ミケさん巨大隕石が地球に接近してる。
正体はどうやら宇宙怪獣みたい!
あんのん君ガラモンに引き続きか・・・
最近やたらと多いのは気になるな。
宇宙怪獣は地球産とはレベルが違うから、
厳しい戦いになるかも知れない。
宇宙から飛来する隕石に対抗すべく、奔走するSKaRD。
引用元:ウルトラマンブレーザー第11話(予告ナレーション)
しかしそれはかつてない驚異の前触れでしかなかった。
新たな敵を前にブレーザーはいかなる判断を下すのか。
次回『ウルトラマンブレーザー』
「エスケープ」
隕石が開くとき、破滅が顔を覗かせる。
【ブレーザー】#11「エスケープ」のあらすじ
巨大な隕石が地球に接近していた。
防衛隊は宇宙怪獣だと判断し、ミサイルで迎撃する。
しかし、まったく通用しなかった。
ゲントはアンリとアースガロンに乗って出撃し、
隕石に向かって多目的レーザーを放つ。
だが、隕石は難なくかわしてしまった。
隕石の正体は怪獣ゲバルガだったのだ。
アースガロンは近接戦闘で有利に戦いを進めるが、
ゲバルガの電磁パルス攻撃で制御不能になってしまう。
窮地に陥ったゲントはブレーザーに変身するのだった。
SKaRDのメンバー(敬称略)
ヒルマ・ゲント(蕨野友也)
隊長。ここぞの時の決め台詞は「俺が行く」
アオべ・エミ(搗宮姫奈)
本作のヒロイン。МITを17歳で卒業した天才。
ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
副隊長兼作戦参謀を務める。階級は1等特尉。
ミナミ・アンリ(内藤好美)
工学学校からの叩き上げ。階級は2等特尉。
バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
元木更津基地輸送機部隊のパイロット。階級は3等特尉。
GGF日本支部
ハルノ・レツ(加藤雅也)
参謀長。SKaRDの作戦失敗に怒りをにじませた。
源川稔(川野太郎)
防衛隊の幹部。ハルノの上官で高圧的な態度を取る。
登場怪獣(ゲバルガ)
【ブレーザー】#11「エスケープ」の感想
今回は観ていて辛かったです。
ゲバルガはニジカガチ以上に気持ち悪いですし、
ブレーザー・SKaRD・防衛隊は敗北ですからね・・・
デッカーと違ってインナースペースがないので、
2人の様子がわからないんですが、
正反対の主張をして反発しあっているんですよ。
戦いたいゲントと、撤退したいブレーザー。
2人の意見が一致しない限り、
強敵のゲバルガに勝つことはできません。
6話「侵略のオーロラ」までは、
ブレーザーの意思が出てこなかったので、
何も迷うことなく敵を倒せました。

ゲントの中にいるブレーザーの意思が出てきたのは、
9話「オトノホシ」の時からですが、
ニジカガチ戦でもその兆候はありましたね。

ニジカガチと戦った時、
ブレーザーは虹光線の直撃を受けそうになりました。
その時、変身解除してゲントを助けたんです。
彼はバザンガとの初戦で、
野性味あふれる戦い方をしましたし、
狩りをする種族ということなので、
アグレッシブ(攻撃的)なウルトラマンだと思ってました。
でも、それはゲントの性格だったんです。
名将は引き際を知る
ブレーザーの性格はクレバー(賢い)で、
とても慎重なんですよ。
見た目はものすごくワイルドですが、
その冷静さは銀河英雄伝説のラインハルトみたいです。
銀河帝国軍元帥のラインハルトは、
自由惑星同盟軍と雌雄を決するバーミリオン会戦の前に、
厳しい情勢になることを予想して、こんな言葉を残しました。
名将というものは、
引用元:銀河英雄伝説OVA第50話(ラインハルトのセリフ)
引くべき時期と逃げる方法とをわきまえた者のみに、
与えられる呼称だ。
進む事と戦う事しか知らぬ猛獣は、
猟師の引き立て役にしかなれん。
また、グーグルの検索AIは
名将についてこのように解説しました。
名将は「戦局を読む判断力」「相手の出方を読む洞察力」、
「引き際を知る力を持つ」と言われています。
戦国時代の武将の活躍や苦悩は、
戦とは無縁の現代においても熱く語り継がれています。
その理由のひとつとして、
名将は「引き際を知る力を持っていたことがある」と考えられています。
勝てない戦いを無理に続ければ、間違いなく命を落とします。
だから、名将は負けを悟ると、
いさぎよく戦場を離脱したんですよ。
戦いに絶対はないので、
不利になったら態勢を立て直し、
万全を期して再戦に臨むしかありません。
ブレーザーはニジカガチ戦で一度撤退し、
SKaRDとの連携で逆転勝利することができました。
そして新たな技「レインボー光輪」を手に入れたんです。
軍人のゲントにしてみれば、
ブレーザーの慎重さにはイライラしっぱなしでしょうが、
何事も「命あっての物種」ですよね。
狩りというのは獲物の命をいただくことなので、
ブレーザーは命の大切さを誰よりもわかっています。
ゲントにはサトコさんとジュンくんという、
大切な家族がいますから、
無謀な戦いで死ぬわけにはいかないんです。
ブレーザーはそのことを教えていると思うんですよ。
ゲバルガに勝つにはチルソナイトソードが必要
武居監督が担当した回だったので、
ゲバルガがスフィアザウルスに見えました。
電磁パルス攻撃は本当に厄介で、
昨年のデッカーの時も、
ナースデッセイ号が機能停止になっています。
ゲバルガの防御力はすごいです。
でも、腹にある3つの目玉が弱点だと思うんですよね。
通じるかどうかはわかりませんが、
アースガロンがアースファイヤで目玉を潰していれば、
勝機があったかも知れません。
ゲバルガは丸まってしまうと、
まったく手の打ちようがないですから、
防御が弱そうな腹を狙ってみるのがいいでしょう。
さて、次回はチルソナイトソードが登場しますが、
放送のある9月30日は、ちょうど発売日になります。

デッカーのウルトラデュアルソードもカッコ良かったですが
こちらの日本刀みたいなデザインも素敵です!
気になったのは「ガラダマ雷鳴剣」というネーミングですね。
ガラダマとは隕石怪獣ガラモンが入っていた、
チルソナイト鉱石のことです。
アースガロンの中で気絶したアンリのもとに、
「ツクシのおじさん」が出てくるんでしょうか?
ツクシホウイチは悪い異星人じゃないですし、
友人のアンリが窮地に陥ったので、
もしかしたら、助けてくれるのかも知れません。
実際の電磁パルスにはアルミホイルが有効だといいます。
チルソナイトは金属なので、ゲバルガが嫌う物質なんでしょうね。
あと、ラスボス感のあるハルノ参謀長ですが、
彼にも苦手な人物がいるのは驚きました。
【ブレーザー】#11「エスケープ」の情報
ミケさん最後まで読んでくれて、ありがとう。
あんのん君またの来訪を待っているぞ。

