出典:ウルトラマントリガー12話
妙香、ケンゴは闇落ちしてしまったのか?
トリガーダークの進撃が止まらないぞ。
大丈夫だよ。
人間には光と闇があるけど、
ケンゴは本当に強いから帰ってくると思う。
ユナもアキトも待ってるからね。
ウルトラマントリガー12話のあらすじ
出典:ウルトラマントリガー12話
現代によみがえったトリガーダークは市街地を次々に破壊して行く。
カルミラは最愛の恋人の暗躍に胸を躍らせた。
3000万年前に飛ばされたケンゴは、
トリガーダークを説得するために素手で戦う。
そして、トリガーダークが自分自身であることに気づいた。
エタニティコアの前にいたトリガーダークは、
ウルトラマントリガーとなってカルミラたちと戦う。
しかし、劣勢に追い込まれてしまった。
トリガーをルルイエ(希望)と信じるユザレは、
最後の力を振り絞って、エタニティコアのかけらを与える。
おもな登場人物(敬称略)
出典:ウルトラマントリガー12話
主人公と初代GUTS-SELECTのメンバー
マナカ・ケンゴ(寺坂頼我)
火星出身の植物学者。スマイルスマイルが口ぐせ。
シズマ・ユナ(豊田ルナ)
現役女子高生隊員。超古代の巫女・ユザレの運命を背負っている。
ヒジリ・アキト(金子隼也)
ナースデッセイ号を設計した天才高校生。ケンゴとユナの良き仲間。
サクマ・テッシン(水野直)
ナースデッセイ号のパイロット。筋トレ好きの熱血漢。
ナナセ・ヒマリ(春川芽生)
普段はクール。GUTSファルコンを遠隔操作する時はノリノリに。
タツミ・セイヤ(高木勝也)
GUTS-SELECT隊長。規律に厳しいが部下には優しい。
訳ありの異星人
イグニス(細貝圭)
自称・宇宙一のトレジャーハンター。神出鬼没の行動をする。
登場怪獣
トリガーダーク
出典:ウルトラマントリガー12話
3000万年前に地球を襲った闇の巨人のひとり。
カルミラの闇の呪術によって現代に復活した。
ダークゼペリオン光線で、
GUTSファルコンやナースデッセイ号を撃墜したが、
グリッタートリガーエタニティに敗れたぞ。
ウルトラマントリガー12話「3000万年の奇跡」の感想
出典:ウルトラマントリガー12話
トリガーダークはもう一人のケンゴ
正義のウルトラマンと悪のウルトラマン。
この対決は初代(1966年放送)から続く、
ウルトラシリーズの定番ですが、
だいたいは本物と偽物が対峙します。
でも、トリガーはそうではありません。
トリガーダークはにせウルトラマンではなく、
ケンゴの闇の姿だったんですよ。
この設定、最初はビックリしましたが、
改めて考えると腑に落ちましたね。
人間は「光と闇」両方をあわせ持っているからです。
ルルイエは希望だと言われた。
でも、本当の希望となったのは僕じゃない!
地球が襲われた時、希望になったのは、
トリガー、君だった。
僕にとっての光は君なんだよ。
引用元:ウルトラマントリガー12話(マナカ・ケンゴのセリフ)
ケンゴは3000万年前の地球で、
トリガーダークと格闘している時にこう言いました。
光が闇を宿すなら、逆もまたあるんですね。
3000万年前のトリガーダークは、
ケンゴの説得で改心して、
カルミラたち闇の一族と決別しました。
カルミラがトリガーに激しい恨みを抱いたのは、
このためだったんです。
3000万年前の地球で復活したウルトラマントリガーは、
分身して闇の3巨人と戦いました。
しかし、力不足だったのか、
劣勢に追い込まれてしまいました。
戦況を見ていたユザレは、ある決断をします。
それはエタニティコアの力を使って、
巨人たちを封印することでした。
カルミラたちだけでなく、
ウルトラマントリガーも封印してしまったのは、
トリガーがもともと闇の一族だったからでしょうか。
ユザレは命を落としてしまいましたが、
彼女が身につけていた指輪は、
ユナの一族に引き継がれることになります。
グリッタートリガーエタニティの登場
ようやく、3000万年前に起こったことの真相がわかりました。
ウルトラマントリガーは火星に眠り、
闇の3巨人は宇宙空間を漂うことになったんです。
彼らが再び現代に復活したのは、
光の化身であるケンゴが、
「みんなを笑顔にしたい」と願ったからでしょう。
光と闇は共存しますが、敵対する宿命にあります。
それにトリガーダークに執着するカルミラにとって、
ウルトラマンとなったトリガーは、絶対に許せない敵なんですよ。
かなりややこしい話ですが、
結局、トリガーはトリガーなので、
カルミラはウルトラマンになったトリガーも、
大好きになればいいんですけどね。
その点、ユナとアキトはしっかりしていました。
私はケンゴを信じる。
ケンゴがトリガーなら、
あの闇のトリガーはケンゴじゃない。
ケンゴは絶対に友だちを悲しませるようなことはしない。
引用元:ウルトラマントリガー12話(シズマ・ユナのセリフ)
アキトは市街地をめちゃくちゃにする、
トリガーダークを攻撃しようとしました。
GUTS-SELECTの隊員として妥当な判断です。
地球の平和を脅かす敵とは、
戦わなければならないんです。
でも、ユナはケンゴが闇落ちしてないと信じてました。
彼女にはユザレの血を引いているので、
ケンゴが「ルルイエ(希望)」であることをわかってるんですね。
それに普段のケンゴを見ていれば、
みんなから笑顔を奪うなど考えられないことです。
アキトはユナの言葉に納得しました。
おい、ケンゴ!
おまえ何やってんだ!?
あの時、俺に言った言葉はウソだったのか?
世界中のみんなを笑顔にしたいんじゃなかったのか?
何が夢見る未来だ。
俺はそんなウザい言葉を信じて、
ウルトラマンになることを諦めた。
お前に託したんだ、ケンゴ!
引用元:ウルトラマントリガー12話(ヒジリ・アキトのセリフ)
アキトこそ、闇落ちしてもおかしくないキャラですが、
彼はユナや仲間たちの支えによって、
自分のやるべきことを理解しています。
「ウザい」と言いつつも、
ケンゴとの友情もしっかり築いているんですね。
ウルトラマントリガーは、
『グリッタートリガーエタニティ』になりましたが、
ユナとアキトの友情が呼び起こした奇跡かも知れません。
ただ、トリガーダークを見ていた、
イグニスの不穏な動向がきになりますね。
ウルトラマントリガー12話の基本情報
出典:ウルトラマントリガー12話
- 本放送日:2021(令和3)年10月9日
- 脚本:ハヤシナオキ
- 監督:武居正能
- 登場怪獣:闇の3巨人、トリガーダーク
- オープニングテーマ:Trigger(歌・佐久間貴生)
- エンディングテーマ:なないろのたね(歌・ChouCho)
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。