【ウルトラマンアーク】18話「アーク協力要請」あらすじと感想。ユウマの正体が気づかれてしまう?!

あんのん君

妙香、幽体怪獣は本当にウザいな。
次から次に出て来るんじゃ、
アークもたいへんだぜ。

岩松妙香

ヘルナラクは本気で地球に、
自分の幕府を作るつもりなんだね。
おとなしく魔界にいればいいのに。

目次

【ウルトラマンアーク】18話「アーク協力要請」のあらすじ

アークが一掃したはずのタガヌラーが星元市に現れた。
石堂はアークを援護するため、
防衛隊と協力して音響兵器で応戦。
アークはギャラクシーアーマーで勝利する。
そんななか、リンは多次元宇宙論について調べていた。
しかし基礎理論の段階であるため、
地道な検証が必要だった。
幽体怪獣が通る次元の裂け目は、
10日前からいちだんと大きくなっていた。
石堂はタガヌラーの侵攻状況を推理し、
敵が「自分たちが疲弊することを狙っている」と考える。
そこで彼はとっておきの作戦を思いつくのだった。

SKIPのメンバー(敬称略)

飛世ユウマ(戸塚有輝)
主人公。SKIPの新人調査員で怪獣生物学が専門。

石堂シュウ(金田昇)
地球防衛隊宇宙科学局から派遣。宇宙生物学と物理学に詳しい。

夏目リン(水谷果穂)
天才プログラマーで機械工学担当。ユウマのお姉さん的存在。

伴ヒロシ(西興一郎)
SKIP星元市分所の所長。恐竜が好きで地質学の道に進んだ。

ユピー(CV:広瀬裕也)
リンが開発したAIロボット。分離して行動できる。

登場怪獣(ヘルナラク、バザンガ、タガヌラー)

別名:冥府闇将軍獣
身長:67メートル
体重:測定不能
出身地:魔界
スーツアクター:桑原義樹

別名:宇宙甲殻怪獣
身長:51メートル
体重:26000トン
出身地:魔界
スーツアクター:新井宏幸

別名:甲虫怪獣
身長:60メートル
体重:50000トン
出現地:魔界
スーツアクター:高橋舜

【ウルトラマンアーク】18話「アーク協力要請」の感想

宇宙侍ザンギルとの邂逅で、
「斬鬼流星剣」を取得したアークは、
空を覆いつくすタガヌラーを一掃しました。

ところが・・・

懲りないヘルナラクは、
少数のタガヌラーを再び送り込み、
アークやSKIPを疲れさせる作戦に出たんです。

ヘルナラクは将軍を名乗るだけあって、
かなり知能が高いみたいですね。

そこで石堂が考えたのが、
アークと協力して敵をやっつける作戦でした。

アークの最凶の鎧であるギャラクシーアーマーは、
「オニキス」のエネルギーによって出来たものです。

科学宇宙局は「オニキス」を研究している途中で、
『オニキシウム粒子』を発見していました。

その物質は別次元に干渉できる力を持つので、
上手くいけば次元の裂け目をふさぐことができます。

SKIPはアークに協力をお願いすることにしたんですが、
ユウマは仲間たちに正体がばれないか、
ヒヤヒヤしてしまいました。

でも、所長のヒロシは気づかなかったようで、
メンバーそれぞれに的確な指示を出します。

リンとユピーも大丈夫でしたが、
石堂はなんとなく気づいていた節がありましたね。

ユウマの書いた手紙が面白い

ユウマはアークと対話する言葉を考えることになりました。

それはなんと、
拝啓ではじまる丁寧な手紙だったんですよ。

そもそもユウマはアークと一心同体なので、
普通に話せばすむことなんですが、
みんなにバレないように手紙を書いたんでしょう。

ユウマの必死さが可愛くて、
思わずクスッと笑ってしまいました。

別の地球にいた人は

ウルトラシリーズは物語上のつじつまを合わせるために、
「マルチバース」という考え方を取り入れています。

ヘルナラクの侵攻を防ごうとしたアークは、
次元の裂け目に飛び込んで、
別世界の地球に行ってしまったんですよ。

気絶したユウマが目を覚ますと、
そこは「星元市」によく似た「星下市」という町でした。

実体を現わしたヘルナラクが市街地で暴れ、
犬型のロボット(アースガロン)が迎え撃っていたんです。

ユウマは両者の戦いに巻き込まれそうになりましたが、
すんでのところで誰かに救われました。

防衛隊の服を着たその人は、
驚いたことに石堂にソックリだったんですよ!

劇中でリンが「多元宇宙論」について調べていました。

難しそうに思えますが、
実はとても簡単で素敵な仮説なんです。

私が愛読する筒井康隆さんの短編にも、
「多元宇宙論」の話があるので、一部を引用しますね。

我々の住んでいるこの世界は、
たくさんのタテ糸とヨコ糸とで織られている。
そのヨコ糸が時間とすると、
タテ糸は、別の世界だ。
他の空間にある、別の宇宙なのである。
そして、どの宇宙にも地球があり、あなたがいる。
無限に近いほど、数多くのあなたが・・・
これが、多元宇宙という考え方だ。
隣り合った2本のタテ糸は、よく似ている。
ちょうど隣り合った時間―ヨコ糸同士がよく似ているように・・・
隣り合った2本のタテ糸の中にいる二人のあなたは、やはりよく似ている。
だが、20本―30本―
そして100本以上離れたタテ糸の中にいるあなたは?
そこにいるあなたは大臣や発明家なのかもしれない。

筒井康隆さんは「多元宇宙論」を、
一枚の布に例えて説明しましたが、
これは本当に興味深かったです。

ユウマが行った別の地球は、
アークのいる世界とそう遠くないので、
石堂のソックリさんが防衛隊にいたんでしょうね。

次回はいよいよブレーザーとの共闘なので、
どんな戦いになるのか楽しみにしています!

【ウルトラマンアーク】18話「アーク協力要請」の基本情報

  • 本放送日:2024(令和6)年11月16日
  • 脚本担当:足木淳一郎
  • 登場怪獣、宇宙人:ヘルナラク、バザンガ、タガヌラー
  • オープニングテーマ「arc jump’n to the sky」access
  • エンディングテーマ「ミチカケ」ARCANA PROJECT
  • 監督:武居正能
あんのん君

最後まで読んでくれて、ありがとな。

岩松妙香

またのご訪問をお待ちしています。

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