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【ハヤブサ消防団】第1話あらすじと感想。亡き父の故郷で起こる謎の事件

あんのん君

妙香、池井戸作品のドラマが久しぶりに始まったぞ。
今度の舞台はのどかな田舎だ。

岩松妙香

池井戸作品といえば、
銀行とか企業のイメージが強いよね。
半沢直樹の「倍返し」は社会現象にもなった。
主人公の太郎は田舎の消防団で活躍するけど、
今までとはまったく違う展開が観れそうだね。

出典:ハヤブサ消防団第1話

三馬太郎は崖っぷちのミステリ作家だ。
彼はデビュー作で明智小五郎を受賞したが、
その後に執筆した作品はどれも不評で、
ネットで厳しい評価を受けていた。
編集担当の中山田からは励まされるが、
書けないため、ストレスが溜まる日々を送っていた。
そんなある日、太郎は一通の郵便物がキッカケで、
亡き父の故郷・ハヤブサ地区を訪れる。
放置された空き家の確認に来ただけだったが、
住民の優しさや豊かな自然に心を洗われ、
太郎は東京から引っ越すことを決意する。
しかし、太郎が住みはじめてから、
ハヤブサ地区では火災や行方不明事件など、
不穏なことが起こっていた-

目次

おもな登場人物(敬称略)

出典:ハヤブサ消防団第1話

主要人物

三馬太郎(中村倫也)※幼少期:佐藤遙灯
スランプ気味の作家。亡き父の故郷「ハヤブサ地区」に転居する。

立木彩(川口春奈)
映像ディレクター。太郎と同じく東京から「ハヤブサ地区」に移り住む。

ハヤブサ消防団

宮原郁夫(橋本じゅん)
分団長。養鶏場「宮原養鶏」の経営者。

森野洋輔(梶原善)
副分団長。町役場の土木課に勤めている。

山原賢作(生瀬勝久)
部長。林業メーカー「山原林業」の社長。

徳田省吾(岡部たかし)
班長。呉服店「一徳堂」の二代目店主。

藤本勘介(満島真之介)※幼少期:加藤翔太
「八百万工務店」勤務。年が近いため太郎とすぐに打ち解ける。

賀来武彦(福田転球)
協力団員。酒飲みの憩いの場「居酒屋サンカク」の店主。

ハヤブサ地区の関係者

江西佑空(麿赤兒)
禅寺「隋明寺」の住職。住民たちからの人望も厚い。

野々山映子(村岡希美)
住民のひとり。怪しい雰囲気を漂わせる女性。

山原浩喜(一ノ瀬ワタル)
ハヤブサ地区に住む札つきのワル。太郎には親切にしていた。

その他の人物

真鍋明光(古川雄大)
「ルミナスソーラー」の営業マン。ハヤブサ地区を回っている。

中山田洋(山本耕史)
東京にある出版社「草英社」の編集者。太郎の担当。

ゲスト出演

波川志津雄(大和田獏)
ハヤブサ地区の優しい住民。幼少期の太郎を覚えていた。

ハヤブサ消防団第1話の感想

出典:ハヤブサ消防団第1話

人の好い住民が多いのに・・・

池井戸作品と言えば、
TBSの日曜劇場というイメージがありますが、
「ハヤブサ消防団」はテレビ朝日で制作されました。

しかも、きらびやかな都会ではなく、
山奥の田舎町が舞台なんです。

半沢直樹や下町ロケットなど、
銀行や企業再生をテーマにした作品ばかりでは、
視聴者にも飽きられてしまうので、
思い切ったイメージチェンジを図ったんでしょうね。

TBSの池井戸作品は、
かなり濃い目の演出が多かったんですが、
ハヤブサ消防団はあっさりとして、
くせのない仕上がりになっています。

住民もいい人ばかりです。

太郎が最初に会った浪川は、
目的地までの道案内をしてくれましたし、
消防団の勘介もさっそく友達になってくれました。

他の消防団のメンバーも、
少し圧が強いところはありましたが、
よそ者の太郎を素直に歓迎します。

明智小五郎賞を獲った作家が、
ハヤブサ地区のような田舎に住んでくれたことが、
嬉しくて仕方ないんですね。

優しい住民たちと、
豊かな自然に囲まれたハヤブサ地区は、
都会に生きる太郎にとって、
絶好の癒しの場所のはずでした。

ところが・・・

太郎が最初に会った浪川の家が火災に見舞われ、
浪川は妻の実家に行くことになったんですよ。

消防団の話によると、
ハヤブサ地区での火災は今年に入ってから、
3件も発生しているといいます。

漏電火災の可能性もありましたが、
不審人物による放火の可能性もあるんです。

さらに太郎に野菜を分けてくれた浩喜が、
川で溺死してしまいました。

田舎というのは良さげに見えて、
けっこう闇が深いところがあるんですよね。

金田一少年の事件簿では、
「犯人はこの中にいる!」という決めセリフがありましたが、
狭いハヤブサ地区の中で、
誰かが暗躍してるのは間違いないでしょう。

ロケ地は群馬県富岡市と下仁田町

何やらホラーな展開になって来ましたが、
いつもとは一味違う池井戸作品も面白いですね。

ドラマの枠からいって、
怖い描写はたぶんないでしょうし、
新感覚の謎解きとして楽しめると思います。

ハヤブサ消防団はロケ地もいいんですよ。

前作「ケイジとケンジ、時々ハンジ」では、
群馬県前橋市が使われましたが、
今作では富岡市と下仁田町が使われています!

太郎がソフトクリームを食べていたのは、
道の駅「しもにた」です。

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