ミケさんウルトラの宇宙人って、個性的なヤツが多いよね。
初代マンのバルタンとか、セブンのメトロンとか。



確かにな。
敵が個性的だとバトルがぐんと盛り上がる。
今回登場したバロッサも強烈だったぞ。
【Z】#10「宇宙海賊登場!」のあらすじ
防衛隊は宇宙ロボットキングジョーを基地内に搬入した。
だが、バロッサ星人が職員の認証を操って侵入してしまう。
ユカはキングジョーを手に入れたことを喜ぶが、
イナバは人類には早すぎるかも知れないと言った。
ストレイジの指令室ではハルキとヨウコが腕相撲中。
ヘビクラは趣味の盆栽にいそしんでいた。
すると、バロッサ星人が現れてヨウコを人質に!
ゼットはハルキに「お前のかなう相手じゃない」といい、
等身大の姿で格闘をはじめる。
しかし、バロッサ星人は怪獣サータンの布で透明化。
再び指令室に現れると「キングジョーを動かせ」と、
ユカに脅しをかけるのだった。
おもな登場人物(敬称略)
ナツカワハルキ(平野宏周)
ストレイジの作戦班に所属する新人の特空機操縦士。階級は3等特尉。
ナカシマヨウコ (松田リマ)
ストレイジ作戦班班長のエースパイロット。階級は2等特尉。
オオタユカ (黒木ひかり)
ストレイジ装備研究開発班班長。階級は2等特尉。
ヘビクラショウタ(青柳尊哉)
ストレイジの隊長。階級は3等特佐。
ストレイジ整備班
イナバコジロー(橋爪淳)
班長で愛称はバコさん。階級は2等特佐。
声の出演
ウルトラマンゼット(CV:畠中祐)
M78星雲「光の国」の宇宙警備隊に所属する新人ウルトラマン。
登場怪獣と宇宙人(キングジョー、バロッサ星人)
【Z】#10「宇宙海賊登場!」の感想
バロッサのインパクトは絶大なので、
悪夢を見てうなされました。
でも「バロバロバロッサ!」という掛け声は、
ちょっとユーモラスで笑えますね。
キッズたちには怖いかも知れませんが。
バロッサは人間を意のままにすることができるので、
かなり高いスペックを持つかと思いきや、
宇宙航海技術はないんですよ。
だからペダン星人から盗んだキングジョーを、
移動手段として使っていました。
キングジョーがないと母星に帰ることもできないので、
必死だったわけです。
トゲトゲ星人の縄張り
その気持ちはわからなくもないですが、
女性を恫喝するやり方は酷いですね!
ユカは人間より怪獣や宇宙人に興味があるので、
ヨウコが人質にされた時もスルーするかと思いました。
彼女は2話でゼットに恋したヨウコについて、
「私には関係ないけどね」と言っていたからです。


しかし、あのあと、
ヨウコとの友情を深めたんでしょう。
ユカはヨウコの命には代えられないといって、
バロッサの要求に従い、キングジョーの起動スイッチを押すのでした。
鬼畜星人バロッサは用済みとばかりに、
ユカを斬ろうとしますが、
危機一髪のピンチに駆け付けたのはジャグラーでした。
ジャグラーは「人の縄張りを荒らすんじゃねえよ」といいましたが、
そりゃそうですよね。
普段はヘビクラとして指揮を執ってるわけですし。
ちなみに、ジャグラーを見たハルキは、
「トゲトゲ星人」というコミカルな渾名をつけました。
それを聞いた時、
ONEPIECEの「トゲトゲの実」を思い出しましたよ。
ユカは助けてくれたジャグラーに一目ぼれしましたが、
「解剖したい」と言ったのはすごいです。
これも彼女の愛情表現なんでしょうか。
イケオジの活躍
キングジョーを入手した防衛隊は、
若手の職員を中心に大喜びでしたが、
バコさんは難色を示します。
オーバーテクノロジーだというんです。
ペダン星人の科学力は人類の数歩先を行ってるので、
キングジョーをちゃんと使いこなせるかわからないからです。
ユカは産業革命のことを例にあげて、
大丈夫だといいましたが、
バロッサが狙うほどの代物ですから、
危険性も大いにあるでしょう。
それにしても、バロッサはしつこいヤツです。
バコさんのいるところにも乗り込んできて、
キングジョーを強奪しようとしたんですよ。
バコさんはキングジョーを動かすには、
「四角い箱の中にあるスイッチ」を押さなければダメといって、
バロッサが箱を開けようとした時に水をかけます。
そこへハルキが電撃を食らわせたので、
感電したバロッサは逃げ出しました。
バコさんが作戦に使った箱は、
昔ながらのお弁当箱だったんですが、
中身はご飯と梅干以外何もありませんでした。
イケオジは質素倹約に励んでるんですね。
ガンマフューチャーと剣の舞
今回のゼットはアルファエッジからではなく、
いきなりガンマフューチャーに変身しました。
相手が多彩な武器を持っているので、
スピードやパワーではなく、
超能力で勝負するほうがいいと思ったんですね。
バロッサとの決闘シーンは見ごたえバツグンでした。
ガンマフューチャーはゼットのタイプの中で、
もっともスタイリッシュですし、
超能力で敵を翻弄するのが最高にカッコいいんですよ。
バロッサはなかなか止めが刺せないので、
イラつきながら次々と剣を取り替えます。
終いにはヤケになって、
ガンマフューチャーに泥を投げつけるんですが、
この攻撃がなんと有効だったんです!
超能力戦士にも意外な弱点がありました。
しかもその時にかかったBGMが、
ハチャトゥリアンの「剣の舞」だったので、
なんともシュールでした。
バロッサは勝ったと思ったでしょうが、
3つのメダルを拾ったヨウコが駆け付けたことで、
形勢が一気に逆転します。
「ジャック」「ゾフィー」「ウルトラの父」のメダルを手にしたゼットは、
光輝く大剣を生み出しました。
決め技となった『M78流 竜巻閃光斬』は最高でした!!
ガンマフューチャーはゼットのタイプの中で、
もっともスタイリッシュですが、
武闘派としても一皮むけた感じですね。
でも・・・
この話にはビックリするオチがあったんです。
本当に「まさかそんな」でしたよ。
実はバロッサは卵性の種族なんですが、
1度に1万個も生むんです。
つまりあと9999匹いるわけで、
その兄弟たちがリベンジに来るかも知れないんです。
ゼット本人が言ってたことなので、
盛ってることはないでしょう。
初代マンのバルタン星人に比べれば、
まだまだ少ない方ですが、
それでもバロッサ1万匹というのは嫌ですね。
【Z】#10「宇宙海賊登場!」の情報



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