ミケさん

アサカゲ博士はカナタたちの仲間だったのに、
異星人だなんて本当にショックだよ・・・

あんのん君

俺も驚いた。
しかし、何故彼は地球に恨みを持つのだろう?
その理由が気になるぞ。

おもな登場人物(敬称略)

アスミ・カナタ(松本大輝)
GUTS-SELECTの隊員。ウルトラマンデッカーに変身する。

キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。

リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。

カイザキ・サワ(宮澤佐江)
GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。

ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。

HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。

ゲスト出演

謎の男(谷口賢志)
アガムスを追っていた人物。カナタに代わってデッカーに変身。

本作のメインヴィラン

アガムス(小柳友)
バズド星人。地球ではアサカゲ・ユウイチロウと名乗っていた。

登場怪獣(テラフェイザー、スフィアザウルス、ノイズラー)

別名:電脳魔人
身長:69メートル
体重:6万9千トン
出身地:地球(TPU技術部)
スーツアクター:岡部暁

別名:精強融合獣
身長:68メートル
体重:6万8千トン
出身地:ソラフネシティ宇宙港付近
スーツアクター:高橋舜

別名:騒音怪獣
身長:60メートル
重さ:4万トン
出身地:宇宙
スーツアクター:不明

【デッカー】#14「魔神誕生」のあらすじ

市街地でノイズラーが暴れました。

カナタはデッカーに変身、
ハネジローはテラフェイザーに搭乗して、
みごとな連携プレーを披露します。

2人の大活躍はニュースになり、
街の人々にも大評判でした。

連戦連勝で負けなしだったからです。

カナタは嬉しさのあまり、
ニュースの動画をタブレットで6回も観ます。

「参ったなぁ」とデレていると、
イチカが「なんでカナタが参るの?」とツッコミを入れました。

カナタは『仲間として嬉しい』といって、
自分がデッカーであることを誤魔化します。

怪獣の出現頻度が増加

テラフェイザーの人気はうなぎ上りで、
開発者のアサカゲ博士にも取材が殺到していました。

カナタとイチカは、
自分たちも取材されるかも知れないと、
ワクワクしています。

でも、リュウモンのリアクションは冷静でした。

活躍の場が少ないのでガッカリしてるのかと思いきや、
リュウモンは怪獣の出現頻度が増えたことを警戒していたんです。

カイザキ副隊長もそれを感じていて、
スフィアバリアの反応が強まっていることをキャッチしていました。

さらにスフィアソルジャーも世界各地で目撃されています。

ムラホシ隊長は以前に、
「怪獣はテラフェイザー排除のために動いている」という、
独自の説を言いましたが、
どうやらそれが現実になっているようでした。

しかしスフィアと怪獣の関係や、
その本質についてはまだ何もわかってなかったんです。

ムラホシ隊長は、
「最悪の事態を想定して備えておくことです」と言いました。

独り言をつぶやくアサカゲ博士

アサカゲ博士は地下にある研究室で、
テラフェイザーの最終調整を行っていました。

しかし、その様子は少し変でした。
自然に関する言葉をひたすらつぶやいているんです。

「花・・・木々・・・空・・・風・・・雲・・・太陽・・・
虹・・・海・・・浜辺・・・森・・・石・・・砂・・・大地・・・」

そこにカナタがやってきました。

カナタはテラフェイザーのおかげで、
数々の戦いに勝利できたことに感激して、
アサカゲ博士にお礼を言いに来たんです。

テラフェイザーはさらにパワーアップする予定でした。

カナタはますます嬉しくなって、
アサカゲ博士と握手します。

でも、アサカゲ博士はいたってクールでした。

スフィアザウルスが復活

そんななか。

ソラフネシティの宇宙港付近に、
スフィアソルジャーの大軍が出現します。

その地にはスフィアネオメガスの細胞が落ちていたんですが、
スフィアソルジャーはそれを吸収して、
新たなスフィアザウルスを誕生させました。

カナタはGUTSグリフォンで出撃し、
リュウモンとイチカは地上で攻撃態勢をとります。

ハネジローもテラフェイザーに搭乗し、
敵と戦う準備はしっかり整いました。

ところが、スフィアザウルスは、
前に出て来た個体よりもはるかに強かったんです。

さらに地面に根を張るようにして、
地球のエネルギーを吸収していました。

GUTSグリフォンが操縦不能になったので、
カナタはデッカーに変身します。

ハネジローとの息の合った連携プレーで、
戦いを優位に進めて行きました。

テラフェイザーはTRメガバスターで、
スフィアザウルスにとどめを刺そうとしますが、
思わぬ邪魔が入ってしまいます。

それは見たことのないスーツに身を包み、
別人のような姿になったアサカゲ博士でした。

【デッカー】#14「魔神誕生」の感想

デッカーのファンの間では、
「テラフェイザーが敵になって暴走する」という噂がありましたが、
それが現実のものになってしまいましたね。

アサカゲ博士が搭乗するとは予想外でした。

私はスフィアソルジャーに乗っ取られて、
『スフィアテラフェイザー』になると思ってました。

でも、そうではなく、
最初からデッカーを打倒するために、
アサカゲ博士は仲間を欺いて研究してたんです。

何故、そんなことをしたのか。

それはアサカゲ博士が地球人ではなく、
バズド星からやって来た異星人だったからです。

彼の本名は「アガムス」というんですが、
デッカーとは仇敵のような間柄でした。

「アガムス」がアサカゲ・ユウイチロウと名乗っていた頃、
カナタにこんなことを言ったことがありました。

あてのない善意というのは、
逆に人を傷つける結果になることもある。
気をつけたほうがいい。

引用元:ウルトラマンデッカー12話(アサカゲ・ユウイチロウのセリフ)

「アガムス」本人が誰かに善意を施して、
悪い事態になったのかと思いましたが、
「レリア」という人物を失って闇落ちしたようです。

「アガムス」の激怒振りから考えると、
「レリア」は恋人か家族という可能性が高いでしょう。

大切な人を失って闇落ちしたというのは、
ダイの大冒険のヒュンケルやバランみたいですね。

光の戦士であるデッカーが、
人を殺めるということはあり得ないので、
「アガムス」の逆恨みではないでしょうか。

アサカゲ・ユウイチロウだった頃の彼は、
カナタたち3人とラグビーするなど、
仲間思いで優しい性格だったので、
豹変したのは本当に哀しかったですよ。

本当の黒幕は他にいるかも知れない

意外な展開になったデッカーですが、
いちばんビックリしたのは、
カナタの代わりに謎の男が変身したことです。

過去のウルトラシリーズでも、
主人公が不測の事態で変身できなくなったことがありましたが、
別人が目の前でウルトラマンになるのは、
かなり異例のことですね。

しかし、カナタは「アガムス」の攻撃で疲弊していたので、
謎の男がバトンタッチしたのは正解でした。

彼の正体はめちゃくちゃ気になりますね。

「先代のデッカー」という説が濃厚ですが、
作品コンセプトを考えると未来人という線が妥当でしょう。

作品全体のテーマとしては「未来」が掲げられている。
武居は『トリガー』に対する印象を、
「過去が現代に影響をおよぼし、過去に向かって戦いを挑む」と表現し、
本作品は「未来をどうするか」、
「起こってしまったことに対してどのように順立て、打破するのか」という話を、
メインにすることで、向かう目線の違いを描くことを意識した旨を語っている。

引用元:ウルトラマンデッカー(Wikipedia)

どのくらい先かは分かりませんが、
「アガムス」やもう一人のデッカーがいた時代で、
取り返しのつかない悲劇が起きて、
その歴史を改変するために戦いが起きたんでしょう。

トリガーのカルミラは、
私怨を暴走させてメガロゾーアになりましたが、
「アガムス」も同じパターンでは、
お腹いっぱいになってしまいます。

それに「アガムス」を演じている小柳友さんは、
公式サイトの写真でカナタたちと一緒に写っているので、
何かのキッカケで改心するのではないでしょうか。

また、スフィアほどの高エネルギー体を動かすのは、
いかに異星人といえども、
個人のチカラでは無理だと思います。

地球を滅ぼしたい勢力(真の黒幕)がいて、
「アガムス」はそれに踊らされている可能性が高いですね。

【デッカー】#14「魔神誕生」の情報

本放送日:2022(令和4)年10月15日
脚本:根元歳三
監督:武居正能
音楽:末廣健一郎、得田真裕
オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
エンディングテーマ:ヒカリカナタ(歌・影山ヒロノブ)

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。