のことを心配して、
防衛隊をやめてほしいと考えてました。
でも、テルアキの真剣な仕事ぶりを見て、
土を守ってくれたと感謝したんです。
最初はウソをついていたのかと思いましたが、
ズグガンに畑をダメにされてしまったので、
本当に心労がたたっていたんですよ。
畑は農家にとっての収入源ですから、
命より大切なものです。
それを荒らすヤツは、
「敵」と見做されても仕方ありません。
ズグガンは自然発生的な怪獣で、
侵略の意図はないようでしたが、
「害獣」である以上は駆除する必要があります。
でも、テルアキはズグガンに対して、
「すまない」と言いました。
彼は人間と怪獣の共存を望んでいるので、
倒すことにためらいがあったんでしょうね。
8話でニジカガチを呼び出した横峯教授との対話では、
このように言っていましたから。
僕はこの世界でもっと生きたい!
引用元:ウルトラマンブレーザー8話(ナグラ・テルアキのセリフ)
他の生き物だって。
生きたいと思う気持ちこそ、
すべての生物が持つ、絶対に奪ってはいけない、
いちばん大切なものなんじゃないですか!?
でも、ズグガンを倒さなければ、
お父さんやほかの農家たちの畑がダメになってしまいます。
テルアキにとっては苦渋の決断だったんですね。
あと、彼はお父さんからの見合い話を断りましたが、
すでに意中の人がいるんじゃないでしょうか。
アンリと行動することがすごく多いので、
テルアキはアンリが好きなんだと思いますよ。
ラスボスはハルノ参謀長だと思う
ブレーザーも残り5話となりましたが、
依然としてラスボスが誰なのか判っていません。
ハルノ参謀長とドバシ・ユウのどちらかだと思いますが、
私は参謀長だと予想します。
彼はSKaRDの生みの親なんですが、
かなりの野心家であり、
ブレーザーのことは「あのような得体の知れないもの」と言って、
まったく信頼してないんですよ。
参謀長はSKaRDに対して、
「ブレーザーより先に怪獣を倒せ」と厳命しましたが、
SKaRDを利用してさらに出世しようと、
考えていたのではないでしょうか。
つまり防衛隊内の権力争いに、
SKaRDを巻き込もうとしていたんです。
肝心の「V99」の正体がわからないので、
こんな風に脳内妄想するしかないんですが、
ブレーザーに対する感情がネガティブですし、
加藤雅也さんご本人のコメントも気になるんです。
「あまり多くを語れない」
また前作デッカーのヴィランだったアガムスと、
ポスターの立ち位置が同じなんですよ。
(左側の後ろにご注目!)
これだけでヴィランと確定するのは、
どうかなと思いますが、
ここに来て急に姿を見せなくなったのは、
なんだかアヤシイですよね。
今月中には真相が明らかになると思うので、
予想が当たってることを祈りたいです。
来週の放送も楽しみです!
ウルトラマンブレーザー20話の公式ツイート
出典:ウルトラマンブレーザー20話
🔴#ウルトラマンブレーザー 🔵
— ウルトラマンブレーザー公式 (@ultraman_series) December 3, 2023
=== データベース <CORE>===
作品解説を毎週お届け。
これを読めば、より一層作品の知識が深まるだろう。
今週のデータは・・
◢◤怪獣が出て来た時の対処法講座◢◤
SKaRDの新しい任務。
▼見逃し配信で復習だhttps://t.co/mRpbGflE4G pic.twitter.com/FhroBuqlsp
SKaRDは妙な任務を与えられたな。
こういうのは事務方がやるべき仕事なんだが、
何故、彼らが命じられたんだろう?
ハルノ参謀長が謹慎処分になったため、
閑職に追いやられたんだろうな。
とはいえ、ゲントたちのコスプレ姿は、
なかなか見ごたえがあったな。
ヤスノブは本業より気に入ってたみたいだぜ。
ウルトラマンブレーザー20話の基本情報
出典:ウルトラマンブレーザー20話
本放送日:2023(令和5)年12月2日
脚本担当:根元歳三
登場怪獣、宇宙人:地底甲獣ズグガン
オープニングテーマ「僕らのスペクトラ」きだたにひろし
エンディングテーマ「Brave Blazar」MindaRyn
予告ナレーション:吉本元喜
監督:武居正能
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。