ミケさん人間の世界って難しいよね。
「正義と悪」でいつも争ってるけど、
どっちの言い分にも一理あるんだから。
あんのん君人間には「信念」があるからな。
それが強いヤツは自分の意見を絶対に曲げない。
正義は、この世でいちばん厄介なものだろう。
【オーブ】#14「暴走する正義」のあらすじ
ガイ、ナオミ、ジェッタの3人は、
SSPのプロモーションビデオを撮影中だった。
しかし、上手く行かないので、
ナオミはシンがいてくれればという。
その頃、シンはビートル隊の渋川と一緒に、
町工場のコフネ製作所で手伝いをしていた。
コフネ製作所はビートル隊の取引先で、
バネを専門に開発する会社だった。
シンはいつか開発する災害救助用ロボットの部品を、
コフネ製作所で作ってもらう予定なのだ。
ようやく作業が終わったので、
小舟社長と従業員は焼きそばパーティをはじめる。
社長の粋な計らいでSSPのメンバーも参加することになった。
食いしん坊のガイはノリノリで焼きそばを炒める。
すると、空から音が鳴り響き、
赤くキレイな輪の中から1台のロボットが降りてきた。
SSPの面々はとても感激して、
ロボットに「ギャラクトロン」という名をつける。
おもな登場人物(敬称略)
クレナイ ガイ(石黒英雄)
オーブニカを吹きながら旅する青年。ウルトラマンオーブに変身する。
怪奇現象追跡サイト(通称:SSP)
夢野ナオミ(松浦雅)
SSPのリーダー。ジェッタとシンからはキャップと呼ばれる。
早見ジェッタ(髙橋直人)
SSPのメンバー。サイト更新担当で有名人になることが目標。
松戸シン(ねりお弘晃)
SSPのメンバー。調査分析担当で様々なアイテムを開発。
ビートル隊
渋川一徹(柳沢慎吾)
情報特務隊隊長。ナオミの叔父で何かと彼女を気にかける。
ゲスト出演
小舟惣一(木之元亮)
コフネ製作所の社長。ビートル隊に納品するバネを作っている。
登場怪獣(ギャラクトロン)
【オーブ】#14「暴走する正義」の感想
ギャラクトロン初登場回は、
ウルトラ史上でワーストランキングに入るトラウマ回です。
前半はコフネ製作所の面々と、
真面目に働いて焼きそばパーティをするのに、
ギャラクトロンの目的が明らかになると、
一気に地獄に変わってしまいます。
この回もかなりたいへんですが、
次の「ネバー・セイ・ネバー」は、
キッズや繊細さんにはおすすめできません。
もし、うっかり見てしまった場合は、
楽しいコンテンツや美味しい食べ物で、
心身を癒したほうがいいですよ。
半世紀以上ウルトラと付き合ってて、
いろんなトラウマ回に遭遇した私でも、
かなりしんどかったですから・・・
バネを作っている町工場
大魔王獣マガオロチの脅威が去って、
地球には束の間の平和が訪れていました。
SSPのメンバーはオフィスの大掃除も無事に済んだので、
プロモーションビデオを撮影したり、
懇意にしている町工場の手伝いに行ったんですよ。
幼い頃からずば抜けた才能を発揮して、
立派な工学者になる夢を持つシンは、
小学生時代にロボットコンテストで会った、
コフネ製作所の社長と意気投合します。
社長を演じているのは木之元亮さんですが、
ウルトラマンダイナではヒビキ・ゴウスケ隊長でした。
なので、今回は社長の名言が多く、
絶望的な気持ちになるSSPのメンバーと、
視聴者を大いに励ましてくれます。
コフネ製作所ではバネを中心に作っていて、
これはビートル隊の戦闘機の部品になっていました。
戦闘機の部品とは物騒な感じがしますが、
社長が協力したのは社会貢献のためだったんです。
俺は命を救うために、技術を提供したんだ。
引用元:ウルトラマンオーブ14話(小舟惣一のセリフ)
戦うための用途だったら、
ここ(=胸)が闇に染まっちまうってもんだろ?
ビートル隊は敵と戦うだけではなく、
一般市民を避難誘導する役割もありますからね。
社長の判断は間違ってないです。
コフネ製作所は小さな町工場なので、
社長と社員が家族のように団結していました。
バネが完成して取引先に納品が終わると、
会社では恒例行事の焼きそばパーティが開かれます。
SSPのメンバーも参加しましたが、
食いしん坊のガイが焼きそばを調理してたのが、
めちゃくちゃ面白かったです。
でもこれは、
「嵐の前の静けさ」だったんですよ。
謎のロボット現る
SSPのメンバーとコフネ製作所の社員たちが、
仲良く焼きそばを食べていると、急に空がピンク色に輝きます。
それは魔法陣のような形で、
中から見たこともない大きなロボットが現れました。
白くて威厳のある姿を見たシンは、
「空の贈り物」と大喜びします。
そして、ジェッタと2人でロボットの名前を考えました。
ジェッタは「ギャラクシードラゴン」が良いと言い、
シンはイタリア語で、
救世主を意味する「サルヴァトロン」を提案します。
しかし、ヒートアップした2人は言い争いになりました。
すると、ロボットが美しい音楽を流して、
ケンカの仲裁をしたんですよ。
それを見たナオミは、
ジェッタとシンのアイデア両方を採用して、
ロボットを「ギャラクトロン」と名付けました。
ギャラクトロンが、
知性を持っているかも知れないと思ったシンは感動して、
かれのことを「永遠なる勇者」と呼びます。
ジェッタもオーブと協力して戦ってくれれば、
怪獣が現れた時に心強いと言いました。
そこでシンはコフネ製作所の社員たちと協力して、
ギャラクトロンの詳細について調べはじめるのでした。
歪んだ正義とオーブの敗北
シンたちの調査の結果、
ギャラクトロンは地球には存在しない物質で作られ、
高いスペックを持つことが分かりました。
しかし、シンたちのワクワクはここで終わります。
なんとギャラクトロンが動き出して、
ナオミが乗っているSSPー7を、
体内に取り込んでしまったんですよ。
人類に味方してくれる善玉かと思いきや、
ギャラクトロンはよくわからない別次元から来た、
とんでもない悪魔でした。
かれの目的は「地球文明のリセット」でした。
些細な言い争いくらいは見逃してくれましたが、
地球で起きている「紛争や差別」を敵視し、
世界のために争い全てを停止させることが、
自分の正義であることを主張したんです。
ギャラクトロンの身勝手な言い分を聞いたガイは、
「別次元の連中、こいつに手を焼いて、
こっちの世界に捨てたってことか」とジェッタとシンに言います。
そして「お前は、答えを急ぎすぎなんだよ!」といって、
オーブに変身するんですが・・・
まさかの敗北をしてしまいました。
そのシーンが本当に残酷だったので、
目を背けた人は少なくないでしょう。
ネバー・セイ・ネバー。
ウルトラマンオーブ14話(夢野ナオミのセリフ)
できないなんて言わないで。
何もしないうちから、できないなんて言いたくないです。
そう思う私たち、
SSP、サムシング・サーチ・ピープルは、
いつだって不可能に挑戦します。
いつだって好奇心が、
新しい世界のドアを開くんだって信じています。
バネは人間と同じだ。
引用元:ウルトラマンオーブ14話(小舟惣一のセリフ)
どんな苦難に押しつぶされようと、
それを跳ねのける力がある。
まさに絶望回だったんですが、
ナオミと社長のセリフにわずかな希望がありました。
【オーブ】#14「暴走する正義」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

