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【ハヤブサ消防団】第8話あらすじと感想。隋明寺の住職は聖母アビゲイルの義兄

あんのん君

妙香、謎の女こと山原展子は、
アビゲイルの創始者だったんだな。
100日も山の中を歩いたとは、
想像を絶する修行だぜ。

岩松妙香

彼女の生い立ちは不幸そのものだから、
自分の存在意義を見つけたかったんだよ。
でも、なんでアビゲイルは、
危ないカルトに変わってしまったんだろう・・・?

出典:ハヤブサ消防団第8話

東京からハヤブサに戻った太郎と消防団のメンバーは、
たくさんの人々で溢れかえる町を見て驚く。
彩の様子が気になった太郎は彼女の家に急ぐが、
そこに待ち受けていたのはアビゲイルの杉森と、
ルミナスソーラーの真鍋であった。
彩はハヤブサに来てからも信仰を捨ててなかったのだ。
ハヤブサに来た人々はただの観光客ではなく、
彼らの「聖地」に移住するためにやってきたのだった。
太郎は彩に「全部ウソだったんですか」と聞くが、
彩は彼をアビゲイルに勧誘しようとする-

目次

おもな登場人物(敬称略)

出典:ハヤブサ消防団第8話

主要人物

三馬太郎(中村倫也)※幼少期:佐藤遙灯
スランプ気味の作家。亡き父の故郷「ハヤブサ地区」に転居する。

立木彩(川口春奈)
映像ディレクター。太郎と同じく東京から「ハヤブサ地区」に移り住む。

ハヤブサ消防団

宮原郁夫(橋本じゅん)
分団長。養鶏場「宮原養鶏」の経営者。

森野洋輔(梶原善)
副分団長。町役場の土木課に勤めている。

山原賢作(生瀬勝久)
部長。林業メーカー「山原林業」の社長。

藤本勘介(満島真之介)※幼少期:加藤翔太
「八百万工務店」勤務。年が近いため太郎とすぐに打ち解ける。

賀来武彦(福田転球)
協力団員。酒飲みの憩いの場「居酒屋サンカク」の店主。

ハヤブサ地区の関係者

江西佑空(麿赤兒)
禅寺「隋明寺」の住職。住民たちからの人望も厚い。

賀来好恵(氏家恵)
武彦の妻で「居酒屋サンカク」の女将。

聖母アビゲイル教団

滝川明日花(金澤美穂)※回想
彩の高校時代からの友人。脱会を希望したため亡くなってしまう。

高斎道春(森下創)
「旧アビゲイル騎士団」の代表。彩に「聖母の魂を受け継ぐ者かも知れない」と告げた。

真鍋明光(古川雄大)
「ルミナスソーラー」の営業マン。一連の放火事件の黒幕。

杉森登(浜田信也)
「聖母アビゲイル教団」の代表。顧問弁護士も兼任している。

山原展子(小林涼子)
太郎の家にあった写真の女性。実は「聖母アビゲイル」だった。

その他の人物

中山田洋(山本耕史)
東京にある出版社「草英社」の編集者。太郎の担当。

村岡信蔵(金田明夫)
八百万町の町長。賢作たちの同級生。

山原勝(大村わたる)
賢作の甥。村岡の秘書を務めている。

ゲスト出演

西山庄之助(佐々木梅治)
川原呉服店の店主。太郎らに展子は金貸しの江西忠男に引き取られたと教える。

西山敏子(塚田美津代)
庄之助の妻。展子は江西の息子・佑空が親代わりとなって育てたと語る。

ハヤブサ消防団第8話の感想

出典:ハヤブサ消防団第8話

山原展子の不幸すぎる生い立ち

いや、ビックリしましたね。

何かにつけて太郎に協力していた江西住職が、
アビゲイル側の人だったんですよ。

江西住職はシャクナゲを持った女性・山原展子の義兄で、
義理の両親にいじめられる彼女を庇い、
親代わりとなって育てた人でした。

大人になった展子は自分の存在意義について、
深く考えるようになりました。

妾の子として生まれ、母は幼少期に目の前で自殺。

さらに養子先でも酷い目にあったんですから、
「私は何のために生まれてきたのか」と思うのは、
人間としてごく当たり前のことです。

展子はその答えを見つけるために、
ハヤブサの山の中をひたすら歩きました。

そして100日目となった時、
彼女は自然と一体化できたんです。

小高い丘の上から美しい夕陽を眺め、
「円の中にこの世の心理がある」と悟りました。

そして彼女は同じ力を持つ高斎道春とともに、
「循環する円環構造」を教義とした、
「アビゲイル騎士団」を立ち上げます。

彼女は多くの信者たちの不幸を癒し、
「聖母」として崇められましたが、
教義の一部には不穏な文章があったんですよ。

円の調和を乱す者にはシャクナゲで警告し、
さらに従わぬ者には鉄槌を下す-

展子はアビゲイルのトップに昇り詰めましたが、
本当の意味での幸せはつかめていなかったんでしょうね。

もし、彼女が幸せだったら、
「鉄槌を下す」という怖い文章を、
アビゲイルの教義に入れたりしませんから。

江西ではなく杉森がラスボスでは?

因みにアビゲイルとは、
ヘブライ語の「אֲבִיגָיִל (‘Avigayil)」に由来し、
神は喜んでいるという意味です。

その名前と「円環構造」の教義は悪くないですが、
脱会しようとした信者を死なせたり、
ハヤブサで事件を起こすのは間違っています。

新興宗教のダメなところは、
利己主義で人の迷惑を考えない所ですね。

限界集落になりつつあるハヤブサに遊びに来て、
町の活性化に協力してくれるのは大歓迎です。

でも、移住して新しいユートピアを作るというのは、
宇宙人が地球侵略するようなものですよ。

江西はアビゲイルを歓迎するといいましたが、
本当に敵なのかまだわかりません。

どう考えても杉森のほうがラスボス感がありますし、
彼は12人の信者が亡くなる事件にも、
深く関わっているんじゃないでしょうか。

もっと突っ込んで言うと、
おとなしい宗教団体だったアビゲイルを、
杉森が危ないカルトに変えた可能性がありますね。

前橋ロケが行われたのは市のマークが丸だから

第8話では前橋の弁天通り商店街が、
ロケ地として使われました。

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