【オメガ】#5「ミコとミコト」感想。友の幸せを願った心優しき怪獣

ウルトラマンオメガのオリジナルアイキャッチ画像
ミケさん

私たち猫は人間と共存できるけど、
怪獣は難しいよね。
生態が違いすぎるからなのかな・・・

あんのん君

猫は人間と同じ哺乳類だが、
怪獣はまったく別の種族だからな。
それに社会に害をなすことが多い。
共存するにはハードルがあまりにも高いんだ。

目次

【オメガ】#5「ミコとミコト」のあらすじ

ある日のこと。
コウセイがアユムにお茶を入れていると、
未配達の荷物が見つかった。
当日中に届ける品物のため、コウセイは慌ててしまうが、
ソラトが「俺が行く」という。
とある田舎町に到着したソラトは、
そこで大きなヘビを世話しているミコと出会う。
ミコは家庭の事情により、叔母のササコに引き取られていたのだ。
しかし、体調が思わしくないせいか、
ササコと打ち解ける様子を見せなかった。

おもな登場人物(敬称略)

オオキダソラト(近藤頌利)
空からやってきた宇宙人。オメガに変身して怪獣と戦う。

ホシミコウセイ(吉田晴登)
太陽倉庫で働く青年。前向きで優しい性格。

イチドウアユム(工藤綾乃)
国立自然研究センターに勤務する生物学者。

ゲスト出演

ニシキ・ミコ(土屋希乃)
ソラトが出会った少女。数カ月前に母親を亡くしていた。

ササコ(氏家恵)
ミコの叔母。体調の悪いミコを心配している。

登場怪獣(オオヘビヌシノミコト)

別名:伝説蛇獣
身長:2~100メートル
体重:100キロ~1万トン
出身地:山奥の森
操演:新井宏幸、高橋舜

【オメガ】#5「ミコとミコト」の感想

実は私、爬虫類が大の苦手なんです。

昔、田舎に住んでいた頃、
飼い猫(=茶白のトラ)がヘビを捕まえてきてしまい、
パニックで気絶しそうになりました。

自宅の庭に出てきたこともあります。

だから、ヘビの怪獣が登場すると知って、
ちゃんと視聴できるか心配だったんですが、
オオヘビヌシノミコト(=ミコト)は大丈夫でした。

かれはウルトラセブン11話に出てきたナースに似てますね。

それに鳴き声も可愛らしかったので、
ミコが気に入るのは当然だと思いました。

何事もなければ、仲良く暮らせたんでしょうが、
ミコトの主食は鉄だったんです。

農作業のバケツや廃材を食べるだけでなく、
人間の血液の中にある鉄分も吸収してしまうんですよ。

ミコの体調が良くなかったのは、
突然、慣れない環境に住むことになったからですが、
ミコトと接し続けて貧血になったからでした。

食性を変えない限り共存は難しい

いつもは明るい作風のオメガなのに、
バッドエンドの話が登場したので、
視聴者の中には戸惑った人も多かったはずです。

ちなみに武居監督が、
3年前にメイン監督を務めたウルトラマンデッカーでは、
巨大化したエレキングを小さくするという話がありました。

だからミコトも小さくすれば、
ミコと上手くやっていけるのではないかと思いましたが、
食性を変えない限り難しいんですよ。

生き物にとって、それは本当にたいへんです。

ミコトは無自覚のうちに人間の鉄分を吸収するので、
いずれ村に住む住人たちも狙われます。

遅かれ早かれ、政府はかれを駆除の対象にするでしょう。

友の幸せを願うのが本当の友情

ただ、ミコトの暴走によって、
ミコはササコに心を開くことができました。

ミコトが本当に望んでいたのは、
ミコが人間らしく、伸び伸びと暮らすことだったんです。

友だちの幸せを願うのが、本当の友情ですからね。

ひょっとして、あいつ・・・
友達を守るには、ああするしかないって思ったのかも。

引用元:ウルトラマンオメガ5話(オオキダ・ソラトのセリフ)

ソラトも分かっていました。

それにミコトは倒されたといっても、
ご遺体もなく、光となって消滅しただけなので、
もしかしたら、別の姿で再登場するかも知れません。

そうであることを願いたいです。

今回のロケ地は、
埼玉県の小川町でした。

風光明媚で素敵なところなので、
いつか遊びに行ってみたいですね。

SNS企画「コウセイの秘密の日報」その5

【オメガ】#5「ミコとミコト」の情報

本放送日:2025(令和7)年8月2日
脚本担当:本田雅也
オープニングテーマ「BRIGHT EYES」ASH
エンディングテーマ「Missing Link」MindaRyn feat. ASH
音楽:NARASAKI
監督:越知靖

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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