【オメガ】#18「バロッサの家」感想。珍妙すぎる海賊宇宙人のきょうだいゲンカ

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ミケさん

きょうだいが多いと大変だよね。
お菓子とか、おもちゃの取り合いが、
日常茶飯事になっちゃうし。

あんのん君

そうだな・・・
だが、きょうだいは、
つまらないことでケンカもするが、
仲が良かったりするんだぞ。

目次

【オメガ】#18「バロッサの家」のあらすじ

怪特隊はこれといった事件もなく平穏だった。
サユキが国際会議で留守だったため、
ソラトとコウセイは群馬県の月読高原でキャンプをする。
実はただのキャンプではなく、
オメガとメテオカイジュウを稽古するのだった。
そんな2人の様子を物陰から宇宙人が見ていた。
ソラトがバーベキューをしようとすると、
突然、宇宙人に襲われて細いカプセルに閉じ込められてしまう。
コウセイはソラトを助けるために宇宙人のアジトに向かうが、
そこはお金持ちが暮らす豪邸だった。

おもな登場人物(敬称略)

オオキダソラト(近藤頌利)
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。

ホシミコウセイ(吉田晴登)
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。

イチドウアユム(工藤綾乃)
国立自然研究センターに勤務する生物学者。

登場宇宙人(バロッサ星人ザーゴン、ギルダ、母)

別名:海賊宇宙人
身長:2~53メートル
体重:100キロ~2万5千トン
CV: 三宅健太
スーツアクター:平田一貴

別名:海賊宇宙人
身長:1メートル70センチ
体重:70キロ
スーツアクター:安藤香穂
演者:百川晴香

別名:海賊宇宙人
身長:2メートル
体重:120キロ
CV: 榊原良子
スーツアクター:新井宏幸

【オメガ】#18「バロッサの家」の感想

バロッサ星人といえば、
トリガーの7話でイグニスとお宝合戦をしてましたね。

あの時は妙なお宝ばかりだったんですが、
今回出てきたザーゴン(五代目)は、
有名なウルトラアイテムをたくさん持ってました。

  • ザラブ星人の翻訳機(初代マン)
  • ダダの縮小光線銃(初代マン)
  • ダダの人間標本カプセル(初代マン)
  • ヒッポリト星人のヒッポリトタール(A)
  • モルフォ蝶の鱗粉(Q)
  • オニオンの金棒(レオ)

いずれも昭和ウルトラシリーズに出てくる逸品です。

略奪こそ我が掟!
全宇宙のお宝は俺様の物だ!

引用元:ウルトラマンオメガ18話:バロッサ星人ザーゴンのセリフ

そう豪語するだけあって、目利きも相当なものです。

ザーゴンはトレジャーハンターとして、
次のお宝はメテオカイジュウに決めました。

彼のおかしな所は、
メテオカイジュウを「フィギュア」だと思ってることです。

まあ、当たらずとも遠からずなんですが、
ソラトを標本化したり、コウセイを恫喝するのは、
ぜんぜんカッコよくないですね!

それもそのはず、
ザーゴンの性格は「粗暴で雑で野蛮」なんですよ。

コウセイに一目惚れしたギルダ

兄をそんな風に言ったギルダもなかなかのもので、
標本化したコウセイを略奪すると、
自分の部屋に連れてきてしまいます。

せめてあなたのような、
美しい個体だけでも救ってあげなくては・・・

引用元:ウルトラマンオメガ18話(バロッサ星人ギルダのセリフ)

彼女の審美眼は間違っていませんが、
私はソラトもイケメンだと思いますよ。

まあ、でも。

ギルダはコウセイに一目惚れしたので、
彼以外の男性には興味がないんでしょう。

それにギルダの趣味は、
洋風乙女ファンタジーなので、
王子様風のコスチュームはコウセイのほうが似合います。

ギルダがコウセイをカプセルから出さなかったのは、
彼をペットとして扱いたかったからでした。

野蛮を絵に描いたようなザーゴンもやばいですが、
人間をペットにようとする彼女は、もっとやばいですね。

アユムが乱入してくれたおかげで、
美少女ギルダの変身が解けて、
バロッサ星人の姿に戻りました。

演じてた百川晴香さんは、
相変わらず可愛かったですね。

彼女がXで演じた高田ルイとは、真逆のキャラでしたが・・・

宇宙でいちばん怖い「母」

ソラトとコウセイはひどい目にあわされたので、
今回の戦闘はやる気十分でした。

標本やペットにされかけたんですから、
バロッサにはキツイお灸を据えなければいけませんよ。

しかし・・・

珍妙なきょうだいゲンカを仲裁するために、
宇宙から「母」がやってきたんです。

さすがのザーゴンとギルダも、
「母」には頭があがらないようで、
おとなしく引きさがって行きました。

宇宙人の世界でもお母さんというのは、
本気で怒ると怖いみたいです。

彼女の子どもは全部で1万人もいるので、
相当な「肝っ玉かあさん」なんでしょう。

アフターケアの菓子折りと気になったこと

これまでのバロッサは、
悪事を働くヤツらばかりだったので、
「母」が善良なのにはビックリしました。

コウセイとアユムの性別を間違えたり、
2人をカップルと勘違いしたのは爆笑でしたね。

彼女は子供たちが起こした騒動のお詫びに、
わざわざ太陽倉庫まで、
「マンダリン草」のまんじゅうを持ってきたんです。

ソラトは美味いと言ってましたが、
人間には害があるから、食べないほうがいいでしょう。

「母」はバロッサの一族にしては、
真面目で礼儀正しいんですが、
ギルダに不穏なことを言ってました。

たとえ滅びゆく種族でもね、
人間は仲間と一緒にいる方が幸せなの。

引用元:ウルトラマンオメガ18話(バロッサ星人母のセリフ)

ゾヴァラスを倒しても、
ゲネスの一派はまだどこかにいるんでしょうね。

オープニングでサユキの映像が出てきたのに、
彼女がまったく登場しなかったのも気になりました。

武居監督メインの作品では、
デッカーでアサカゲ博士がヴィランだったという前例がありますが、
サユキがそうでないことを祈りたいです。

SNS企画「コウセイの秘密の日報」その18

【オメガ】#18「バロッサの家」の情報

本放送日:2025(令和7)年11月15日
脚本担当:中野貴雄
オープニングテーマ「BRIGHT EYES」ASH
エンディングテーマ「共鳴レボリューション」ASH x mindaryn
音楽:NARASAKI
監督:田口清隆

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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