【法廷のドラゴン】4話あらすじと感想。アパートの契約更新解除は大家の愛犬を逃がしたから?

あんのん君

妙香、人間はいろいろとたいへんだな。
アパートには契約更新があるのか。

岩松妙香

民間の賃貸物件はそうなんだよね。
大家さんと仲良くしてないと、
突然、退去を命じられたりするんだ。

目次

【法廷のドラゴン】第4話のあらすじ

竜美と利江が「感想戦」をしていると、
事務所にガラの悪そうな男がやってきた。
2人は怖くなって萎縮してしまうが、
男は「虎太郎に用がある」と言った。
丁度そこへ、外回りをしていた虎太郎が帰ってくる。
すると男は、虎太郎と別室で1時間も話し込んだ。
実はこの男、虎太郎の中学時代の同級生の郷田だった。
郷田は矢倉荘という古アパートに住んでいたが、
大家の海老原から、次の契約更新をしないと言われていたのだ。
しかもその理由は驚くべきことに、
「海老原の愛犬・コータローが脱走したから」というものであった。

おもな登場人物(敬称略)

歩田法律事務所

天童竜美(上白石萌音)
プロ棋士を目指していた異色の弁護士。案件や裁判を将棋に例える。

歩田虎太郎(高杉真宙)※中学時代(藤原聖)
所長。竜美の将棋好きに振り回されるが協力する。

乾利江(小林聡美)
パラリーガルであり経理担当。

天童家

天童辰夫(田辺誠一)
竜美の父親。ベテランの裁判官。

天童香澄(和久井映見)
竜美の母親。娘に弁護士になる道筋を示した。

ゲスト出演


郷田福雄(稲葉友)※中学時代(越山敬達)
矢倉荘5号室住人。ある事情でアパートの契約更新を断られてしまう。

海老原徹一(ベンガル)
矢倉荘の大家。愛犬・コータローが逃げたのは郷田のせいという。

市川若菜(伊藤修子)
矢倉荘1号室住人。おしゃべり好きなパート従業員。

西岡継彦(浜田信也)
矢倉荘2号室住人。大阪から単身赴任している会社員。

光山悟史(森優作)
矢倉荘3号室住人。引きこもりのデイトレーダー。

横内紀恵(行平あい)
矢倉荘4号室住人。ヘビードリンカーの美容師。

那須晴也(青木マッチョ)※かけおち
矢倉荘7号室住人。パーソナルトレーナー。

海老原鈴子(小柳友貴美)
徹一の妻。コータローの世話は夫に任せている。

【法廷のドラゴン】第4話の感想

今回の依頼人が住んでたアパートは「矢倉荘」というんですが、
これも将棋由来の名前なんですね。

有名な「矢倉囲い」にちなんでるんです。

でも、5人の住人たちはみんな、
ひと癖ある人たちでした。

まあ、古アパートというのは、
どこに行ってもだいたい、そんな感じです。

大家さんはこういった人たちをまとめる立場ですから、
いろんな苦労もあるんじゃないでしょうか。

立ち退き要求の理由がおかしい

大家さんはこういった人たちをまとめる立場ですから、
いろんな苦労もあるんじゃないでしょうか。

とはいえ、犬が逃げたというおかしな理由で、
郷田に立ち退きを命じるのは変ですよね。

逃がしたという確実な証拠があるならともかく、
住人たちは誰もそうだとは言ってないんですよ。

そもそも、大家さんも、
カギをかけ忘れたという落ち度があるので、
その点は考慮しなければなりません。


余談ですが、2号室の住人はアビゲイルの方だったんですね。

「ハヤブサ消防団」では教団幹部の弁護士として暗躍しましたが、
その後、いろいろあって古アパートに住むことになったんでしょう。


やはり浜田信也さんの存在感はインパクトがありますね。

竜美は「矢倉荘」の住人たちの部屋番号、4.2.1.7.3から、
角換わり腰掛け銀の戦法を思いつき、
裁判では4号室の住人から証言させるよう、
虎太郎にアドバイスしました。

ところが、4号室の横内さんが、
急なトラブルで家から出られなくなり、
裁判所に到着するのが遅くなってしまいました。

虎太郎は饒舌だからという理由で、
1号室の市川さんに証言させますが、
彼女は住人たちの秘密を延々としゃべったため、
竜美の戦略は破綻してしまいました。

さらには郷田が前科持ちだったこともわかり、
雲行きは一気にあやしくなってしまいます。

郷田はコワモテだけどいい人だった

虎太郎は裁判が上手く行かなくなると、
いきつけの居酒屋に行って、
ビールと餃子を2つ頼むんですね。

竜美もそこに行って飲むんですが、
虎太郎は自分の中学時代のことを語りました。

あるテストの時、
虎太郎はクラスの意地悪な生徒から、
カンニングしたのではないかと疑われます。

しかし、真後ろの席の郷田が、
虎太郎の様子をずっと見ていたので、
カンニングはしてないと証明されたんですよ。

やってもいないことをやったって言ったら、
一生、負け犬だからな。

郷田のこのひとことは、
虎太郎の弁護士としてのポリシーになりました。

この2人の友情、いいですね。

昨今は男の子同士の絆というと、
BLになりがちですが、
このドラマでは爽やかに描いてくれました。

郷田は少年時代から正義感が強く、
傷害事件を起こした時も、
借金取りに絡まれた女性を助けたからだったんです。

そんな彼が悪いことをするはずがありません。

結局、犬を逃がしたのは、
3号室の光山だとわかりました。

光山は株の取引きに失敗して金策に困り、
大家さんが当てた宝くじの100万円を盗むために、
部屋に忍び込んだんです。

コータローは思わぬ侵入者に驚いて、
脱走してしまったんですね。

真実は意外なところにありましたが、
大家さんは郷田への誤解が解けたので、
今後は仲良くやって行くことができるでしょう。

毎回、ホッコリするエピソードが満載ですが、
酔っ払った竜美を送ってきた虎太郎が、
辰夫に「有罪」と言われたシーンは面白かったです。

【法廷のドラゴン】第4話の将棋用語

角換わり腰掛け銀

腰掛け銀は角の打ちこみを防ぎながら
攻め駒の銀と桂馬が協力しやすい優れた形です。
角を持ち駒にしているので、
駒がぶつかるとすぐに優劣がつくことが多いです。
先手から仕掛けて主導権を取りやすいので、
先手になったら先攻したいという人に向いています。

(引用元:Google生成AIより)

チビ君

角換わりは藤井聡太七冠が得意とする戦法です。
序盤で角を交換した後に、駒組みを進める指し方なんですよ。

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