【オメガ】#19「星の光を追いかけて」感想。感情によって色が変わる不思議な石

ウルトラマンオメガのオリジナルアイキャッチ画像
ミケさん

すべての生き物には、
プラスとマイナイスの感情があるけど、
どうせなら、ポジティブに生きたいよね。

あんのん君

そうだな。
「ネガティブは災いの元」ともいうぞ。
何か嫌なことがあった時は、
好きなものを思い切り堪能しよう。

目次

【オメガ】#19「星の光を追いかけて」のあらすじ

とある工事現場で作業員が躓いた。
それは地面に石があったからだ。
作業員は上司に嫌味を言われたので、
ひとり愚痴っていると、石の色が変わってしまう。
作業員は気味悪がって、石を投げ捨てた。
石は街行く人々のマイナスエネルギーを吸収して行く。
すると、怪獣が現れた。
オメガは街を守るため怪獣と戦うが、
その光景を撮影する少年たちがいた。
アユムに「危ないから逃げて」といわれても、
少年たちは撮影を続けるのだった。

おもな登場人物(敬称略)

オオキダソラト(近藤頌利)
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。

ホシミコウセイ(吉田晴登)
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。

イチドウアユム(工藤綾乃)
国立自然研究センターに勤務する生物学者。

ゲスト出演

エーイチ(正垣湊都)
三度のご飯よりも特撮が大好きな少年。

登場怪獣(バグリゴン)

別名:猪突猛進怪獣
身長:41メートル
体重:3万トン
出現地:大仁市の市街地
スーツアクター:新井宏幸

【オメガ】#19「星の光を追いかけて」の感想

先日、ウルトラ界隈では、
とても嬉しいニュースがありました。

「特撮の神様」こと、
円谷英二さんがVESに殿堂入りしたんです。

日本人初の快挙ということで、
Yahoo!ニュースでも取り上げられました。

今回のゲストは特撮好きな少年・エーイチくんですが、
彼のモデルは円谷英二さんで間違いないでしょう。

実はこの、エーイチという名前は、
円谷英二さんの本名に由来しています。

1932年(昭和7年)、31歳。
「円谷英二」と名乗るようになる。
兄のように尊敬する5歳年上の叔父の名が「一郎」だったため、
遠慮して「英二」と名乗ったという。

引用元:円谷英二-Wikipedia-

奇しくも、VES殿堂入りの快挙の直後に、
このエピソードが放送されたのは、
何か運命的なものを感じますね。

エーイチは粘土をこねて焼いたオリジナル怪獣を作ったり、
コウセイが作った唐揚げを爆発に見立てたりと、
想像力を大いに解き放ちました。

その作業中にこんなことを言ってたんですよ。

特撮って言うんだぜ。
とんでもなく苦労する最高の作り物。
一文字ずつとって、ト・ク・サ・ツさ。

引用元:ウルトラマンオメガ19話(エーイチのセリフ)

円谷英二さんが「特撮の神様」と呼ばれるまでには、
時代背景も相まって、実に様々な紆余曲折がありましたが、
「特撮」には豊富なアイデアと労力が必要です。

ウルトラ作品が素晴らしい出来栄えなのは、
スタッフのみなさんの血と汗と涙の結晶だからなんですね。

一直線な怪獣と赤い星

何かに夢中になるというのは素晴らしいことですが、
周りの人に理解されないと悲劇になります。

エーイチは仲間たちも同じように、
「特撮」ごっこを楽しんでいると思ってました。

でも、彼らは歩調を合わせていただけで、
本当は違う遊びをしたがってたんですよ。

エーイチは不器用な性格なので、
ついて行くことができませんでした。

さらにエーイチは両親の小言を思い出して、
どんどんネガティブになってしまい、
せっかく作った砂の模型をめちゃくちゃに壊してしまいます。

あの奇妙な石はエーイチの負の感情だけでなく、
街中の人のマイナスエネルギーを吸い取り、
血のように赤い色に変わってしまいました。

すると、昔からずっと石を追いかけていた、
バグリゴンが現れます。

バグリゴンはある異星人が、
惑星開発のために育てていた怪獣で、
「赤い星」を追いかけて地球に落下したと、
「太平風土記」に記録されていました。

落下の衝撃でも死なず、
何が何でも「赤い星」を捕まえたくて、
一直線に突き進んでいるんですよ。

「赤い星」がバグリゴンのエサなのか、
それとも惑星開発のために必要だったのか・・・

いずれにしても、巻き込まれた地球は災難ですね。

謎の石の正体は怪獣コントローラー

コウセイは仲間外れにされたエーイチを励まします。

夢を追いかけて、追いかけて。
それから普通に引退して、
普通の人になって。
なんか、間抜けだろ?

引用元:ウルトラマンオメガ19話(ホシミコウセイのセリフ)

かつてオリンピックを目指していたものの、
挫折してしまったことを語るのでした。

エーイチは話を聞いてもらったのが嬉しかったようです。

間抜けじゃないよ。
ぜんぜん、間抜けじゃないよ。
あの怪獣も、お兄さんも。

引用元:ウルトラマンオメガ19話(エーイチのセリフ)

そうですよね。

一直線に突っ走るというのは、
それだけ純粋ということじゃないですか。

ただ、周りの状況をよく考えないと、
バグリゴンみたいに迷惑をまき散らすことになります。

地球侵略のために送り込まれた怪獣ではありませんが、
オメガはヴァルジェネスを使って退治しました。

一件落着後、サユキによって奇妙な石の正体が判明します。

サユキの説明は英語交じりでわかりにくかったですが、
要約すると、こういうことらしいです。

地球外惑星の科学力で造られた、
生命体の感情を吸収して、
怪獣をコントロールするためのコントローラー。

前回に続き、今回も出て来なかったサユキですが、
アユムのサポートをしっかりしているので、
敵になるという可能性は低いでしょう。

途中で出てきた、コウセイの同級生のほうが気になりますね。

SNS企画「コウセイの秘密の日報」その19

【オメガ】#19「星の光を追いかけて」の情報

本放送日:2025(令和7)年11月22日
脚本担当:安達寛高
オープニングテーマ「BRIGHT EYES」ASH
エンディングテーマ「共鳴レボリューション」ASH x mindaryn
音楽:NARASAKI
監督:田口清隆

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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