ミケさん怪獣って、獣の字がつくよね。
もしかして、あたしたちに近い種族なのかな?



そうだな。
普通の生き物が環境破壊などの影響で、
突然変異してしまったんだろう。
怪獣については今後も詳しい研究が必要だ。
【オメガ】#6「怪獣の探しもの」のあらすじ
山奥のトンネル工事現場にピンク色の怪獣が現れた。
だが、不思議なことに間もなく死んでしまう。
現場に到着したアユムは死骸から唾液を採取。
後輩のカミヤに研究所に回すよう指示した。
アユムとカミヤはさらなる調査のため山に向かうと、
崖が大きく崩れているのを見つけた。
太陽倉庫でもソラトとコウセイが怪獣の話をしていたが、
コウセイは怪獣は死んでいるから問題ないと言った。
その直後、ラジオニュースで怪獣出現の一報が流れると、
ソラトは衝動的に飛び出して行くのだった。
おもな登場人物(敬称略)
オオキダソラト(近藤頌利)
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。
ホシミコウセイ(吉田晴登)
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。
イチドウアユム(工藤綾乃)
国立自然研究センターに勤務する生物学者。
ゲスト出演
カミヤユウタ(橋渡竜馬)
アユムの後輩。生殖細胞の研究が専門。
登場怪獣(ゲドラゴ)
【オメガ】#6「怪獣の探しもの」の感想
怪獣はいわゆる「やられ役」なので、
詳しい生態が語られることがほとんどありませんでした。
研究材料になる唾液採取のシーンは、
けっこう生々しかったですね。
アユムとカミヤはゲドラゴに追いかけられて、
山で遭難しかかってしまうんですが、
メスの唾液を持っていたのが原因だったんですよ。
ゲドラゴは1年に1度の繁殖期だったので、
オスはパートナーを探していたんです。
怪獣は動物とはかけ離れた存在。
とんでもない力を持っていますし、
個体によっては怪光線やガスを発射します。
ゲドラゴもオメガとレキネスに電撃を食らわせました。
そんなかれに普通の動物と同じ本能があるのは、
本当にビックリしました。
ゲドラゴはもともと、
「クチナガダンスモグラ」という絶滅危惧種の動物でした。
しかし、何らかの理由で突然変異してしまい、
巨大な怪獣になってしまったんです。
地上に出てきたのは繁殖期による習性だったので、
ほとんど敵意はありませんでした。
オメガはレキネスと協力して、
2体のゲドラゴを巣穴に戻しました。
次の繁殖期にはどうなるかわかりませんが、
とりあえずはひと安心ですね。
キッシュと3人の名言
ソラトはすぐにお腹が減ってしまいます。
お昼を食べたばかりなのに、
キッシュが食べたいといいました。


でも、コウセイは、
「面倒だから挑戦したことがない」といいます。
クラシルのレシピみたいに、
冷凍のパイシートを使えば簡単だと思うんですけどね。
ソラトはコウセイが言った「挑戦」の意味が気になりました。
できるかどうか分かんないけど、
引用元:ウルトラマンオメガ6話(ホシミコウセイのセリフ)
とりあえず、やってみることかな。
めっちゃシンプルですが、いい言葉です。
ソラトは「挑戦」が気に入ったようで、
怪獣対策チームの仕事に悩んでいるアユムを見て、
こんな風に言ったんですよ。
やったことがないのにがんばってるんだろう?
引用元:ウルトラマンオメガ6話(オオキダソラトのセリフ)
そういうのを「挑戦」っていうんだ。
コウセイのセリフをグレードアップしましたね。
今回はアユムの掘り下げだったんですが、
彼女が生き物に興味を持ったキッカケが語られました。
学校帰りの途中で、
捨てられて瀕死の状態だったミドリガメを、
家に連れて帰ってお世話したんですよ。
カメがどんどん元気になるのを見たアユムは、
生き物の素晴らしさに感動して、
生物学者になることを決意しました。
その原点を思い出したのと、
傷ついてもパートナーを探すゲドラゴを見た彼女は、
迷いを振り切ることができました。
私、もっと知りたい。
引用元:ウルトラマンオメガ6話(イチドウアユムのセリフ)
怪獣のことを、やっぱりもっと知りたい。
いままでや今回の件を見てきてわかった。
怪獣は何も特別なんかじゃないって。
得意なこともあれば、弱い部分だってある。
生きるための本能だって持ってる。
それって、人間や動物と何も変わらない。
だったら私にも、生物学者として、
もっとできることがあるはず。
これからも、チームに残って怪獣の研究を続ける。
この言葉に触発されて、
お調子者のカミヤもやる気を取り戻しました。
4人はこのあと、
コウセイが作ったキッシュを食べたんでしょうか。
「挑戦」の味はとても美味しいと思いますよ。
SNS企画「コウセイの秘密の日報」その6
【オメガ】#6「怪獣の探しもの」の情報



最後まで読んでくれて、ありがとう。



またの来訪を待っているぞ。

