妙香、実は俺・・・虹が苦手なんだ。
猫は亡くなる時「虹の橋を渡る」というからな。
なんだか寂しくなるぜ。
虹にはいろんな伝説があるよ。
古代の人々は虹を生き物だと思ってたし、
「礼記」という書物には、
『虹は3月に現れて10月に消える』と書いてある。
神秘的な存在と思われていたんだろうね。
「虹の橋」は心温まるいい話だよ。
怪獣研究の第一人者、ヨコミネ・カズノリ教授。
引用元:ウルトラマンブレーザー第7話(予告ナレーション)
ヒルマ・ゲントとかつての恩師が再会するとき、
未曽有の大事件の幕が上がる。
次回『ウルトラマンブレーザー』
「虹が出た・前編」
天にあまたの虹が輝くとき、それは現れる。
ウルトラマンブレーザー7話のあらすじ
出典:ウルトラマンブレーザー7話
真夏の暑いある日、ゲントは一冊の本を読んでいた。
「怪獣の目」というタイトルで、作者は横峯万象だ。
アンリはそのまま「バンショウ」と読むが、
横峯の下の名前は「カズノリ」だった。
ゲントが『かつての恩師』だというと、テルアキとアンリは驚く。
横峯教授は変わった人物だが、釣り好きなので、
ゲントとは妙に気が合ったらしい。
そんななか、日本各地で逆さ虹が目撃される。
虹の出現は怪獣と関係があると思い、
7年振りに横峯教授と川釣りをする。
だが、ゲントが逆さ虹について質問すると、
横峯教授は急に態度を変えるのであったー
SKaRDのメンバー(敬称略)
ヒルマ・ゲント(蕨野友也)
隊長。ここぞの時の決め台詞は「俺が行く。」
アオべ・エミ(搗宮姫奈)
本作のヒロイン。МITを17歳で卒業した天才。
ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
副隊長兼作戦参謀を務める。階級は1等特尉。
ミナミ・アンリ(内藤好美)
工学学校からの叩き上げ。階級は2等特尉。
バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
元木更津基地輸送機部隊のパイロット。階級は3等特尉。
ゲスト出演
横峯万象(佐藤貢三)※幼少期:藤井健
地球防衛大学の教授。怪獣学の権威。
ウルトラ戦士
ウルトラマンブレーザー(CV:岩田栄慶)
ヒルマ・ゲントが変身する。必殺技はスパイラルバレード。
登場怪獣
天弓怪獣ニジカガチ
横峯教授が富士山麓の湖から呼び出した怪獣だ。
古くから神と崇められ、独特な信仰もあったらしい。
全身に堅い鎧をまとったような姿で、
アースガロンのアースファイアも、
ブレーザーの必殺技・スパイラルバレードも通じなかった。
昨年のラスボス、マザースフィアザウルスに匹敵する強さだが、
果たしてブレーザーとSKaRDは勝てるのだろうか・・・
ウルトラマンブレーザー7話「虹が出た(前編)」の感想
出典:ウルトラマンブレーザー7話
連戦連勝のブレーザーが撤退
もう、号泣しました。
ブレーザーもアースガロンも一生懸命戦ってるのに、
まったく攻撃が通じないなんて悲しすぎます・・・
実は私、幼い頃にトラウマがあって、
ヘビはめっちゃ嫌いなんですよ。
ニジカガチはヘビをモチーフにしてるので、
余計に悔しくなりました!
ブレーザーはニュージェネ作品と違って、
タイプチェンジがないですし、他の戦士の客演もありません。
孤軍奮闘するヒーローを見て、
「誰か助けに来て!」と叫んでしまいました。
ニジカガチはマザースフィアザウルスと同等か、
あるいはそれ以上の力がありそうです。
でも、虹って、
あっけなく消えてしまうんですよね。
気温があがって水滴が蒸発したり、
大風で吹き払われたりすると、なくなってしまいます。
そう考えると「火攻め」が効果がありそうです。
アースガロンは「Mod.2ユニット」が配備される予定なので、
アースファイアの火力も倍増するでしょう。
あとはブレーザーが新しい技を取得することです。
スパイラルバレードを雨のように降らすとか、
初代マンやシン・ウルトラマン(リピア)のように、
光輪技を使うことができれば、勝機が見えてきますよ。
代々のウルトラシリーズでは、
大ピンチのあとに必ずヒーローが進化するので、
次回のブレーザーがどう変わるのか、注目したいですね。
横峯の背後に黒幕がいるのか
今回の話でいちばん怖かったのは、
ニジカガチを復活させた横峯教授です。
ゲントの恩師なのに危ない人ですね。
いつか君に話したろ。
かつて人類は怪獣と共生し、自然と調和を保っていたと。
その象徴がニジカガチだ。
だが、人類は怪獣を忌み嫌うようになり、
排除するようになった。
結果、世界の調和が崩れ始めた。
では、怪獣を好きに暴れさせろと?
好きに暴れているのは、
むしろ人類の方だとは思わんかね?
人類だって自然の一部ですよ。
是非はどうであれ、それも地球の営みじゃないですか?
いかにも人間らしい、傲慢な考えだな・・・
問題は正しい道を歩む事ができるのに、
そうしてこなかった事だ!
横峯教授は防衛隊の怪獣学者で、
教え子たちに面白い抗議をしていたんですが、
何故このような思想にいたったのでしょうか。
「国をリセットする」とは大それた話ですが、
そこまでしたいと思うのは、
防衛隊の上層部と何かあったんですね。
軍人と学者は水と油の関係です。
過酷な現場で戦う人間と、
知識を武器に活躍する人間というのは、
なかなか反りが合わないものなんですよ。
日本の過去の歴史でも、
それが原因で大きな事件になったことが、
いくつもありました。
横峯教授は防衛隊に嫌気がさしただけでなく、
独自の研究で性格がねじ曲がって、
過激な考えに憑りつかれたのでしょう。
だからといって、
あんな禍々しい怪獣を呼びだすのは、間違っています!
「国をリセットする」というのは、
すなわち、今ある世界を滅ぼすことなので、
自らの命もなくすことです。
死にたいくらい絶望するのは分かりますが、
家族や可愛い教え子たちのことは、
頭の片隅になかったんでしょうか。
あるいは、横峯教授の背後には物語の黒幕がいて、
ブレーザーとSKaRDを亡き者にするために、
彼を利用したのかも知れません。
後編ではテルアキが横峯教授と対峙しますが、
七色の腕輪を破壊すれば、
ニジカガチのパワーが落ちると思います。
ヤツのエネルギー源は、
横峯教授の歪んだ「負の心」ですから。
来週の放送も楽しみです!
ウルトラマンブレーザー7話の公式ツイート
出典:ウルトラマンブレーザー7話
🌟見逃し配信中🌟
— ウルトラマンブレーザー公式 (@ultraman_series) August 26, 2023
『ウルトラマンブレーザー』
第7話「虹が出た 前編」
🔹『逆さ虹』が日本各地で発生。怪獣との関連を疑うゲントは怪獣研究の第一人者であり恩師でもある横峯教授のもとへ。横峯からニジカガチについて語られる
⬇視聴はコチラhttps://t.co/YXfobY93DB#ウルトラマンブレーザー pic.twitter.com/dJPY27JaSM
ブレーザーはまだ7話だが、
こんな強敵が出てくることにビックリしたぜ。
ニジカガチは無敵にみえるが、
必ずどこかに弱点があるはずだ。
土壇場からの大逆転劇に期待しているぞ!
ウルトラマンブレーザー7話の基本情報
出典:ウルトラマンブレーザー7話
本放送日:2023(令和5)年8月26日
脚本担当:山崎太基
登場怪獣、宇宙人:天弓怪獣ニジカガチ
オープニングテーマ「僕らのスペクトラ」きだたにひろし
エンディングテーマ「BLACK STAR」MindaRyn
予告ナレーション:吉本元喜
監督:中川和博
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。