ミケさんゾヴァラスは卑きょう者だよね！
オメガの大事な仲間を洗脳しちゃうんだから。
あんのん君ヴァルジェネスはきっと、
純粋な心の持ち主なんだろうな。
ピュアなヤツほど闇に染まりやすいんだ。
だが、ソラトたちには秘策があるぞ。
【オメガ】#15「守る者たち」のあらすじ
ソラトは月面から遠い地球を見ていた。
それはかつての記憶の断片だった。
彼はレキネス、トライガロンと一緒に、
地球支配を企むゾヴァラスと戦っていたのだ。
ゾヴァラスは一筋縄では行かないので、
ヴァルジェネスも加勢に駆けつけた。
しかし、彼は洗脳されて闇に飲まれてしまう。
ソラトの話を聞いたコウセイは、
「俺たちには仲間がいる」と励ました。
それはアユムであり、彼女の恩師のサユキだった。
ゾヴァラスは完全無欠に思えたが、意外な弱点があった。
おもな登場人物（敬称略）
オオキダソラト（近藤頌利）
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。
ホシミコウセイ（吉田晴登）
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。
イチドウアユム（工藤綾乃）
国立自然研究センターに勤務する生物学者。
ウタサユキ（山本未來）
アユムの恩師。冷静で快活な女性。
登場怪獣（ゾヴァラス）
【オメガ】#15「守る者たち」の感想
ヒーローが最強形態になる話は、いつも感動的なんですが、
ソラトのこの名言に泣きました。
俺、実はやりたいこととか、
引用元：ウルトラマンオメガ１５話（オオキダソラトのセリフ）
もう本当はどうでもいいんだ。
それより、ササコとミコが作った野菜が食べたい。
アユ姉とカミヤには研究がんばってもらいたいし、
オーナーと将棋もしてみたい。
オオカミ君はもっと楽しい動画を作ればいいのにな。
ゴーストライダーズと変な実験もしたいし、
カネナリもホントはあんま、悪いヤツじゃないと思う。
マキ姉のドキュメンタリーも楽しみだ！
みんなのこと、ずっと見ていたい。
幸せでいてほしい。
もちろん、コウセイにも。
だから、俺は俺のできることをやる。
彼はササコからもらった手紙を読んで、
自分にとっての「幸せ」が何なのか分かりました。
それは『みんなの幸せ』を見ることだったんです。
ソラトが出会った人たちは、いい人ばかりではなく、
迷惑系動画配信者のオオカミ君や、
お金儲けのために何でもするカネナリ社長がいました。
オオカミ君とカネナリ社長は、
人間のネガティブな部分を前面に出した存在です。
そんな人とは友達になりたくない。
普通なら、そう思ってしまいますが、
ソラトは２人のことも、ちゃんと受け入れているんです。
地球という星が、
人間が大好きだからなんですね。
『みんなの幸せ』を見ていると、
自分も幸せになるという考え方は本当に素敵です。
ヴァルジェネスのモデルはヤタガラス
オメガと一緒に戦うメテオカイジュウは３体いました。
レキネスとトライガロン、そしてヴァルジェネスです。
３体とも強いんですが、
ヴァルジェネスは四大元素の力を持っているので、
頭ひとつ飛び抜けています。
本来は味方のはずなのに、
敵になってしまってるのは、やっかいですよね。
ゾヴァラスは意外にも「カラスの鳴き声」がダメでした。
そこでアユムとサユキは、
超大型スピーカーを使う秘策を考え出します。
これは「ヤタノ作戦」と名付けられましたが、
日本神話に登場する「ヤタガラス（八咫烏）」にちなんでいます。
ヤタガラスは導きの神であり、太陽の化身ともいわれています。
ヴァルジェネスの見た目は豪華で美しく、
性格も礼儀正しく高潔なので、
このヤタガラスをモデルにしたのではないでしょうか。
オメガがアーマーとして纏った姿は、
まさに「地球の守護神」でしたし、
専用ＢＧＭもめちゃくちゃカッコよかったです！
オメガが地球に来たのはいつ？
オメガはストーリーの隠し味に、
日本神話や民話を使っているようです。
ヴァルジェネスは「ヤタガラス」がモデルですが、
オメガ本人は「ダイダラボッチ」みたいなんですよ。
「太平風土記」には１０００年以上前に存在した「悪牙」を、
「ダイダラボッチ」が封印したと書かれています。
これは８話でゴーストライダーズが言ってたことでした。
コウセイはソラトの年齢が気になってましたが、
オメガはかなり昔から地球を守ってるんでしょうね。
「ヤタガラス」は２７００年前の日本誕生時に、
存在したと伝えられる神鳥なので、
おそらく３０００年前には地球に来てたと思います。
ちなみに初代マン７話には、
バラージの町を守った「ノアの神」が登場しますが、
彼の来訪は５０００年前です。
オメガは今までずっと「巨人」でしたが、
サユキが呼んでくれたおかげで、
ようやく「ウルトラマン」になりました。
防衛チームとは違いますが「怪特隊」も発足しましたし、
ますます面白くなりそうです。
ＳＮＳ企画「コウセイの秘密の日報」その15
【オメガ】#15「守る者たち」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。