ミケさんテロチルスの話はしんどいね。
痛快な勧善懲悪じゃなくて、
男女の愛憎劇がメインだから。
あんのん君せっかく鳥怪獣を出しているなら、
ウルトラマンとMATの強力な連携とか、
もっとアクティブな話が見たかったな。
キッズたちには不評だったと思うぞ。
【帰マン】#17「怪鳥テロチルス東京大空爆」のあらすじ
ウルトラマンはテロチルスと空中戦を繰り広げるが、
スペシウム光線をはじかれて海に落ちてしまう。
加藤隊長は「鳥を相手に空で戦ったのがまずかった」という。
岸田はMATの膨大な資料の中から、
テロチルスのが白亜紀の凶暴な肉食翼竜だと突き止めた。
東京は毎年のように気温が上がっていて、
悪島に環境が似てきたのであった。
そんななか、三郎が警察から脱走してしまった。
三郎は由起子を人質にして、横川の別荘に向かおうとするが、
警官隊に追い詰められて、テロチルスの巣に入ってしまう。
おもな登場人物(敬称略)
郷秀樹(団時朗)※放送当時の芸名は団次郎
主人公。МATの隊員だがウルトラマンと一体化している。
加藤勝一郎(塚本信夫)
MATの隊長。規律には厳しいが公平で優しい人物。
南猛(池田駿介)
MAT隊員。チームワークを重視する優しい性格。
岸田文夫(西田健)
MAT隊員。クールなインテリで射撃が得意。
上野一平(三井恒)
MAT隊員。占い好きな三枚目でムードメーカー。
丘ユリ子(桂木美加)
MAT隊員。オペレーター担当だが剣道四段の腕前。
坂田自動車修理工場
坂田健(岸田森)
長兄。郷の最大の理解者で後見人。
坂田アキ(榊原るみ)
健の妹。郷とは相思相愛の仲。
坂田次郎 (川口英樹)
健の弟。活発で明るい小学生。
ゲスト出演
松本三郎(石橋正次)
由起子の幼なじみ。失恋して復讐の鬼になる。
小野由起子(服部妙子)
三郎の想い人。横川と婚約した。
横川浩(丸茂光紀)
大手工場の御曹司。由起子を見初めた。
山田刑事(南川直)
三郎を取り調べる。MATにも協力的。
登場怪獣(テロチルス)
【帰マン】#17「怪鳥テロチルス東京大空爆」の感想
上原正三さんには申し訳ないですが、
なんとも後味の悪い話でした。
クルーザーに乗った若者たちが亡くなったのは、
テロチルスが空から急降下したショックで
三郎の仕掛けたダイナマイトが爆発したからです。
彼は無実じゃないんですよ。
さらに由起子を人質にして立てこもりをしたので、
罪に罪を重ねています。
でも、だからといって、
最後に死なせてしまうのはどうなんでしょう。
結局、由起子の心変わりに振り回されて、
何の救いもない結末でした。
テロチルスは何のために来たのか
もうひとつ分からなかったのは、
テロチルスが東京に来た目的ですね。
地球温暖化で首都圏が暑くなっているので、
住みやすいと思ったのでしょうか。
縄張りのある悪島が噴火しそうなので、
あわてて飛んできたんですよ。
まあ、怪獣の考えることなんて、
大したことではないんでしょうが、
単なる住み替えなら無人島で十分じゃないですか。
考えすぎかも知れませんが、
三郎の負の感情(マイナスエネルギー)が、
テロチルスを引き寄せてしまったのかも知れません。
三郎が由起子を連れて立てこもったのは、
奇しくもテロチルスが作った巣の中ですから。
最初からやり直すこと
テロチルスはスペシウム光線でやられるかと思いきや、
落下して地面に激突は意外でした。
怪獣退治よりも、
男女の愛憎劇がメインになっていたので、
置いてきぼりになってしまったんですね。
工場の御曹司の横川は、
三郎に連れ去られた由起子を助けず、
どこかに行ってしまいました。
人間はやはり、
いざという時に本性が露わになるものです。
由起子はようやく三郎の心情に気づいて、
2人でやり直そうと決めましたが、
「時すでに遅し」だったんです。
テロチルスの攻撃を受けて、
三郎が瀕死の状態になってしまったからです。
「ユキちゃん、好きだよ」
由起子は何もかもを失い、
ひとりぼっちになってしまいました。
彼女は三郎の分までがんばって、
一からやり直すといいます。
いろいろあって、ようやく目が覚めたんでしょうね。
郷とアキもつまらないケンカをしてましたが、
雨降って地固まるとなりました。
『最初からやり直す』
実はリアルで精神的に辛いことがあったので、
由起子とアキが言っていたセリフが、
とても印象に残りました。
間違っても躓いても、
くじけずに生きることが大事ですよね。
ちなみに、由起子を演じた服部妙子さんは、
ウルトラマンにレーザー17話で、
喫茶店の老婦人を演じています。

素敵なお店を見て、
三郎もきっと草葉の陰で喜んでいるでしょう。
【帰マン】#17「怪鳥テロチルス東京大空爆」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

