妙香、セブンがガッツ星人に捕われてしまった。
地球はこれからどうなるんだろうか・・・
肝心のセブンが戦えないんじゃ
もう、どうしようもないのかな・・・?
なんとか彼を助ける方法を見つけてほしい。
ウルトラセブン40話のあらすじ
ガッツ星人はセブンを捕らえて、
十字架のケースに閉じ込めてしまった。
そして明朝の5時21分に処刑を行うという。
夜明けまでは12時間しかなかった。
そんななか、ウルトラ警備隊では通信隊員が、
奇妙な電波をキャッチしていた。
新たな侵略者のものかと思われたが、
アマギの調査でセブンの脳からの発信とわかった。
セブンのSОSだったのだ。
だが、十字架に閉じ込められたセブンを救出するには、
マグネリュームエネルギーが必要だった。
ウルトラ警備隊(敬称略)
モロボシ・ダン(森次晃嗣)
謎の風来坊。ウルトラ警備隊に協力して隊員となる。
キリヤマ(中山昭二)
隊長。38歳にには見えない貫禄を持つ。
フルハシ(石井伊吉)
北海道出身。ウルトラ警備隊きっての武闘派。
アマギ(古谷敏)
名古屋出身。兵器開発が得意。
ソガ(阿知波信介)
九州出身。射撃の名手。
アンヌ(ひし美ゆり子)
本作のヒロイン。普段はメディカルセンターで働いている。
地球防衛軍(TDF)
タケナカ参謀(佐原健二)
マグネリュームエネルギーの合成方法を知っていた。
ゲスト出演
ナツコ(新井茂子)
フルハシの友人。アフリカ産の宝石を持っている。
ウルトラ戦士
ウルトラセブンはカッコいいですよね。
必殺技もたくさんあります!
登場怪獣(分身宇宙人ガッツ星人)
今回は新規怪獣の登場がないから、
ガッツ星人を詳しく知りたい人は、
前回の感想を読んでみてくれ。
よろしくお願いします。
ウルトラセブン40話「セブン暗殺計画(後編)」の感想
土壇場からの逆転劇が素晴らしい
一時はどうなるかと思いましたが、
正義の味方が負けるのはあり得ませんよね。
ただ、十字架の中にいたセブンは幻だったので、
ウルトラ警備隊の救出は手間取りました。
ガッツ星人は正々堂々と勝負すればいいのに、
人質作戦を使うなんで卑怯です。
分身という特技は持っていますが、
戦闘力自体はそれほどでもないんでしょう。
それにしても。
フルハシのガールフレンドのナツコが、
事件解決のカギを握っているのは驚きました。
彼女が身につけていたペンダントの宝石が、
セブンが求めていた、
マグネリュームエネルギーの原料になったんです。
そんなわけで、
彼女はガッツ星人に狙われるんですが、
宝石のニセモノをつかませることに成功しました。
セブンにとっては朝だったのも好都合でしたね。
エネルギーがフル充電できたので、
ガッツ星人を円盤ごと倒しましたよ。
想定外の事態に、
慌てふためくガッツ星人が面白かったです。
因みにダンの登場はラストシーンのみでしたが、
仲間たちに胴上げされてました。
ここで彼の正体に気づきそうなのに、
相思相愛のアンヌをはじめ、
誰にもばれないのが不思議ですね。
タケナカ参謀は化学にも通じていた
ナツコがセブン救出のカギを持っていたのは、
たまたま偶然だったので、
今回のMVPはタケナカ参謀でしょう。
水素の4個の原子を融合させて、
引用元:ウルトラセブン40話(タケナカ参謀のセリフ)
ヘリウム1原子に変化させた時に、
そのエネルギーを固定させる。
彼はマグネリュームエネルギーの合成について、
こんな風に語ったあと、
「ダイモード鉱石」が必要だと言ったんです。
それはアフリカで採れる珍しい宝石なんですが、
ナツコが現地の人からもらっていたんですね。
ご都合主義と言っては失礼なので、
「タナボタ的展開」としておきますが、
タケナカ参謀の知識がなければ、
セブンは助けられなかったでしょう。
タケナカ参謀は「ウルトラQ」の主演だった、
佐原健二さんが演じているので、昭和を代表する二枚目です。
セスナに乗った万城目淳もカッコ良かったですが、
理知的なタケナカ参謀にはしびれましたよ。
私は子供の頃、
セブンの再放送でタケナカ参謀を見て、
佐原健二さんのファンになり、
さかのぼって「ウルトラQ」にはまりました。
タケナカ参謀はこれ以降の話には長らく登場せず、
最終回に再び顔を見せますが、
彼の大きな功績があったからこそ、地球は守られたんだと思います。
ウルトラセブン40話の視聴方法
ウルトラセブンはシリーズ史上、
最高傑作と言われている作品だぞ。
バンダイチャンネルでは、
1話たったの110円で観られるから、
興味を持った人はぜひ見てほしい。
月額550円のツブイマもオススメだ!
ウルトラセブン40話の基本情報
本放送日:1968(昭和43)年7月7日
制作順:39
放送回:40
脚本担当:藤川桂介
登場怪獣、宇宙人:分身宇宙人ガッツ星人
主題歌「ウルトラセブンの歌」みすず児童合唱団、ジ・エコーズ
劇中ナレーション:浦野光
特殊技術:高野宏一
監督:飯島敏弘
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。