ミケさんウルトラマンベリアルは光の国の戦士なのに、
なんで闇落ちしちゃったの?



ウルトラの父への劣等感から、
光の国のプラズマスパークコアに手を出したんだ。
コアを手に入れることはできなかったが、
その罪のせいで追放されてしまった。
これがベリアルが闇落ちした原因だぞ。
【Z】#15「戦士の使命」のあらすじ
Zとブルトンが戦った現場で、
作業員2名が行方不明になる事件が発生した。
ヘビクラは「そいつはミステリーだな」と呟く。
筋トレのためにランニングに出たハルキは、
緊急連絡のために地球に来ていたリクと再会する。
リクは「虚空振動」が大きくなったと言った。
「虚空振動」とは次元の歪みが大きくなる現象だった。
ブルトンを倒した影響で宇宙に穴が開いてしまったのだ。
リクは穴をふさぐためには針が必要だというが、
そのためにはベリアルのメダルが必要だった。
おもな登場人物(敬称略)
ナツカワハルキ(平野宏周)
ストレイジの作戦班に所属する新人の特空機操縦士。階級は3等特尉。
ナカシマヨウコ (松田リマ)
ストレイジ作戦班班長のエースパイロット。階級は2等特尉。
オオタユカ (黒木ひかり)
ストレイジ装備研究開発班班長。階級は2等特尉。
ヘビクラショウタ(青柳尊哉)
ストレイジの隊長。階級は3等特佐。
怪獣研究センター生化学研究部
カブラギシンヤ(野田理人)
嘱託職員の青年。宇宙生物セレブロに寄生されている。
声の出演
ウルトラマンゼット(CV:畠中祐)
M78星雲「光の国」の宇宙警備隊に所属する新人ウルトラマン。
ベリアロク(CV:小野友樹)
ベリアル因子から生まれた意思を持った剣
ゲスト出演
朝倉リク(濱田龍臣)
ウルトラマンジードの人間態。ハルキに緊急連絡を入れる。
登場怪獣(グリーザ第二形態、トライキング、ファイブキング)
【Z】#15「戦士の使命」の感想
まさか、ブルトンを倒したことで、
宇宙に穴が開くとは思いませんでした。
リクはそのことについて、
興味深い説明をしているんですよ。
巨大な宇宙を成立させるためには、
引用元:ウルトラマンZ15話(朝倉リクのセリフ)
様々なひずみを引き受ける、
ブルトンのような存在が必要なんです。
つまり、ブルトンは「必要悪」というわけです。
すべての生物には存在理由があると、
よく言われていますからね。
グリーザは「無」そのものなので、
質量ゼロ、エネルギーもゼロというやっかいな敵でした。
ゼットとジードの2人がかりでも苦戦してしまい、
見かねたヘビクラが怪獣に変身して助太刀します。
これで倒せるかと思いきや、
ジャグラーも大ダメージを受けてしまい、
ダメだったんですよ。
正攻法では倒せないとわかったジードは、
グリーザの中に飛び込んで宇宙の穴を探します。
しかし、その穴をふさぐためには、
ウルトラマンベリアルのメダルが必要でした。
あっさりメダルを渡したセレブロ
そこでヘビクラはジャグラー魔人態になって、
ハルキと一緒にセレブロのアジトに向かいます。
ハルキが車を運転している時に、
あれこれ指示を出していたのが、
めちゃくちゃシュールで面白かったですね。
ジャグラーはセレブロに剣を向けて、
「ベリアルメダルを寄越せ」と恫喝します。
性悪なセレブロのことなので、
一筋縄では行かないだろうと思いきや、
あっさり渡してしまったのでビックリしました。
ジャグラーが「このままではゲームオーバーだぞ」と言ったのが、
上手い落としどころになったみたいです。
セレブロは侵略した星の文明を破滅させるという、
なんとも悪趣味なゲームを楽しんでいるので、
続きがプレイできないのが嫌だったんですね。
そもそも、断ってしまえば、
ジャグラーに斬られる可能性もありましたし。
デルタライズクローとウルトラマンの使命
ベリアルメダルを手に入れたハルキですが、
悪トラマンのパワーが強すぎて、
ゼットライザーにセットできません。
ゼットと協力して、なんとか押し込むと、
最強形態のデルタライズクローになりました。
見た目も派手でカッコいいですし、
ベリアルと縁の深い、
ゼロとジードのメダルを使っているのもナイスですね。
とはいえ、宇宙の穴をふさぐためには、
「針」がどうしても必要でした。
デルタライズクローはジードを助けるために、
グリーザの中に腕を突っ込みました。
その時、彼が取り出したのはジードではなく、
不思議な魔剣だったんですよ。
実はジードがグリーザの中にいた時、
ベリアル因子が取り込まれて、
新しい宇宙の針ができあがっていたんです。
それがベリアロクでした。
ところが、ベリアロクには意思があって、
自分が面白いと感じたものしか斬らないんですよ。
地面に刺さってしまって抜けないので、
パニックになったゼットが、
「速やかに抜けやがりなさいよ!」と言ったのには、
爆笑してしまいました。
でも、体育会系のハルキが自己紹介すると、
その心意気に感じ入ったみたいで、
ベリアロクはゼットに協力してくれたんです。
ベリアル因子から誕生しましたが、
悪いヤツではなさそうですね。
デルタライズクローとベリアロクの組み合わせは最強で、
グリーザといえども敵ではありませんでした。
勝利確定の時はいつも、
主題歌が流れるのがお約束なんですが、
前期EDの「Connect the Truth」だったのも、
斬新で良かったです。
一件落着後、ジードは別の宇宙に旅立つことになりました。
困った人たちがいれば、
引用元:ウルトラマンZ15話(ウルトラマンジードのセリフ)
どこにでも駆けつけて、彼らを守る。
それが僕たち、ウルトラマンの使命ですから。
ハルキは以前、戦うことに迷ってしまい、
ものすごく思い悩んだことがありましたが、
お父さんとの邂逅で立ち直ることができました。
ジードのこの言葉は、
ウルトラスピリッツを簡潔に表現したものですが、
これを心に刻めば、さらに強くなれるでしょう。
特撮面も最高で、申し分のない神回でした。
【Z】#15「戦士の使命」の情報



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