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【ウルトラマントリガー】13話「狙われた隊長~マルゥル探偵の事件簿~」あらすじと感想。メトロン星人の珍妙な推理

妙香、ナースデッセイ号で事件だ。
タツミ隊長が行方不明になったらしいぞ。

それはたいへん!
指揮官が不在の時に敵が出てきたら、
大ピンチになっちゃうね。
この事件、カルミラの仕業なのかな?

前回の感想はこちら

https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fannon-star.com%2Fentry%2Fultraman-trigger-story12annon-star.com

目次

ウルトラマントリガー13話のあらすじ

出典:ウルトラマントリガー13話

ナースデッセイ号からタツミ隊長が消えた。
緊急コールをしてもまったく応答がなく、
さらに壁には血の跡が残されていた。
マルゥルは「消されちまったのかも知れない」といい、
にわか探偵となって事件の捜査を開始する。
ケンゴたちはひとりずつマルゥルの部屋に呼ばれ、
取り調べを受けることになった。
そんな騒ぎの最中、イグニスがナースデッセイ号に侵入していた。
彼はアキトの研究室に忍び込み、
パスワードを解析してハイパーキーを作り出してしまう。

おもな登場人物(敬称略)

出典:ウルトラマントリガー13話

主人公と初代GUTS-SELECTのメンバー

マナカ・ケンゴ(寺坂頼我)

火星出身の植物学者。光の化身であるトリガー本人。

シズマ・ユナ(豊田ルナ)

現役女子高生隊員。超古代の巫女・ユザレの運命を背負っている。

ヒジリ・アキト(金子隼也)

ナースデッセイ号を設計した天才高校生。ケンゴとユナの良き仲間。

サクマ・テッシン(水野直)

ナースデッセイ号のパイロット。筋トレ好きの熱血漢。

ナナセ・ヒマリ(春川芽生)

普段はクール。GUTSファルコンを遠隔操作する時はノリノリに。

タツミ・セイヤ(高木勝也)

GUTS-SELECT隊長。規律に厳しいが部下には優しい。

メトロン星人マルゥル(CV:М・A・O)

ナースデッセイ号のオペレーター。ちょっぴり毒舌な宇宙人。

訳ありの異星人

イグニス(細貝圭)

自称・宇宙一のトレジャーハンター。神出鬼没の行動をする。

回想で出て来た人々

シズマ・ミツクニ(宅麻伸)

ユナの父。国際組織「地球平和同盟TPU」を設立。

シズマ・ユリカ(逢沢りな)

ミツクニの妻。ユザレの遠い子孫でユナの亡き母。

マナカ・レイナ(横山めぐみ)

ケンゴの母。火星で考古学を研究している。

登場怪獣

今回は総集編のような雰囲気だったから、
新しい怪獣の登場はなかったぞ。
骨休めの回も、たまにはいいものだな。

ウルトラマントリガー13話「狙われた隊長~マルゥル探偵の事件簿~」の感想

出典:ウルトラマントリガー13話

オマージュてんこ盛りのコメディ回

この話の元ネタはウルトラセブン8話の「狙われた街」です。

セブンのメトロン星人は日本の文化を愛好し、

ちゃぶ台でモロボシ・ダンと対話しますが、

北川町でアヤシイ煙草を売って、地球侵略を企てていました。

セブンの地球とトリガーの地球はまったく違うので、

マルゥルに邪な野望はありません。

だからタツミ隊長のスカウトを受けて、

初代GUTS-SELECTの一員となりました。

マルゥルがスカウトに応じたのは、

「北川人情放浪記」の初回からの録画データを、

タツミ隊長が提供すると言ったからです。

2人は同じテレビドラマが好きだったんですよ。

「北川人情放浪記」の内容が気になるところですが、

マルゥルが寅さん風のコスプレをしていたので、

「男はつらいよ」みたいな物語なんでしょうね。

そんな経緯があったので、

マルゥルは事件解決に必死になりました。

でも、彼の捜査は爆笑モノでした。

何故なら有名な刑事や探偵のオマージュばっかりだったんです。

  • 古畑任三郎
  • 名探偵コナン
  • 金田一一

しかも肝心の推理は完全な的外れでした。

タツミ隊長は普通に会議に出かけていただけで、

隊員たちの連絡に出なかったのは、

通信機がメンテナンス中だったからなんですよ。

犯人扱いされたテッシンは、

お昼にホットドッグを食べようとして、

大量のケチャップを制服にぶちまけてしまい、

それが血と勘違いされたんです。

カルミラやヒュドラムの謀略ではなく、

お笑いで済んで何よりでしたね。

でも、事件の影でやばいことが起きていました。

新たな敵の予感

イグニスがナースデッセイ号に不法侵入していたんですよ。

宇宙一のトレジャーハンターである彼の目的は、

「ゴクジョー」なお宝をゲットすることです。

ユナをターゲットにしていたことがあったので、

てっきり彼女をさらいに来たのかと思いましたが、

そうではなく、アキトの研究室に忍び込んでいました。

何も知らないケンゴとアキトは、

タツミ隊長を探しに研究室に入ってきて、

GUTSスパークレンスや、

ハイパーキーについて話しはじめます。

石板が超古代文明の遺跡の一部でできていることまで、

喋ってしまったんですよ。

物陰に隠れているイグニスは、

「しめしめ」と思って聞いていたでしょうね。

しかし、ケンゴとアキトがそんな話ができたのは、

お互いに信頼し合っているからです。

本当にいいバディになりました。

セブン8話のメトロン星人は、

人間の不信感につけこんで悪さをしましたが、

かつてGUTS-SELECTに協力してくれたイグニスも、

人類の敵になってしまうのでしょうか。

トリガーダークのエネルギーを吸収してしまったので、

ライバルになる可能性は大いにあります。

でも、できることなら、

ケンゴやGUTS-SELECTのメンバーと信頼関係を築いて、

頼もしい仲間になってほしいです。

ウルトラマントリガー13話の基本情報

出典:ウルトラマントリガー13話

  • 本放送日:2021(令和3)年10月9日
  • 脚本:足木淳一郎
  • 監督:内田直之
  • 登場怪獣:1話~12話の登場怪獣
  • オープニングテーマ:Trigger(歌・佐久間貴生)
  • エンディングテーマ:なないろのたね(歌・ChouCho)

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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