ミケさん初代マンにはホラーな敵がけっこういるけど、
白黒でシマシマのダダは不気味だよね。



ダダは今でこそコミカルで、
ネタにできるキャラクターになったが、
初見の人には怖いだろうな。
おもな登場人物(敬称略)
ハヤタ・シン(黒部進)
事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。
ムラマツ・トシオ(小林昭二)
統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。
アラシ・ダイスケ(石井伊吉)
武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。
イデ・ミツヒロ(二瓶正也)
ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。
フジ・アキコ(桜井浩子)
おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。
ゲスト出演
秋川技官(田原久子)
中央宇宙原子力研究所の職員。ダダに狙われてしまう。
登場怪人(ダダ)
【ウルトラマン】#28「人間標本5・6」のあらすじ
奥多摩にある日向峠で、
1週間前から転落事故が発生していました。
警視庁が捜査にあたりましたが、
まったく原因がつかめなかったので、
科特隊に捜査要請が来ます。
そこでムラマツとイデが、
日向峠を通る路線バスに乗ることになりました。
イデはバスに揺られてうたた寝をしてしまい、
持っていた時計を落としてしまいます。
すると黒い服にサングラスという、
あやしげな服装の女性が時計を拾ってくれました。
正午に起きた転落事故
東京から小河内に向かう路線バスは、
正午になると日向峠にさしかかります。
すると、運転手の視界に異変が起き、
彼は慌てて急ブレーキをかけましたが、
路線バスは崖下に転落してしまいました。
ムラマツは謎の女性と外に投げ出されます。
下を見てみると、バスから火が出ていました。
イデをはじめ、乗客たちが気になったムラマツは、
バスの様子を見に行きます。
ところが、乗客は誰も乗っていなかったんです。
警官に話を聞くと、
すでに事故から1時間経っており、
全員が軽傷で病院に運ばれたとのことでした。
ハヤタがキャップの代わりを務める
ムラマツが崖に戻ると、
謎の女性の姿がありません。
彼女は近くにある、
宇宙線研究所に向かっていたんです。
ムラマツは本部にいるアキコに連絡し、
「あやしい者を見つけたから尾行する」といいます。
その直後、電波状態が不安定になり、
科特隊本部との通信ができなくなってしまいました。
本部ではムラマツに代わり、
ハヤタが指揮を執ることになります。
病院で消えた男
そんななか、ひとりの男が、
路線バス転落事故の被害者が入院している病院に、
助けを求めにきました。
彼は山頂にある宇宙線研究所の所員で、
職場がダダに占領されたと言います。
1週間前、正体不明の宇宙生物ダダによって、
研究所の人々は次々と襲われました。
ダダは壁をすり抜ける能力を持っていましたが、
所員は特殊重金属の扉がある貯蔵室に逃げ込んだので、
難を逃れることができたんです。
しかし、話し終えた所員は急に苦しみだし、
イデたちの目の前で消えてしまいました。
宇宙線研究所ではダダが、
本国にいる上司と会話しています。
ダダ上司は「ダダ271号、任務を忠実に遂行せよ」といって、
6体の標本を集めることを命じるのでした。
【ウルトラマン】#28「人間標本5・6」の感想
私は小学生の頃、理科室にある標本が苦手でした。
もしかしたら、この話のトラウマが、
影響してるのかも知れません。
ダダの無表情な顔、本当に怖いですから。
でも、彼らが標本を集めていた理由と、
路線バス事故との関連はよくわかりませんでした。
標本を集めていたのは、
地球侵略をするために人間を知りたかったからです。
たぶん、そうだと思います。
だから決まった時間に路線バスを襲って、
サンプルとなる人間を集めていたんでしょう。
でも、その中に適当な人はおらず、
ダダは謎の女性に狙いを定めました。
彼女はめっちゃあやしかったので、
ダダの仲間かと思いきや、
宇宙線研究所に書類をもらいに来た人だったんですよ。
それだったら黒づくめの服装ではなく、
もう少し普通でもよかったんですけどね。
リーダーシップを発揮したハヤタ
ムラマツが一時不在になったので、
科特隊の指揮はハヤタが執りました。
テキパキと指示を出すところがカッコよかったです。
通信ができるようになって、
ムラマツから救援要請があった時は、
科特隊本部の中で変身しました。
これは珍しいシーンでしたね!
ウルトラマンとダダの戦闘シーンは5分ほどあったんですが、
ダダの神出鬼没な攻撃に驚きました。
ホラーテイストは強めですが、
見ごたえはバッチリなエピソードですよ。
地球に派遣された社畜のダダが、
上司に泣きつくシーンも面白かったです。
【ウルトラマン】#28「人間標本5・6」の情報



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