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岩松妙香の相棒は「あんのん君」です

2022年2月22日。
今日は猫好きなら誰もが知ってる「猫の日」です。

さらに今年は寅年なので、
「スーパー猫の日」になるんですよ。

だけど。

わが愛猫のあんのん君は、
この日をお空で祝うことになりました。

先日、久々に宇宙の本を読もうと思ってページを開くと、
偶然にも北斗七星が目に入りました。

北斗七星は1年中見える星座です。

あんのん君は私たち家族をずっと見守るために、
七ツ星のひとつになったのかも知れません。

あと少しがんばってくれれば、
この「猫の日」に一緒に美味しいものを食べたり、
楽しく遊ぶことができたんですが、
彼は本当に駆け足で旅立ってしまいました。

あんのん君はたぶん、
先に天国で待っている両親や仲間と、
「スーパー猫の日」を祝いたかったんでしょうね。

私は急遽、猫ちゃんの下僕を卒業することになりました。

まだ、あんのん君からは卒業証書をもらっていませんが、
彼の16年の猫生を振り返ってみたいと思います。

目次

あんのん君のプロフィール

生年月日:2006年4月9日(推定)※桜が満開だった頃
命日:2022年2月11日 ※早咲きの梅が咲く頃
性別:男の子
猫種:МIXキジトラ白
出身地:群馬県前橋市
好きだった食べ物:モンプチ、海の味わいスープ、ビューティプロ、かつお節
好きだったテレビ:各種スポーツ中継、ダーウィンが来た!
苦手だったもの:カナブン
備考:ウルトラ怪獣に興味を持っていた

あんのん君の生い立ち

あんのん君が生まれたのは2006年です。

私が前橋市内にある電機系の大手企業で、
現場事務員(派遣)として働いていた頃でした。

自宅周辺には数匹の野良猫ちゃんが暮らしていました。

そのうちの1匹である白黒のブチ猫さんが、
あんのん君を生んでくれたんですよ。

生年月日はハッキリしていませんが、
私が会社を退職した6月頃にはよちよちしていたので、
桜が満開だった4月9日をお誕生日に決めました。

このブログの名前が「アンノン・スター」というのは、
いつまでもあんのん君と一緒にいたいからです。

彼はキジトラ白なので非常に賢く、
家族が話す言葉をほとんど理解していたんですよ。

亡くなる1か月前には、
切なそうに私を見て、何かを伝えようとしていました。

「3.11」の1か月前に家猫になる

あんのん君はしばらくの間、
野良猫さんとして暮らしていました。

私の仕事がなかなか安定しなかったので、
猫ちゃんをお迎えする経済力がなかったからです。

また彼自身も長いこと旅に出ていたりして、
自宅周辺にいない時期がけっこうあったんですよ。

とてもアクティブなあんのん君でしたが、
5歳の時、ライバル猫とケンカして後ろ足を大けがしてしまいます。

傷だらけですごい熱があったので、
知り合いが紹介してくれた動物病院に連れて行きました。

手術は無事に成功したんですが、
よほどひどい怪我だったらしく、左足に後遺症が残ってしまいました。

保護しなければ命が危ない状況だったので、
家族会議の結果、うちの子としてお迎えすることになったんです。

お金に関する不安も、
親類からの援助や、家族みんなで協力して節約することで、
どうにかクリアすることができました。

あんのん君は晴れて我が家の一員となりましたが、
それは「3.11」が起きる1カ月前のことでした。

自由を愛するあんのん君の脱走

あんのん君は家猫になってから、
見違えるように元気になりました。

食いしん坊な彼はシーバやコンボ(ドライフード)が大好きで、
いっぱい入れてもお皿がすぐに空になってしまったんですよ。

あんまりよく食べるので、
ふくよかな体形になったことがあります。

とはいえ、家猫は性に合わなかったみたいで、
実は3回も脱走されてしまいました。

ちゃんと帰ってはきたんですが、
2015年の4月の時(3回目で最後の脱走)は、
16日間も帰って来ず、体重が激減してしまったので、
本当に心配しましたね。

それ以降、彼もお外は懲りたようで、
ベランダから外を眺める以外は、
自分から出たいというアクションは起こさなくなったんですよ。

あんのん君と一緒のアイコン

あんのん君は年を取ってから食の好みもすっかり変わり、
ドライフードよりウエットフードを食べるようになりました。

モンプチはとくに好きでしたね。

私が部屋でパソコンを動かしていると、
よく侵入してきて要求鳴き(あげるまでやめなかった)されたものです。

12歳を過ぎてからは耳も遠くなり、
心臓と腎臓に持病を抱えるようになりましたが、
それでも彼はがんばってくれて、
私たちと一緒に穏やかな毎日を過ごしていました。

しかし・・・

あんのん君は2021年の秋から、
体調を崩すようになりました。

そして12月10日に、
かかりつけの獣医さんで定期診断してもらい、
「1年持てば奇跡的だ」と余命宣告された時は、
本当にショックで夜も眠れませんでした。

『あんのん君が私の前からいなくなる-』

それが現実になることを受け止めることができず、
私は病院の待合室で声を殺して泣きました。

その翌日、ココナラでプロフィールアイコン作成をお願いしました。

「あんのん君とずっと一緒にいたい」
その願いをこめたものでした。

あんのん君、虹の橋を渡る

それから2か月後の2022年2月11日-。

来てほしくないその日は、
本当に突然やってきてしまいました。

年明けには私と箱根駅伝を見て、
食事やトイレも普通にしていたあんのん君でしたが、
1月29日から激しく容体が悪化し、
わずか12日後に虹の橋を渡ってしまったんですよ。

彼はコタツの中で眠るように最期を迎えたんですが、
まったく苦しむこともなく、
誰にも迷惑をかけずに天国に旅立ったので、
本当に立派だったと思います。

あんのん君は亡くなる前日も、思うように身体が動かせないのに、
自分でトイレに行こうとしていました。

『何があっても最後まで諦めるな』
彼は身をもって、私にそれを教えてくれたんですね。

あんのん君の名前の由来

あんのん君。

とっても可愛くてユニークな名前ですが、
その由来はちょっとビックリです。

ウルトラセブンの第16話「闇に光る目」が元ネタなんですよ。
(私はセブンをはじめ、ウルトラシリーズにはまっています)

あんのん君はもともと、
トラちゃんというスタンダードな名前でした。

彼は家猫になると、押し入れの中を探検するようになりました。
そんなある日、目からビームを出しそうになったことがあったんです!

もちろん、冗談なんですが、
トラちゃんの暗い所で光っているお目目を見て、
思わず「闇に光る目」を思い出してしまいました。

この話に出てくるアンノン星人は、
目が猫ちゃんにソックリだったんです。

それ以来、トラちゃんは、
あんのん君と呼ばれるようになりました。

あんのん君はブログのサポート役

あんのん君が家猫になる前、
私は夫や娘と仲が悪く、ケンカが絶えない毎日でした。

でも、あんのん君と一緒に暮らすようになってから、
つまらないことで家族がもめることは、
ほとんどなくなったんですよ。

夫も娘も私と同じく、
猫ちゃんが大好きだったからです。

私はある時、
「あんのんは世界を平和にいたします」という川柳を詠みました。

猫ちゃんは存在そのものが愛ですからね。

あんのん君は、
我が家の平和を守り続けるウルトラニャン(護り猫)です。
本当に心から感謝しています。

あんのん君

虹の橋を渡ってから、
何故か俺は人間の言葉を喋れるようになった。
ブロガーとして未熟な妙香をサポートするぞ。

岩松妙香

ありがとね。
いい記事が書けるよう、がんばるよ!

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