ミケさんイグニスがユナをさらったよ。
アキトは間違いなくブチ切れるね・・・



ユナはアキトにとって大切な人だからな。
だが、イグニスには考えがあると思う。
根っからの悪人って感じはしないんだ。
【トリガー】#22「ラストゲーム」のあらすじ
イグニスにさらわれてしまったユナ。
今までの信頼を裏切られたアキトは、
「最初からだましていたんだ」と激怒する。
ケンゴは決めつけてはいけないとアキトを諭した。
タツミ隊長はイグニスの部屋からあるアイテムを持ってくる。
それは一種の記憶媒体でイグニスのメッセージが残されていた。
イグニスは世話になったGUTS-SELECTと、
『ラストゲーム』と名付けた最後の賭けをしたいという。
彼の本当の目的はエタニティコアの力で、
ヒュドラムに滅ぼされたリシュリア星を再興することだった。
イグニスはユナを連れて超古代文明の遺跡に向かう。
おもな登場人物(敬称略)
マナカ・ケンゴ(寺坂頼我)
火星出身の植物学者。光の化身であるトリガー本人。
シズマ・ユナ(豊田ルナ)
現役女子高生隊員。超古代の巫女・ユザレの運命を背負っている。
ヒジリ・アキト(金子隼也)
ナースデッセイ号を設計した天才高校生。ケンゴとユナの良き仲間。
サクマ・テッシン(水野直)
ナースデッセイ号のパイロット。筋トレ好きの熱血漢。
ナナセ・ヒマリ(春川芽生)
普段はクール。GUTSファルコンを遠隔操作する時はノリノリに。
タツミ・セイヤ(高木勝也)
GUTS-SELECT隊長。規律に厳しいが部下には優しい。
メトロン星人マルゥル(CV:М・A・O)
ナースデッセイ号のオペレーター。
訳ありの異星人
イグニス(細貝圭)
自称・宇宙一のトレジャーハンター。トリガーダークに変身する。
登場怪獣(ヒュドラム、メカムサシン)
【トリガー】#22「ラストゲーム」の感想
今回の主人公はイグニスです。
彼がトリガーダークの力を手に入れてから、
「こういう時が来るんだろうな」とは思っていましたが、
実にみごとな戦いぶりでした。
宿敵・ヒュドラムの撃破に成功したんです。
イグニスの故郷であるリシュリア星は、
100年前にヒュドラムによって滅ぼされました。
それは「3000万年振りの食事」という残酷なもので、
イグニスだけは食べ残しとして見逃されたんですよ。
リシュリア星ただ一人の生き残りとして
イグニスが宇宙一のトレジャーハンターとして、
各地でゴクジョーなお宝を探し続けたのは、
ヒュドラムを倒すための武器と、
リシュリア星を再興させる力が欲しかったからです。
地球にはその2つがありました。
トリガーダークとエタニティコアです。
イグニスは現代によみがえったトリガーダークが、
ウルトラマントリガーとの戦闘で倒された時、
その残渣を手に入れることに成功します。
あとはエタニティコアなんですが、
超古代文明の神殿を開くことができるのはユザレなので、
ユナのいるGUTS-SELECTに近づきました。
一連の流れを見ていると、
最初から計算づくだったとも思えますよね?
でも、イグニスは根っからの悪人ではありませんでした。
6話でサタンデロスを倒すために、
GUTS-SELECTに協力した時は、
「他人の星を好き勝手に荒らす奴が許せない」と言ってますし、
前回はこんな名セリフも残しています。
涙なんて二度とごめんだ。
引用元:ウルトラマントリガー21話(イグニスのセリフ)
それが自分でも他人でも。
もちろん、地球人であっても。
だからお世話になったGUTS-SELECTに、
「ラストゲーム」という賭けを申し出たものの、
本当は自分を止めてほしいと思っていました。
不幸な運命をポジティブに変えた
ケンゴはイグニスが複雑な事情を抱えつつも、
何かと自分たちを助けてくれたので、
アキトに「今までの日々が嘘だとは思いたくない」といいます。
もし、イグニスが本当の悪人なら、
邪魔になる人間をみんな排除してユナをさらったでしょうし、
「ラストゲーム」なんて面倒なことはしないですよ。
彼はただ、大好きな故郷であるリシュリア星の再興と、
不本意な形で命を失うことになった、
仲間たちの仇討ちをしたいだけなんです。
俺はヤツを許すことができない。
引用元:ウルトラマントリガー22話(イグニスのセリフ)
そして同時に、
自分の故郷の命も諦めることができない。
でも、ヒュドラムを倒したイグニスは、
エタニティコアを手に入れませんでした。
自分の個人的な感情で、
宇宙そのものを滅ぼしかねない力を手に入れるのは、
間違っていると気づいたんですね。
イグニスはケンゴたちとの交流を通して、
地球人の温かさにも触れることができました。
彼にとって地球は「第二の故郷」になったんです。
ウチの娘は、昨年トリガーを観た時から、
イグニスのことを気に入っていましたが、
この話を観てますますファンになったといいます。
それはこのセリフを聞いたからです。
じゃあな、ヒュドラム。
引用元:ウルトラマントリガー22話(イグニスのセリフ)
お前のおかげで俺は、
もうひとつのゴクジョーに出会えた。
イグニスにとってヒュドラムは許せない仇敵ですが、
リシュリア星が悲劇に巻き込まれなければ、
ケンゴたちがいる地球にはやって来なかったでしょうし、
トリガーダークにもならなかったでしょう。
人の運命というのは、
本当に不思議なものですね。
私も、不幸な運命をポジティブに変える、
イグニスの生き方に感動しました。
【トリガー】#22「ラストゲーム」の情報



最後まで読んでくれて、ありがとう。



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