
妙香、ヴァラロンは月に墜落したが、
クレーターに何かを作っているらしい。
あれはいったい何なんだろう?



ヤツは爆弾怪獣だから、
爆発物を埋め込んでいるんじゃないかな。
最悪の場合、月の軌道が変わるかもしれない。
それだけは絶対に阻止しないと!
月面に到達したサード・ウェイブ、
宇宙爆弾怪獣ヴァラロン。
これを撃滅せんと、それぞれの決意と覚悟を胸に、
戦士達は宇宙へと飛び立つ。
次回『ウルトラマンブレーザー』
「第3波接近襲来」
生きて、再び大地を踏むことができるか。
(ウルトラマンブレーザー24話予告ナレーション)
【ウルトラマンブレーザー】24話「第3波接近襲来」のあらすじ


宇宙爆弾怪獣ヴァラロンは月に爆弾を設置していた。
その爆発の規模はすさまじいものだったが、
ヴァラロンは休むことなく爆弾を埋め込んで行く。
SKaRDはこれを撃滅すべく、アースガロンMod.4で出撃。
ゲントをはじめ、テルアキ、アンリ、ヤスノブが乗り込み、
エミが「V99」調査のため、地上に残るという総力戦だった。
宇宙に飛び立ったアースガロンは、
空中からヴァラロンをレーザー攻撃するが、
防衛隊司令部に現れたドバシ・ユウは、
月面でヴァラロンと戦うことを命令する。
だが、有機爆弾が至近距離で爆発してしまい。
アースガロンは行動不能になってしまう。
満身創痍のゲントは無理を承知でブレーザーに変身。
しかし、圧倒的な力を誇るヴァラロンには敵わなかった。
SKaRDのメンバー(敬称略)
ヒルマ・ゲント(蕨野友也)
隊長。ここぞの時の決め台詞は「俺が行く」
アオべ・エミ(搗宮姫奈)
本作のヒロイン。МITを17歳で卒業した天才。
ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
副隊長兼作戦参謀を務める。階級は1等特尉。
ミナミ・アンリ(内藤好美)
工学学校からの叩き上げ。階級は2等特尉。
バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
元木更津基地輸送機部隊のパイロット。階級は3等特尉。
アーくん(石田彰)
アースガロンのAI音声。穏やかで礼儀正しい。
GGF日本支部
源川稔(川野太郎)
防衛隊の幹部。突然現れたドバシに対して複雑な表情を見せる。
ドバシ・ユウ(寺田農)
元日本支部長官。宇宙装備研究所第66実験室の責任者。
ゲスト出演
ハルノ・レツ(加藤雅也)
SKaRDの攻撃妨害の責任を取って、参謀長を解任された。
ヒルマ・サトコ(岡野真也)
ゲントの妻。防衛隊として出勤する夫を送り出す。
ヒルマ・ジュン(岩川晴)
ゲントの長男。早起きして父親の見送りをしたいと言う。
登場怪獣(ヴァラロン・第1形態)
【ウルトラマンブレーザー】24話「第3波接近襲来」の感想


ヴァラロンが強いとは知っていましたが、
ブレーザーとSKaRDは完膚なきまでにやられてしまいました。
防衛側は不利な要素が重なっていたんです。
ドバシ・ユウは獅子身中の虫
ブレーザーとゲントは歴戦の疲れでボロボロでしたし、
アースガロンは的確な攻撃をしていたのに、
ドバシ・ユウが月面に降りろと指示したんですよ。
相手は爆弾を使う怪獣なんですから、
空中から攻撃するのが最適解じゃないですか。
それなのに「月面で戦え」というのは、
「お前たちは壊滅しろ」と」言ってるのと同じです。
私はいままで、ハルノ参謀長が黒幕だと思っていました。
でも、本当のヴィランはドバシ・ユウだったんですね。
彼はエミから奪い取った、
「アオベタツキの日記」を焼却処分しようとしてました。
あの日記には間違いなく、
「V99」の正体とヴァラロンの弱点が書かれてるからでしょう。
気になるのは3年前に起きた第66実験室の爆発事故の時、
ゲントがドバシ・ユウを警護していたことです。
ドバシ・ユウは三国志の司馬懿のように、
たいへんに老獪な人物なので、
温和な人物のフリをしてゲントを騙していたんですよ。
ドバシ・ユウは自分の野心のために、
「V99」を利用しているのではないでしょうか。
何がやりたいのかは不明ですが、
人類にとって危険なことに違いありません。
いずれにしても、防衛隊のトップが獅子身中の虫では、
戦いが本当にやりにくいです。
勝利のカギを握るのはハルノ・レツ
ドラマブログの感想で考察がはずれるのはよくあります。
書き手としては残念ですが、
予想を大きく上回る展開というのはいいですね。
私はハルノさんに謝ります。
いままでずっと黒幕じゃないかと言っていたんですが、
それは大きな間違いでした。
本当にごめんなさい!
でも、ハルノさんの行動は意味深なものが多く、
ブレーザーを良く思ってない節もあったので、
単純思考の私は勘違いしてしまったんですよ。
ドバシ・ユウのSPはハルノさんの側近でした。
焼却されそうになった「アオベタツキの日記」は、
SPのおかげで無事に回収され、ハルノさんの元に届けられます。
ヴァラロンに完敗したブレーザーとSKaRDですが、
彼らを窮地を救うのはハルノさんです。
演者の加藤雅也さんが、
「役柄については多くを語れない」とおっしゃっていたのは、
最終回で勝利のキッカケを作るキーパーソンだからですね。
ブレーザーのオープニングでは、
ゲントたちの履歴書が出てくるんですが、
何故かハルノさんだけはありません。
もしかしたら彼、外星人なのかも知れませんね。
外星人と言っても地球に悪意を持つ種族ではなく、
地球の危機を知らせにきたんじゃないでしょうか。
SKaRDを結成し、アースガロンを作ったのも、
「V99」の侵攻から地球を守るためなんです。
ハルノさんがブレーザーを良く思わなかったのは、
ドバシ・ユウを欺くためにそうしていたんですよ。
アースガロン単独での戦果は少なくても、
ブレーザーのおかげでSKaRDは勝っていたので、
それはちゃんとわかっているはずです。
あと1話で終わってしまうのは本当に寂しいですが、
ブレーザーの逆転勝利を信じて、
長い長い1週間を待つことにします。
【ウルトラマンブレーザー】24話「第3波接近襲来」の基本情報
- 本放送日:2024(令和6)年1月13日
- 脚本担当:小柳啓伍
- 登場怪獣、宇宙人:ヴァラロン
- オープニングテーマ「僕らのスペクトラ」きだたにひろし
- エンディングテーマ「Brave Blazar」MindaRyn
- 予告ナレーション:吉本元喜
- 監督:田口清隆



最後まで読んでくれて、ありがとな。



またのご訪問をお待ちしています。