ミケさん

テラフェイザーは頼りになるね。
ハネジローが操縦してるから、
デッカーとの連携もバッチリだよ!

あんのん君

そうだな。
だが、俺はアサカゲ博士の言動が気になる。
彼はいったい何を考えてるんだろう・・・?

おもな登場人物(敬称略)

アスミ・カナタ(松本大輝)
GUTS-SELECTの隊員。ウルトラマンデッカーに変身する。

キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。

リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。

アサカゲ・ユウイチロウ(小柳友)
TPU技術部に所属する科学者。GUTS-SELECTのメカを開発する。

カイザキ・サワ(宮澤佐江)
新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。

ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
新生GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。

HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。

登場怪獣(スフィアネオメガス)

別名:新創合成獣
身長:65メートル
体重:3万トン
出身地:森の中
スーツアクター:梶川賢司

【デッカー】#12「ネオメガスの逆襲」のあらすじ

かつてデッカーによって倒されたネオメガス。
しかし、その断片の細胞が森の中に残っていました。

ある真夜中のこと。

スフィアソルジャーの大軍が、
森の中にあるネオメガスの細胞にくっついてしまいます。

死んだはずのネオメガスは、
スフィアネオメガスとして復活してしまいました。

この事態を知ったムラホシ隊長は、
「何でもありですね、スフィアは」といいます。

イチカは司令室にカナタがいないことに気づきました。

カナタは相棒のハネジローを連れて、
アサカゲ博士の研究室に行っていたんです。

アサカゲ博士の問いかけ

ハネジローはテラフェイザーに乗って戦うことができますが、
航空用の戦闘経験しかないため、
前回はオーバーヒートを起こしてしまいました。

アサカゲ博士はその対策のために、
ハネジローに新しいプログラムをインストールします。

カナタは宇宙開発用AIユニットとして生まれたハネジローが、
どんどん変わって行くことにビックリしました。

ハネジローは「戦闘は宇宙開発に戻るための手段だと捉えてる」と、
いつもより渋い声で言います。

2人のやり取りを見ていたアサカゲ博士は、
カナタに『戦ったその先にある目標』を尋ねました。

純粋で熱血漢のカナタは、
怪獣災害に遭った人々を救うために全力投球しています。

でも、これといった目標はまだ見つかっていませんでした。

GUTS-SELECTはスフィアネオメガスを迎え撃つ

アサカゲ博士の研究室を出たカナタはハネジローに、
相棒になってから、人間っぽくなったといいます。

ハネジローは「お前と毎日話してるからだ」と答えました。

和やかな時間を過ごす2人でしたが、
カイザキ副隊長から緊急に呼び出されます。

スフィア合成獣として復活したネオメガスが、
ソラフネシティの宇宙港に向かっていたんです。

住民の避難状況は30%程度しか済んでおらず、
完了までには時間がかかりそうでした。

ムラホシ隊長はテラフェイザーの出撃を考えますが、
アサカゲ博士はメンテナンス中で難しいといいます。

そこでカナタとハネジローがGUTSグリフォンで出撃し、
リュウモンとイチカが地上で援護することになりました。

デッカーがまさかの敗北

カナタとハネジローは、
GUTSグリフォン最強技のハイパーソーンレーザーを、
スフィアネオメガスに放ちます。

けれど、角を破壊しただけで、
致命傷を与えることはできませんでした。

それどころか、スフィアネオメガスは、
攻撃された箇所を再生してしまうんです。

ムラホシ隊長は「今までにないパターンだ」と驚きました。

ハネジローはピンチを即座に察知したので、
カナタをGUTSグリフォンの外に放り出します。

デッカーに変身しろというんです。
カナタはハネジローのリクエストに応えて変身しました。

スフィアネオメガスは強敵でしたが、
デッカーは果敢に立ち向かって行きます。

GUTS-SELECTも総員態勢で、
ソラフネシティをめちゃくちゃにする怪獣に立ち向かいました。

デッカーはストロングタイプにチェンジし、
スフィアネオメガスを食い止めようとしますが、
リュウモンとイチカが狙われていたので、
身代わりとなって光線技を食らってしまいます。

連戦連勝を続けていたデッカーは、
初めての敗北をしてしまうのでした。

【デッカー】#12「ネオメガスの逆襲」の感想

ネオメガスも凶悪な怪獣でしたが、
合成獣になってからは凄みがいっそう増しましたね。

やっかいなのはキズをスフィアで治してしまう能力です。

ドラクエでいうベホマみたいなもんですが、
これをやられると本当に困ります。

だから「苦戦するだろうな・・・」とは思っていましたが、
デッカーが負けるのは予想外でした。

ムラホシ隊長はカナタがデッカーだと知らないので、
GUTSグリフォンが撃墜されたことを、
「私の判断ミスです」と言っていました。

ムラホシ隊長は本当に理想の上司ですね。

カナタはGUTSグリフォンのことより、
ウルトラマンが負けたことが衝撃だったんですが、
ムラホシ隊長のフォローがなければ、
気分転換に筋トレはしなかったでしょうね。

初代GUTS-SELECTのサクマ・テッシンは、
「筋トレすれば、すべての悩み事は解決する」と言ってました。

これは正解だったみたいで、
カナタはおじいちゃんの言葉を思い出して、
いつもの元気を取り戻したんですよ。

凹んでるよ。凹んでるけどさ、
ウジウジしてたって、仕方ないだろ?

カナタ

昔、じいちゃんに言われたんだ。
「負けた理由を探すより、
勝てなかった自分を超える努力をしろ」って。

リュウモン

俺たち全員が自分を超えたほうが、勝率が上がる。

イチカ

そうそう、チームなんだから。

何かあって落ち込んだ時に、
励ましあえる友だちがいるのはすごくいいことです。

GUTS-SELECTのメンバーがポジティブで行動的なのは、
めっちゃ好感が持てますね。

カナタの秘密がばれてしまった

凶悪な合成獣のスフィアネオメガスは、
テラフェイザーのTRメガバスターで倒されました。

これを見たアサカゲ博士は大喜びして、
「テラフェイザーが真の完成を見た」といいます。

この巨大ロボの開発に、
並々ならぬ情熱を注ぎこんだことがわかりますね。

でも、アサカゲ博士は気になることを言ってました。

カナタと『戦いの先にある目標』についてやり取りした時に、
こんなセリフを言っていたんですよ。

あてのない善意というのは、
逆に人を傷つける結果になることもある。
気をつけたほうがいい。

引用元:ウルトラマンデッカー12話(アサカゲ・ユウイチロウのセリフ)

アサカゲ博士もかつて、
カナタのように必死に人助けをしたことがあったんでしょう。

だけど、何かのはずみで人を傷つける結果になってしまい、
それがトラウマになっているんですね。

悪い人ではないと思いますが、
テラフェイザーへのこだわりは半端ないですし、
ハイパーソーンレーザーに関しては、
間違った助言をしていました。

強すぎるスフィアには効果がなかったんですよ。

地球全体を覆うバリアは、
ハイパーソーンレーザーよりも強力な武器じゃないと、
除去するのは不可能ですね。

そうなると、テラフェイザーのTRメガバスターになりますが、
あれを地球に放つのは相当に危険です。

そんなとんでもない兵器を開発したアサカゲ博士に、
カナタがウルトラマンデッカーであることがばれてしまいましたが、
本当に大丈夫なのでしょうか?

アサカゲ博士は野望を持つマッドサイエンティストではなく、
真摯な科学者であってほしいですね。

【デッカー】#12「ネオメガスの逆襲」の情報

本放送日:2022(令和4)年10月1日
脚本:足木淳一郎
監督:越知靖
音楽:末廣健一郎、得田真裕
オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
エンディングテーマ:カナタトオク(歌・影山ヒロノブ)

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。