妙香、お前は学生時代、
職業体験学習をしたことがあるか?
実はこんど、ヒロシ所長のお嬢さんが、
TVリポーターに挑戦するらしいんだ。
私は諸事情あって、
職場体験学習をしたことはないな。
でも、ヒロシ所長のお嬢さんのチャレンジは、
全力で応援したいね!
ウルトラマンアーク20話のあらすじ
星元市では怪獣災害のない穏やかな日が続いていた。
市民たちにとっては喜ばしいことだったが、
ユウマは仕事がないため暇を持て余してしまう。
そんなユウマに石堂は「束の間の平和を楽しみましょう」と、
前向きな言葉をかけるのであった。
そんななか、星元市では中高生向けに、
各企業が協賛して職業体験のイベントを行っていた。
ヒロシの娘のツグミはTVリポーターに挑戦。
緊張しながらも懸命に取り組む様子を、
ヒロシをはじめSKIPのメンバーは温かく見守った。
だが、羅角山に古代怪獣ゴメスが出現。
SKIPは久しぶりの怪獣対策に追われることになる。
SKIPのメンバー(敬称略)
飛世ユウマ(戸塚有輝)
主人公。SKIPの新人調査員で怪獣生物学が専門。
石堂シュウ(金田昇)
地球防衛隊宇宙科学局から派遣。宇宙生物学と物理学に詳しい。
夏目リン(水谷果穂)
天才プログラマーで機械工学担当。ユウマのお姉さん的存在。
伴ヒロシ(西興一郎)
SKIP星元市分所の所長。恐竜が好きで地質学の道に進んだ。
ユピー(CV:広瀬裕也)
リンが開発したAIロボット。分離して行動できる。
ゲスト出演
伴ツグミ(三浦理奈)
ヒロシの娘。子供の頃はSKIPに入ることを夢見ていた。
乾あかり(田中日奈子)
先輩リポーター。慣れないツグミを親身にサポートする。
ウルトラ戦士
ウルトラマンアーク
オーブオリジンにどことなく似てるのと、
アークアイソードを使う時に、虹が輝くのが素敵ですね。
想像力を駆使して敵と戦います。
必殺技はアークファイナライザーです。
登場怪獣
古代怪獣ゴメス(SP)
ウルトラでは何度も出てくる常連怪獣だ。
初登場は「ウルトラQ」の第1話だぞ。
その時の個体は10メートル前後だったが、
こいつは4倍強にデカくなっている。
さらに鳴き声がまったく違うし、
反重力光線を使って飛行することもできるんだ。
ゴメスであってゴメスでない可能性があるな。
宇宙生命体スペッキオ
ゴメス(SP)に擬態していた謎の生物です。
ガラスのような見た目をしている以外は、
どこから何の目的でやってきたのか、
一切わかりません。
ただ、アークとの戦闘で疲弊したのか、
崩壊のきざしが見られるようです。
ウルトラマンアーク20話「受け継がれるもの」の感想
町はみんなで守るもの
ゴメスはウルトラ怪獣の中で最も歴史が古く、
1966年に放送された「ウルトラQ」の第1話に登場しています。
かれは学名を「ゴメテウス」といい、
天敵として原始怪鳥リトラがいるんですよ。
劇中で出てきた防衛隊の武器に、
「シトロネラアシッド」というものがありましたが、
これはリトラが口から吐く強酸で、
ゴメスの唯一の弱点でした。
「ウルトラQ」には変身ヒーローが登場しないので、
リトラの卵をふ化させてゴメスを倒しました。
SKIPと防衛隊は過去のデータを把握しています。
そこで「ゴメスにはシトロネラアシッドが有効」だと思い、
満を持して装備したんですが、
何故か羅角山頂に陣取ったゴメスには利きません。
それもそのはず、
ゴメスは宇宙生命体スペッキオが擬態した、
真っ赤なニセモノだったからです。
アークの奮闘のおかげで、
またもや星元市を守ることができましたが、
現場をリポートしたツグミは次のように言っていました。
アークは偉大なヒーローです。
でも、ヒーローだけでは平和を守ることはできない。
私たちひとりひとりが自分たちにできることを見つけ、
力を合わせることが必要なのです。
私にできること、あなたにできること。
それぞれ違うはずです。
でも、それを見つけることが平和につながると、
私は信じます。
そうなんですよね。
防衛隊が出動し、
SKIPが的確に市民を避難誘導したからこそ、
アークも安心して戦うことができました。
もし、みんながバラバラになって、
勝手な行動をしていたら、
星元市の被害は甚大になっていたはずです。
ツグミはお店の紹介は上手くできませんでしたが、
推しであるアークのことは噛まずに話せました。
彼女は報道キャスターに向いているのではないでしょうか。
ヒロシも可愛い娘の成長を見ることができて、
本当に嬉しかったと思います。
スペッキオは第2のオニキス?
ニセモノのゴメスの撃退には成功しましたが、
宇宙生命体スペッキオは気になりますね。
私はゼ・ズーが送り込んだ、
第2のオニキスのような気がするんですよ。
実はウルトラマンアークこと、ルティオンの故郷と、
ゼ・ズーのいる銀河は同じ場所なんです。
その銀河はいま恒星ソニアの肥大化によって、
滅亡寸前の危機にあり、
ゼ・ズーは他の指導者たちの反対を押し切って、
恒星ソニアの余剰エネルギーの放出を実行しようとしました。
その放出先が地球だったんです。
ゼ・ズーが作ったワームホールである、
「ゼ・ズーゲート」はアークによって封印され、
「オニキス」となって星元市に落ちました。
その封印を解こうとして、
ゼ・ズーの腹心のスイードが暗躍しましたが、
怪獣ザディーメと一緒に撃破されています。
「オニキス」はアーク最強の武器ギャラクシーアーマーとなり、
地球に迫った脅威はなくなったように思えました。
しかし、ゼ・ズーは諦めてないでしょうね。
地球を救いに行ったアークにモノゲロスを差し向け、
スイードを派遣して「オニキス」の封印を解こうとした人物なら、
第2、第3の手は必ず打ってきますよ。
まだ詳細な情報は明らかになっていないんですが、
アークでは「ガラス怪獣グラシリー」の登場が決まっています。
オニキスが宝石に関連する名前だったので、
それに近いガラスというのは興味深いですね。
グラシリーの中に第2の「ゼ・ズーゲート」が、
あるのかも知れません。
『受け継がれるもの』というサブタイは、
そういう意味なのではないでしょうか。
ウルトラマンアークの公式ツイート
来週の『ウルトラマンアーク』は!?
— ウルトラマンアーク公式 (@ultraman_series) November 30, 2024
予告 第21話「夢咲き鳥」
鬱屈とした生活を送っていたアオイの前に、赤い玉が現れた!? それは夢を叶えてくれる不思議な玉。
だが、そんな幸せを邪魔されたアオイは、恐ろしい願いを叫ぶのだった!
↙YouTubeで再生https://t.co/UezaFmB0JU#ウルトラマンアーク pic.twitter.com/jeGe2d8pgS
ウルトラマンアーク20話の基本情報
本放送日:2024(令和6)年11月30日
脚本担当:三浦有為子
登場怪獣、宇宙人:ゴメス(SP)、スペッキオ
オープニングテーマ「arc jump’n to the sky」access
エンディングテーマ「ミチカケ」ARCANA PROJECT
監督:秋武裕介
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。