
妙香、コンピュータ将棋をやったことはあるか?
最近は「AI将棋」なんてのもあるし、
なかなか手ごわそうだよな。



昔、親戚のおじさんの家でやったことがあるよ。
でも、10回やって10回負けた。
「AI将棋」っていうのは、相当強いんだろうな。
【法廷のドラゴン】第3話のあらすじ
歩田法律事務所に新たな案件が飛び込んできた。
それはなんと殺人事件であった。
民事メインに仕事をしていた竜美と虎太郎は驚く。
被告人の幹本は居酒屋で口論になった栄田を、
高台にある公園の階段から突き落としたというのだ。
だが、幹本は一貫して容疑を否認。
刑事事件の裁判は有罪確定が99.9%である。
しかも相手の検事は「東京地検のAI」と呼ばれていた。
まったく勝ち目のなさそうな裁判だが、
竜美は冷静に立ち向かうことにする。
おもな登場人物(敬称略)
歩田法律事務所
天童竜美(上白石萌音)
プロ棋士を目指していた異色の弁護士。案件や裁判を将棋に例える。
歩田虎太郎(高杉真宙)
所長。竜美の将棋好きに振り回されるが協力する。
乾利江(小林聡美)
パラリーガルであり経理担当。
天童家
天童辰夫(田辺誠一)
竜美の父親。ベテランの裁判官。
天童香澄(和久井映見)
竜美の母親。娘に弁護士になる道筋を示した。
ゲスト出演
幹本篤信(戸次重幸)
松篠建設の元社員。栄田陽人殺害の容疑者として逮捕される。
松篠妙子(入山法子)
検察側の証人。失踪した幸彦の妻。
松篠幸彦(三浦貴大)
7年前に失踪した松篠建設の専務。現社長の一人息子。
浅村市郎(野間口徹)
常に冷静沈着で「東京地検のAI」の二つ名を持つ検事。
栄田陽人(福井俊太郎)※GAG
事件の被害者。都市伝説系の動画を配信していた。
【法廷のドラゴン】第3話の感想
刑事事件は検察が描くストーリー通りに、
裁判が進んで行くといいます。
だから起訴されたら、99.9%有罪が確定なんですよ。
昔、TBSの日曜劇場のドラマタイトルにもなり、
一躍有名になりました。
つまり、よほどのことがない限り、
「被告人側には勝ち目がない」ということなんですが、
竜美はこう言って事件と向き合います。
諦めたら、そこで投了です。
確かにやる前から逃げてしまっては、
逆転することは不可能ですからね。
相手がどんなに強かろうと、
依頼人のために全力で戦うのが弁護士です。
AI検事は悪手で失敗した
相手の「東京地検のAI」は、
頭の切れそうな雰囲気を持っていましたが、
松篠妙子を証人に呼んだのが悪手でした。
彼女の証言で真犯人の存在が明らかになったんですよ。
勝率が0.1%なので、
検事との大熱戦になるかと思いきや、
あっさり勝負がついたので拍子抜けしました。
それもそのはず、
竜美のモデルは「AI超え」といわれる、
藤井聡太七冠だからです。


彼女が見つけた「使っていない駒」は、
意外な人物だったんですよ。
新たな一手が打てるのではないでしょうか
竜美の活躍のおかげで、
幹本の容疑は晴れましたが、
事件の真相は悲しいものでしたね。
被害者は動画配信のネタとして、
「セレブ・ミッシング」を扱っていたんですが、
そのターゲットが松篠幸彦だったんです。
松篠幸彦は大企業のひとり息子で、
次期社長の座に就くことを期待されていました。
でも、幸彦本人は重苦しいビジネスの世界よりも、
絵を描くことが好きでした。
このことが原因で父親とは不仲になってしまい、
メンタルを病んだ幸彦は、
置き手紙を残して失踪してしまいます。
それから7年が経過しました。
松篠家では「幸彦は亡くなった」と思って、
失踪宣告の申請をしようとします。


ところが、別の町で絵画教室を開いていた幸彦は、
栄田に見つかって、しつこく追い回されてしまったんです。
そして、事件現場の公園でもみ合っている時、
誤って被害者を突き落としてしまいました。
故意ではなかったですし、
幸彦はちゃんと自首したので、
罪は軽減されると思いますが、
世間体を気にする父親が黙ってないでしょう。
幸彦と妙子は松篠家を出て、
2人で絵画教室を営むのがいいと思います。
竜美もこんな名セリフを言いましたし。
妙子さんも、新たな一手が打てるのではないでしょうか。
【法廷のドラゴン】第3話の将棋用語
将棋の感想戦とは、対局が終わった後に、
対局者同士で互いの打ち手や指し手を振り返り、検討する時間です。
感想戦では、対局中の良い手や悪い手、
勝負の分かれ目となった手、難しい局面での着手などについて話し合います。
対局相手と教え合いながら最善手を考えることで、
将棋への理解を深めたり、棋力を高めたりすることができます。
感想戦を行うことで、次のようなメリットがあります。
- 正着や相手の考えなどがわかる
- 敗者にとっても勝者にとっても勉強になる
- 成長や意欲につながる
- 客観的に自分を見つめ直す機会を与えられる
(引用元:Google生成AIより)



感想戦は対局のあとに行うのが、
マナーとされているんですよ。
【法廷のドラゴン】第3話の基本情報
- 本放送日:2025(令和7)年1月31日
- 脚本:戸田山雅司
- 音楽:篠田大介
- エンディングテーマ:ワインディングロード(Noveibright)
- 演出:片山雄一
- 制作著作:テレビ東京、The icon



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