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【ウルトラマンデッカー】21話「繁栄の代償」あらすじと感想。未来からやってきたウルトラマンダイナ

出典:ウルトラマンデッカー21話

こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。

デッカーは事実上のトリガーの続編ですが、

ウルトラマンダイナのエッセンスも取り入れています。

今回は工場の事故からスフィア融合獣が誕生し、

地球のエネルギーを吸い取るスフィアザウルスまで現れ、

さらにテラフェイザーが参戦という大ピンチになりました。

そんな危機に飛んできてくれたのが、ウルトラマンダイナです。

つるの剛士さんの出演はありませんでしたが、

ダイナの仕草で「アスカ・シン」だとわかりましたよ。

前回の感想はこちら

目次

おもな登場人物(敬称略)

出典:ウルトラマンデッカー21話

主人公とGUTS-SELECTのメンバー

アスミ・カナタ(松本大輝)

元は老舗せんべい屋の看板息子。ウルトラマンデッカーに変身する。

キリノ・イチカ(村山優香)

カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。

リュウモン・ソウマ(大地伸永)

カナタの同期。非常にストイックな性格。

カイザキ・サワ(宮澤佐江)

GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。

ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)

GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。

HANE2(CV:土田大)

通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。

訳ありの異星人
 

アガムス(小柳友)

バズド星人。ある理由から地球を滅ぼそうとする。

ゲスト出演

ヒヤマ・ユウジ(演:阿部翔平)

サイテックスラボラトリーホールディングス会長。

登場怪獣

スフィアジオモス

出典:ウルトラマンデッカー21話

Sプラズマ融合獣
身長:70メートル
重さ:7万トン
出身地:サイテックラボラトリーホールディングスSプラズマ研究棟
得意技:スフィアザウルスの召喚
スーツアクター:桑原義樹

Sプラズマ増殖炉内にあったスフィアの死骸が、
熱暴走して誕生した融合獣だ。
工場周辺のあらゆるものを吸収して、
エネルギーに変える力を持っているぞ。
また時空変動を起こしてスフィアザウルスを呼べる。
ジオモス本体を倒さない限り、何度でも召喚されるので、
非常に厄介な敵だったな。

ウルトラマンデッカー21話のあらすじ

出典:ウルトラマンデッカー21話

民間企業が開発した夢のエネルギー

カナタとリュウモンは、

サイテックラボラトリーホールディングスを訪れました。

2人は会長のヒヤマ・ユウジに迎えられます。

サイテックラボラトリー社は、

膨大なエネルギーを生み出すSプラズマを研究していました。

Sプラズマは宇宙船のエンジンに搭載すると、

光の速度を出せるというものです。

夢のような開発でしたが、

リュウモンは工場周辺からスフィア反応があったと、

ヒヤマ会長にいいます。

そこで調査協力を依頼すると、

ヒヤマ会長は快く承知してくれました。

Sプラズマの原料はスフィアだった

カナタとリュウモンは最新の増殖炉に案内されます。

泡を立てる液体の中には、

大きなスフィアが入っていました。

それはサイテックラボラトリー社の敷地内で発見されたもので、

ヒヤマ会長は「死骸だから大丈夫」といいます。

スフィアは地球を丸ごと覆ってしまう生命体です。

カナタは心配になりますが、

ヒヤマ会長は「結構じゃないですか」といって、

スフィアの危険性を感じ取っていません。

それどころか、スフィアだからこそ、

Sプラズマ増殖炉を作ることができたと言い出す始末です。

そして研究について詳しい説明をはじめました。

スフィアの恐ろしさを知るカナタは、

「今すぐ中止してください」とヒヤマ会長にお願いしました。

スフィアの打倒か共生か

ヒヤマ会長は自身の研究に絶対の自信を持ってるので、

「スフィアの死骸の所持や利用を規制する法律はない」と言い切ります。

でも、万が一の事態が発生したら、

取り返しのつかないことになってしまうんです。

ヒヤマ会長はカナタの意見をことごとく論破しました。

増殖炉はあらゆる事態を想定して、

完璧なシミュレーションのもとで管理されてるというんです。

スフィアが襲来してから、

地球の発展は停滞してしまいました。

人類に残された道は2つに1つしかありません。

スフィアを打倒して勝利するか、

上手く利用して共生するしかないのでした。

恐れていたことが現実に

カナタはどちらも間違っているといいますが、

ヒヤマ会長は逆に問いかけます。

GUTS-SELECTには、

スフィアを打倒する確実な手段があるのかと。

残念ながら、いまのGUTS-SELECTには、

スフィアに完全勝利する戦力は整っていません。

リュウモンはヒヤマ会長に、

スフィアとの共生は確実な手段と言い切れるのかと聞きます。

ヒヤマ会長はSプラズマが膨大なエネルギーを生み出しているので、

スフィアとの共生は可能であると断言しました。

あまりの言い分にカナタは切れそうになります。

カナタたちと会話して気を悪くしたヒヤマ会長は、

そそくさと立ち去ってしまいました。

リュウモンは「われわれには企業の方針に立ち入る権限がない」といいます。

Sプラズマの研究を止めるには、

TPU上層部からの政治的なアプローチが必要でした。

カナタは研究に断固反対の姿勢でしたが、

リュウモンはヒヤマ会長の意見には一理あると言いました。

スフィアの利用には賛同できないが、

考え方にはうなずける部分があったからです。

Sプラズマの増殖は順調に行われていました。

ヒヤマ会長はTPUから横やりを入れられる前に、

スフィアをコントロール下に置こうとします。

増殖炉の出力を86%まで上げましたが、

それは実験が成功していない領域でした。

その結果・・・

カナタが恐れていた最悪の事態が起きてしまったんです。

ウルトラマンデッカー21話「繁栄の代償」の感想

出典:ウルトラマンデッカー21話

科学を過信してはいけない

人類は科学の力で自然の猛威に挑戦し、

自らの力として取り込み、発展してきた。

それは歴史が証明しています。

引用元:ウルトラマンデッカー21話(ヒヤマ・ユウジのセリフ)

確かにこれは一理ありますね。

ウルトラシリーズがはじまったのは、

今から56年前のことですが、

その当時と比べると科学は大きく進歩し、

人類はさらに豊かな生活を手に入れています。

ただ、人類の欲望には際限がないので、

どんどん新しい技術を求めてしまうんですね。

劇中に出て来たSプラズマ研究は、

実用化すれば宇宙航行が劇的に改善するものですが、

スフィアの死骸を利用するというのは、

リスクが大きすぎて危険です。

増殖炉の中のスフィアが熱暴走したのは、

おそらく仮死状態だったからではないでしょうか。

あるいは死んでいたとしても、

外部から何らかの衝撃を与えられると、

生命活動が活性化するんだと思います。

新しいエネルギーを生み出すのはいいことですが、

資源の負の要素についてよく調べないと、

とんでもない禍をもたらすものになってしまいます。

科学は本当に素晴らしいものです。

でも、過信して盲目になるのは、

身を滅ぼすもとになります。

破滅を呼ぶ力を欲望のままに利用する。

お前たち地球人が連綿と繰り返して来た愚行だ。

引用元:ウルトラマンデッカー21話(アガムスのセリフ)

Sプラズマの件に関しては、

アガムスの意見に同意しておきましょう。

未来も運命も変えられる

カナタはアガムスから、

地球人がバズド星にスフィアを持ち込んだと聞いて、

デッカーに変身できなくなりました。

その真偽のほどは不明ですが、

もし本当だとしたら、

人類はとんでもないことをしたことになります。

人類の歴史はいいことばかりではありませんが、

スフィアを他の星に持って行く技術はないと思います。

アガムスは思い違いをしているのではないでしょうか。

スフィアジオモスの召喚能力と、

テラフェイザーの参戦で大ピンチになりましたが、

未来の世界にいたウルトラマンダイナが、

助っ人に来てくれました。

カナタはダイナの奮戦を見て、

迷いが吹っ切れます。

アガムスの言ってることが、

本当かどうかなんて、俺にはわかんない。

でも、何もしないで開ける未来なんてあるか!

引用元:ウルトラマンデッカー21話(アスミ・カナタのセリフ)

そして、ダイナとの連携で、

スフィアジオモスらを撃破することができました。

ダイナは去り際にカナタにあることを教えます。

『未来は誰にもわからない』

未来とはこれから創って行くもので、

すでに決まっていることではないんですよ。

だから、困難な運命だとしても、

努力次第で変えることができます。

アガムスは絶望の淵にいますし、

弱さゆえに悪の道に走ってしまったので、

そのことが分からない可哀想な男です。

もしかしたら彼も、

スフィアに利用されてるのかも知れませんね。

ウルトラマンデッカー21話の基本情報

出典:ウルトラマンデッカー21話

  • 本放送日:2022(令和4)年12月10日
  • 脚本:足木淳一郎
  • 監督:田口清隆
  • 登場怪獣:スフィアジオモス
  • オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
  • エンディングテーマ:ヒカリカナタ(歌・影山ヒロノブ)

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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