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【ウルトラマン】24話「海底科学基地」あらすじと感想。科特隊の絆は家族のように

こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。

最近はめっきり少なくなりましたが、

昭和のウルトラシリーズには、よく潜水艇が出てきます。

科特隊の特殊潜航艇S号が活躍したのは、

10話の「謎の恐竜基地」以来ですね。

今回はアキコが「S25」の操縦を行いましたが、

慣れない任務でミスをしたと思い込んでしまいました。

でも、犯人は怪獣だったんですよ。

前回の感想はこちら

目次

おもな登場人物(敬称略)

ハヤタ・シン(黒部進)

事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。

ムラマツ・トシオ(小林昭二)

統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。

アラシ・ダイスケ(石井伊吉)

武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。

イデ・ミツヒロ(二瓶正也)

ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。

フジ・アキコ(桜井浩子)

おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。

ホシノ・イサム(津沢彰秀)

科特隊の少年隊員。子供ならではの鋭い視点を持つ。

ゲスト出演

吉村総裁(高橋正夫)

科学公団の長。海底センターに初めてスイッチを入れる。

ジェニー(エルビラ・フビ)

海底センター200人目の来訪者。魚たちを見てはしゃぐ。

山川博士(可知靖之)

海底センターを設計した人物。落ち込むアキコを諭した。

登場怪獣

深海怪獣グビラ

海底センター付近に潜んでいた怪獣だ。
四つ足で短い尻尾を持っている。
水中での移動速度はマッハ5だぜ。
また陸上ではわずかに空中飛行もできる。
地味ながらスペックが高いんだな。
ウルトラマンを背中からの潮吹きと、
鼻先の鋭いドリルで苦戦させたが、
スペシウム光線で倒された。

ウルトラマン24話「海底科学基地」のあらすじ

出典:ウルトラマン24話

ハヤタたちは海底基地へ

日本が誇る海底センターが始業することになりました。

科特隊からはハヤタ、アラシ、イデの3人が出動し、

海底基地の会場に赴きます。

海底センターは水深200メートルの位置にあり、

海底基地とパイプラインでつながっていました。

開業イベントは2つあります。

一つ目は起動スイッチを科学公団の吉村総裁が押すことで、

二つ目は200人目のお客様を丁重に迎えることでした。

今回の科特隊の任務は、

開業イベントを無事故で終わらせることだったんです。

アキコは「S25」を操縦

記念すべき200人目のお客様は、

金髪の女の子のジェニーでした。

さっそく海底センターに向かうため、

ムラマツと吉村総裁、ジェニーとホシノ君の4人は、

アキコが操縦する「S25」に乗ります。

ジェニーは窓からいろんな魚たちを見ました。

エイやタカアシガニもいたので、

ジェニーは大喜びします。

航行の途中、海底に微妙な異変があったものの、

「S25」は無事に海底センターに到着しました。

海底センターが浸水

吉村総裁が起動スイッチを押すと、

海底基地からの通信で歓声と拍手が響きます。

アキコは記者たちを迎えに行くため、

再び「S25」に乗って海底基地に向かいました。

しかし突然、岩陰からドリルのようなものが出現し、

海底センターに被害が発生してしまいます。

警報音が鳴り響く中、

ホシノ君はムラマツに「ドックが浸水している」といいました。

アキコはパイプラインが壊れているのを発見しましたが、

海底センターとは通信ができませんでした。

被災者たちの混乱

海底基地では海底センターの設計者である山川博士が、

ハヤタたちと事故原因を調べていました。

アキコは自分の操縦ミスで事故が起きたと思い、

ひどく落ち込んでしまいます。

ハヤタは科特隊本部に連絡して、

電波を中継してもらうことにしました。

ムラマツはドックが何者かによって破壊され、

船の受け入れができなくなったと伝えます。

まさかの事態に吉村総裁は冷静さを失い、

ジェニーはただ泣くばかりです。

ホシノ君は泣いているジェニーを励まし、

ムラマツは逃げ出そうとする吉村総裁に、

「この国の科学を信じてください」というのでした。

ウルトラマン24話「海底科学基地」の感想

出典:ウルトラマン24話

科特隊のメンバーは真摯です

海底センターで起きた事故は、

アキコの操縦ミスではなく、グビラが暴れたからでした。

でも、彼女は自分の責任だと思って、

取り残された4人を救出するために海に潜ります。

桜井浩子さんのスウェットスーツ姿は貴重ですね。

海底センターは事故の影響で酸素不足に陥ってしまうんですが、

ムラマツは他の3人に酸素ボンベを譲りました。

キャップにもしものことがあったら、

科特隊の一大事じゃないですか。

でも、ムラマツは人格者なので、

自分より他の人を優先するんですよ。

このシーンは本当に泣けました。

また名誉挽回のために危険な任務に向かうアキコを、

イデが心配していたのも良かったです。

科特隊の絆は家族のように思えます。

それにしても、

グビラは迷惑な怪獣でした。

自分の縄張りに海底センターを作られたのが、

気に入らなかったんでしょうが、

どこか違う場所に引っ越しすれば良かったんですよ。

それに陸上に出て来たということは、

海以外にも棲めるということですよね?

因みにウルトラマントリガー4話には、

グビラの亜種・オカグビラが登場しています。

オカグビラは地底で生きられるように進化しましたが、

海以外の縄張りを探したのかも知れません。

ウルトラマン24話の基本情報

  • 本放送日:1966(昭和41)年12月25日
  • 登場怪獣、宇宙人:深海怪獣グビラ
  • 制作順:24
  • 脚本担当:藤川桂介
  • 音楽:宮内国郎
  • ナレーション:浦野光
  • 特技監督:高野宏一
  • 監督:飯島敏弘
  • 視聴率:35.8%

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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