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【ウルトラマン】22話「地上破壊工作」あらすじと感想。地底人は太陽が欲しかった

あんのん君

妙香、ウルトラマンは担当する監督によって、
作品の雰囲気がガラッと変わるよな。

岩松妙香

今回は実相寺監督だったね。
独特なカメラワークが印象的だったし、
テレスドンとの夜戦が見ごたえあったよ。

目次

おもな登場人物(敬称略)

ハヤタ・シン(黒部進)
事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。

ムラマツ・トシオ(小林昭二)
統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。

アラシ・ダイスケ(石井伊吉)
武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。

イデ・ミツヒロ(二瓶正也)
ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。

フジ・アキコ(桜井浩子)
おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。

ゲスト出演

福山博士(福田善之)
科特隊のブレーンの一人。電波障害の原因となった物質を分析する。

アンヌ隊員/地底人(アネット・ソンファーズ)※二役
パリ本部から科特隊に来た女性。地底人は彼女にうり2つだった。

登場怪獣(地底怪獣テレスドン)

あんのん君

地底人が使役した怪獣だ。
長い尻尾を持つオーソドックスな外見で、
口からは高熱の溶岩熱線を吐く。
科特隊の攻撃にもビクともしない。
だが、ウルトラマンの戦闘では何度も投げ飛ばされ、
意外とあっけなく倒された。
体重は12万トンと言われているが、
そんな重いようには見えなかったぞ。

ウルトラマン22話「地上破壊工作」のあらすじ

ハヤタはパリに向かう

科特隊パリ本部から、
アンヌ隊員が来ることになりました。

イデとアラシは彼女を迎えに行き、
今回の任務について尋ねますが、
アンヌは「ムラマツ氏に会ってから」と言って答えません。

3人が本部に到着すると、
ムラマツは隊員全員を呼び出して任務の全容を明かします。

それはハヤタが、
国際宇宙開発軍が作ったロケット操縦の技術指導のため、
しばらくの間、日本を離れることでした。

ハヤタはアンヌと一緒にビートルに乗り、
パリへと旅立って行きました。

電波障害の原因は科特隊?

しかし、ハヤタが日本を発ってから、
奇妙な事件が起こります。

東京の空には真っ黒な虹が出現し、
テレビや電話の電波障害が各地から報告されました。

テレビセンターに向かったイデとアラシは、
職員からデリンジャー現象などはなく、
機器にも異状はないといわれます。

騒動を聞きつけた福山博士は、
「灯台元暗し。原因は科学特捜隊だよ」と、
驚くべきことを言いました。

福山博士は電波探知機が、
科特隊本部で反応していることに気づいたんです。

ライターのような小さな箱

「何故そのようなことになったのか?」
イデは妙な違和感を覚えました。

そして、アラシと一緒に、
電波障害の原因探しをはじめます。

その物体はものすごい磁力を出していたんですが、
不思議なことに金属に影響はありません。

イデとアラシは電波探知機が示す、
奥の部屋に入りました。

そこには煙草のライターほどの小さな箱があったんです。

地下4万メートルにしかない物質

福山博士がその物体を調べると、
へリチウム磁力光波を出していることがわかりました。

でも、奇妙なことに、
その物体を構成しているゲルマタント鉱石は、
地下4万メートルにしか存在しないんです。

人類の世界では使われていないものなので、
ムラマツは驚きました。

アラシが「宇宙人の仕業かも知れない」というと、
福山博士は「その可能性がある」といいます。

アキコはハヤタの乗ったビートルに呼び掛けていましたが、
いっこうに応答がありませんでした。

ビートルでパトロールに出たイデとアラシは、
パリに行ったはずのアンヌを目撃します。

2人は着陸してアンヌを捕まえようとしますが、
アンヌは車で逃げてしまいました。

そして彼女が去ったあとには、
ハヤタの流星バッジが落ちていたんです。

ウルトラマン22話「地上破壊工作」の感想

光は「希望」なので最強

この話には「アンヌ隊員」が登場しますが、
ウルトラセブンのヒロインとはまったくの別人です。

金城哲夫さんはタレントの真理アンヌさんのファンだったので、
アンヌというオリキャラを登場させたんです。

因みにセブンのヒロインのフルネームは、
「友里アンヌ」なので、
ちょっとややこしいですが、間違えないでください。

でも、地底人にソックリさんがいるというのは、
ビックリしましたね。

私はてっきり、
地底人がアンヌに化けて、
ハヤタを連れ去ったのだと思いましたが、
そうじゃなかったんですよ。

地底人は目が退化しているものの、
頭脳はかなり明晰らしく、
ウルトラマンに変身するハヤタを狙いました。

なかなか上手い作戦だったんですが、
にせアンヌは下手を打って、
ハヤタの流星バッジを落としてしまいますし、
何よりウルトラマンの「光の力」には敵いませんでした。

たとえハヤタが催眠状態になってしまっても、
ウルトラマンの意識は彼の中でしっかり生きているので、
悪い策略は通用しないんです。

光は「希望」なので最強なんですよ。

そもそも地底人は、
なんで地上に出たいと思ったんでしょうか。

貴重な資源のゲルマタント鉱石がなくなったのか、
あるいは人口増加対策のため、新たな土地が必要になったのか、
いろいろな想像が湧いてしまいます。

余談ですが、地底人が尖兵として使ったテレスドンは、
私の推し怪獣の1匹です。

いかにも強そうな見た目なのに、
ウルトラマンに投げ飛ばされて負けたというのが、
ギャップ萌えなんですよ。

いつかウルトラモンスターファームをやる機会があったら、
かれを育ててみたいですね。

ウルトラマン22話の基本情報

本放送日:1966(昭和41)年12月11日
登場怪獣、宇宙人:地底怪獣テレスドン
制作順:23
脚本担当:佐々木守
音楽:宮内國郎
ナレーション:浦野光
特技監督:高野宏一
監督:実相寺昭雄
視聴率:38.0%

あんのん君

最後まで読んでくれて、ありがとな。

岩松妙香

またのご訪問をお待ちしています。

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